武田です。
学校でのプールを覚えていますか?僕は覚えています。それも初めて潜水したときの記憶が残っています。
水の揺らめく音、口から立ち上る水泡、ゴーグル越しに見えたあまりにもキレイな水色。
今でも夢に見るほど衝撃的だったのを覚えています。
今から考えるとあの水色は底に塗られた青ペンキで、別に水が視覚的にきれいだったわけではないという事と、なんちゃらナトリウムだのカルシウムだので対策されているものの、何十人と言う人間が頭まで浸かったたまり水と物理的にもキレイな水ではなかった、と大人になった今では思うのです。
つまらない大人になっちまったもんだ。
そして大人になってしまったあなたに贈るほんの少し苦い人間模様を描く劇団競泳水着より新作配信のお知らせです。
【Nice to meet you, My old friend】
【ストーリー】
タレントの玲奈は、ローカルテレビ局が制作するドキュメンタリーの取材の為、
マネージャーと共に母校の中学校を訪れる。
同級生と交流の無い玲奈は、友人代行会社から派遣された女性に同級生役を依頼し、「再会」の内容を指示する。
しかしカメラが回り始めると、女性は玲奈に、予定とは違う「思い出話」を語り始める……。
【キャスト】
龍野りな
岩崎緑
藤井牧子
古澤美樹
松永直子
【上演データ】
・日時
2015年9月11日(金)~23日(水・祝)
・会場
新宿眼科画廊 スペース地下
・備考
「嗾け上手の初恋」と同時上演。日替わりで上演されました。
Nice to meet you, My old friend
更にもう一本!同時上演の嗾け上手の初恋も配信開始!
【嗾け上手の初恋】
【ストーリー】
人気風俗嬢のヒナノ(源氏名)には悩みがあった。
いまだ処女のまま、25歳の誕生日を迎えようとしているのだ。
ある日ヒナノは、一人の新規客を店外まで追いかける。
「お願いがあるんです……!」
艶笑譚を装った、劇団競泳水着・新感覚ラブストーリー。
【キャスト】
中野あき
吉田電話(クロムモリブデン)
市原文太郎
菊池真奈美
南帆子
毎川一輝
【上演データ】
・日時
2015年9月11日(金)~23日(水・祝)
・会場
新宿眼科画廊 スペース地下
・備考
「Nice to meet you, My old friend」と同時上演。日替わりで上演されました。
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公式サイトのアーカイブにはあらすじに加えて脚本の上野さんのあいさつも載っています。
これは嬉しい。ファンとして着想のきっかけや稽古場の雰囲気など、パンフや台本には載らない情報はとてもありがたく、参考になる。
ちなみに今回の「嗾け上手の初恋」は舞台設定から歌舞伎町の会場を選び、そこに新しく湧いたアイデアのほうもどうしてもやりたくなって「Nice to meet you, My old friend」も付け加え初の2本立て上演に踏み切った。という事が書かれていました。そうです。こういうのが聞きたかったのです。ちなみに「嗾け上手の初恋」の仮タイトルは「咥え上手の初恋」。そうです。こういうのが聞きたかったのです。
日本橋店の競泳水着台本コーナー。
一部は映画のパンフレットくらいに大きく、展示に映えるサイズ。もちろん読みごたえも十分。
「私の家は山奥だからを持って帰るのが辛いわ」と言う人には物販出張所で通販もおススメです。
競泳水着グッズはパッケージのお洒落さもポイントです。
僕のイチオシはこれ。
海辺の町が舞台の「女ともだち」のDVDです。そう、DVDも揃ってるんですよ。
また、【観劇三昧】では、劇団競泳水着の他の作品も配信しています!
980円で観放題なのですから、上記の2本を観られるならば、こちらもぜひあわせてご覧ください。
2013年の作品です。
Romantic Love?
付き合って三年の彼氏からプロポーズされた夜、
私はもう一人の男に逢いに行く。
ビッチをかっこいいともダサいとも思わない。
ラブソングは好きだけど、愛の言葉には時々冷めちゃう。
願わくば、一人を愛し続けたい……たぶん。
でも二人でいる時の、この気持ちだけは、本当なの。
そんな私と、男たちと、女たちの、
胸を張っては叫べない、愛と選択の物語。
一年ぶりの本公演。
十周年記念企画のオープニングを飾る、
新生・劇団競泳水着による、
恋愛論、的なもの。
タイトルの「?」と「恋愛論。、的なもの」から漂ういい意味での捻くれがいい味を出しています。是非に。
【劇団競泳水着】
2003年10月、早稲田大学在学中の上野友之により、ユニットとして旗揚げ。
活動初期より、「劇団競泳水着式トレンディードラマ」と銘打ち、
幾多の映画や漫画から影響を受けた上野による、
物語性の高い、映像的な構成のドラマやミステリーを数多く上演。
2015年より、上野が大阪に滞在し、関西の俳優やスタッフと制作する「大阪部」もスタート。
恋愛群像劇を中心に、作風の幅を広げながら、現代の人間関係を様々な角度から描く物語を創り続けている。
※現在は上野が映像制作会社でプロデューサーとして修業中。