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こんにちは。武田です。

皆さんは芝居を観て、「不思議な話だったなぁ」と思う事はありませんか?

心を打つ良い話でもなく、はらわたが煮えくり返るようなひどい話でもなく、不思議な話。

そんな芝居を観てしまったら最後、かなり長い時間をその作品といっしょに生きていくことになります。

「あれはなんだったんだろうか」と食事をしながら思い出し、「ひょっとしてあれはメタファー!?」と寝る前に思いつき、眠れなくなったりもする。とにかく思考の隙間に入り込んで、事あるごとに顔を出すようになります。

それはもやもやと心の中に溜まりこんで、不安に駆られるような、それでいて不思議と心地良いような、何とも言えない気持ちにさせられます。

 

まるで思い出せそうで思い出せない鼻歌が頭の中を何度もリフレインするような。

ワンフレーズがいつまでも頭にこびりつき、いつの間にか自分の一部になってしまうような。

 

いずれにせよ、僕はそんな感覚、嫌いじゃない。

 

 

今回紹介するのはそんな作品。煽情的で濃厚なセリフと歌詞で唯一無二の世界観を持つ妙ージカル。FUKAIPRODUCE羽衣です。

 

FUKAIPRODUCE羽衣

「愛死に」

プロデュース 深井順子
作・演出・音楽 糸井幸之介

愛死に

 

 

【ストーリー】

2010年”芸劇eyes”で話題を呼んだ「愛死に」。7年ぶりの再演!
2010年に東京芸術劇場の“芸劇eyes”枠の中で初演され、話題を呼んだ作品を7年ぶりに再演いたします。
初演時は、身体的負荷の高いパフォーマンスと、密度の高い演出で強い印象を残す作品として評判となりました。

深夜、池袋の劇場に忍びこんだ一組のカップル。舞台には、組みかけの装置が無造作に置かれている。そこへ、亡霊たちが彷徨いだし、男と女の愛と孤独が満ちていく―

いじましい現代人の愛の示し方を歌にし、極めて現代的ではない手法で高らかに歌い上げる〝妙―ジカル”。

 

【キャスト】

深井順子
鯉和鮎美
高橋義和
澤田慎司
キムユス
新部聖子
岡本陽介
浅川千絵
平井寛人
(以上、FUKAIPRODUCE羽衣)

伊藤昌子
榊原毅
野上絹代(FAIFAI/三月企画)
山森大輔(文学座)
荒木知佳

 

【スタッフ】

【プロデュース】深井順子
【作・演出・音楽】糸井幸之介
【振付】木皮 成
【舞台監督】上嶋倫子(至福団)
【照明】松本永(eimatsumoto Co.Ltd)
【音響】佐藤こうじ(Sugar Sound)
【舞台美術】カミイケタクヤ
【衣装】小松陽佳留
【ヘアメイク】梶田キョウコ(レサンクサンス)
【制作】坂田厚子 林弥生 大石丈太郎

 

【日時】

6月8日(木)19:00♦
6月9日(金)19:00♦
6月10日(土)14:00♦/19:00♦
6月11日(日)14:00♦
6月12日(月)19:00♦
6月14日(水)19:00
6月15日(木)14:00/19:00
6月16日(金)19:00
6月17日(土)14:00/19:00
6月18日(日)14:00

※♦ 前半日程割引 詳しくは料金表へ
※当日券の販売は開演の40分前
※開場は開演の30分前を予定しております
※上演時間は100分を予定しています。

 

【会場】

東京芸術劇場 シアターイースト

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1

JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結しています。

 

【料金】

一般
前売 3,800円 当日 4,000円

前半日程割引 (6月8日~12日まで)
3,500円

U-25 (年齢を確認できるものをお持ちください)
2,500円

さいふにやさシート (各回枚数限定 当日引換券 やや見づらいお席になる可能性がございます)
2,000円

 

【予約】

劇団フォーム

・ローソンチケット
Lコード:38080
0570-084-003
0570-000-407(オペレーター対応)
ローソン・ミニストップ店頭Loppi

東京芸術劇場ボックスオフィス
劇場窓口 営業時間 10:00~19:00(休館日を除く)
電話  0570-010-296 営業時間 10:00~19:00(休館日を除く)

・チケットぴあ
Pコード:458-817
0570-02-9999

 

 

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………

初演版「愛死に」は観劇三昧で配信中です。

上演は2010年。7年越しの再演です。
およそ1時間30分の上演の間、一度も役者が舞台から捌けないという人間と演出の限界に挑戦したとんでもない一作です。

 

ですが、今回僕が紹介したいのはこれです。

 

宿題と遠吠え

【あらすじ】

笑えてエロく、それでいて突然心を突き刺す台詞の数々。
羽衣において最もアングラ度の高い禁断の妙ージカル。
都会のビル陰で生きる冴えないナンパ師や、
喫茶店で女性客の胸を透視する自称詩人の老人など、
社会の外れで生きる人々の悪夢のような風景に、
一筋の聖なる光を見つけます。

 

今まで続く妖しい雰囲気とむせかえりそうな性の雰囲気。それが色濃く出た作品です。

今作ではそこにアングラ感が加わり、誰も観たことのない作品に仕上がっています。

もっともが似合う作品だと思います。

 

そのほか、FUKAIPRODUCE羽衣の作品は7作品が観劇三昧で観放題です。

 

 

また、性描写がピックアップされることが多いFUKAIPRODUCE羽衣ですが、そこだけにとらわれるのはどうかと思うのです。

例えばこれ。「サロメvsヨカナーン」。

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【あらすじ】

糸井幸之介がオスカー・ワイルドの古典名作の妙ジカル化に挑みます

ワイルドのサロメでは、まずサロメはヨカナーンの声に惹かれます。それから容姿(肌や髪や唇)に惹かれます。そしてその唇に触れたい、キスをしたいと思います。サロメの恋の欲情が聴覚→視覚→触覚、とエスカレートしていきます。

だけど、今、僕が出来ることは多分、もう触れて、キスしてしまった後のお話です。

サロメの最後、サロメはヨカナーンの生首にキスをすると、苦味を感じます。そのビターさから始まる物語を、サロメとは逆の道筋で辿ってみたいと思います。

 

うーん。エロイ。

苦味ってとこがポイントかな。

FUKAIPRODUCE羽衣の作品に出てくる人はむき出しなのがいいんです。普通の人は隠したりごまかしたりする部分を包まず、隠さず生きている。それがいいんです。

だからこそあらすじにエロさを感じたあなた。反省してDVDを買いましょう。全種類そろえましょう。

店舗でもいいし、通販もありますよ。

 

 

【FUKAIPRODUCE羽衣】

2004年に深井順子が創立。劇団ではなく、深井順子がプロデュースする団体であったが、2010年に劇団化。歌と不可思議な踊りで魅せることから、奇妙なミュージカル、いわゆる妙ージカル、と銘打ち活動している。作・演出の糸井幸之介の紡ぎ出す言葉は、圧倒的で詩的で感動的。

 

公式HP

Twitter

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