ラジオ、聴いてますか?
こんにちは。ゆうり です。
テレビなどの映像文化が発達したこのご時世、
ラジオを好んで聴いているという方も少なくなってきているのかもしれません。。
私はラジオ、好きです。
映像では全てのものが具現化されていて、想像力をあまり使わなくても楽しむことが出来ますよね。
でも、ラジオは違う。
そこにあるのは言葉・音楽・音声のみ。
人間の想像力は無限です。いろんな世界を私たちは脳内に描ける。
まさに、
Simple is best
だとは思いませんか?
さて、今日はそんなSimple is bestでふと目に留まるチラシデザイン。
日本のラジオの次回公演、「ミズウミ」のご紹介です。
【ミズウミ】
【ストーリー】
このみずうみを ふかくもぐれば きっとうみにでられるでしょう
昭和64年正月、山間の街 田瓶市
人皮で装丁されたおぞましき書物の噂を聞きつけ、
気鋭の人類学者小鹿スドウは、
海産物の流通で財をなした一族、摩周家のもとを訪れる。
血と 愛と 宇宙的恐怖の 短いおはなし
【キャスト】
萱怜子
瀬戸ゆりか
星秀美(レティクル東京座)
堀江やまの
袖山駿
山森信太郎(髭亀鶴)
【日時】
6月14日(水) 15:00☆/20:00
6月15日(木) 20:00
6月16日(金) 20:00
6月17日(土) 13:00/16:00/19:00
6月18日(日) 13:00/16:00
☆ プレビュー公演。1,500円。14日15時の回・パンフ付・予約のみ
※受付・開場は開演の30分前
※上演時間60分予定
【会場】
〒1100015 東京都台東区東上野1-3-2
都営地下鉄大江戸線「新御徒町」(つくばエクスプレス) A1出口
徒歩約10分
東京メトロ銀座線「稲荷町」 1番出口
東京メトロ日比谷線「仲御徒町」 3番出口
東京メトロ銀座線「上野広小路」 A8出口
JR山手線・京浜東北線「御徒町」北口
【料金】
・一般(当日・予約共に) 2,000円
・オリジナルパンフ付き 2,700円 (要予約)
パンフ内容(上演台本・キャストグラビア・その他オリジナルテキストを収録(郡司龍彦デザイン)
・プレビュー公演 1,500円 (14日15時の回・パンフ付・予約のみ)
※学生あるいは23歳以下割引 -500円 要証明
※日時指定自由席
※予約は前日24時まで受付
【予約】
……………………………………………………………………………………………………………………………………
恋愛感情に起因するディスコミュニケーションや、孤独といったことに興味関心があります。
パラフィリア(性的倒錯)やセクシュアルマイノリティ(同性愛など)な人が登場します。
あるいは古典や実際の猟奇事件を下敷きにしたものもよくやっています。
公式サイトの劇団紹介です。なんとなく暗い感じがしますよね?
しかし、公演の感想を読んでいると何度かコミカルとか笑ったという意見が見られました。
これが後味さわやかの秘密なのでしょうか。
もう一つ。
この作品に関するツイートを探していると、とても興味深いものがありました。
今話題の日本のラジオ次回公演『ミズウミ』の舞台である田瓶市は、劇団肋骨蜜柑同好会が作った架空の地方都市です。群馬県と山梨県の県境にあります。 https://t.co/ioyBNARdQK
— フジタ (@tenpsy_bombpsy) 2017年5月18日
なんだって・・・!?
つまり、他劇団が作った架空都市の物語が
また別の劇団で紡がれるということ・・・??
面白い!面白すぎるよ、演劇!!
ちなみに上記の引用文は劇団肋骨蜜柑同好会主宰・フジタタイセイさんのツイートです。
劇団肋骨蜜柑同好会が作った架空都市・田瓶市。
想像力が豊か過ぎて、めちゃくちゃ面白い!!!
田瓶市の観光情報局公式HPや公式Twitterまで存在していて、
内容もものすごく徹底されています。
ここまで本気の徹底された架空都市サイトを見ると、
嘘だと分かってても
「本当に存在してるんじゃないだろうか?」
なんて錯覚を覚えますね(笑)
田瓶市について予習してから、
日本のラジオ「ミズウミ」を観に行くと
より楽しめるかもしれないですよ~( *´艸`)
店舗、物販出張所ともにグッズを取り扱い中です。
注目はこれ。
ヒゲンジツノオウコク写真集
公演パンフではなく、写真集。
チラリと中を見たところ、キャストは上から下までモノクロ。女性キャストはフリルのついたドレス。
いわゆるゴスロリと呼ばれるスタイルなのですが、キャピキャピした雰囲気どころか全員生気を感じない…!人形のようです。
どんな内容だったのか…?気になるあなたには…なんと!この作品の戯曲がWEB上で無料公開されています!!!
また、こちらによると
6月公演「ミズウミ」は昨年上演した「『ハーバート』」「ヒゲンジツノオウコク」と世界観を同一にしています。過去作品はこちらで戯曲と写真がみれます。 https://t.co/kxOsZVdpqM
— 日本のラジオ (@nihonnorazio) 2017年5月19日
なんと!過去作品と世界観がつながっているようですよ!
「『ハーバート』」「ヒゲンジツノオウコク」共に戯曲を無料ダウンロードできるようですので、
「ミズウミ」が気になっている方はまず上記の2作品を読んで!世界観をたっぷり堪能してから劇場に向かうと、
より一層お楽しみいただけるのではないでしょうか?
【日本のラジオ】
【さわやかな惨劇】
読み方は「にほんのらじお」。代表である屋代秀樹がカノン工務店、ちぃむinuguiを経て、自作の戯曲を上演するため立ち上げ。
恋愛感情に起因するディスコミュニケーションや、孤独といったことに興味関心があります。
パラフィリア(性的倒錯)やセクシュアルマイノリティ(同性愛など)な人が登場します。
あるいは古典や実際の猟奇事件を下敷きにしたものもよくやっています。
ギャラリーでの公演を主として、照明や音響はほとんど使いません。台詞と役者の演技があれば大体大丈夫だと思っています。
残酷な話ばかりやっていますが「観た後さわやかな気持ちになる」と言われることもあります。
淡々とした世界を、こっそり覗き見る感覚で観ていただけたらと思います。
ツイッター:@nihonnorazio
=====================================
■オンライン観劇サービス【観劇三昧】 |
|
パソコンの方はこちらからhttp://kan-geki.com | |