武田です。今回紹介するのは思い出にまつわる話。という事で今回はタイムカプセルの話から。
皆さんは埋めました?タイムカプセル。
僕は小学校卒業の時に埋めたらしく(覚えてなかった)成人式の後に手元に帰ってきました。
中身は妙に気取った文章で書かれた20歳の自分への手紙と漢字ドリル。これはなんか恥ずかしい。机の奥にしまい込んだ。もう二度と会う事はないでしょう。
それに当時ハマっていたカードゲームの束。懐かしい!これは大切にしようと思った矢先に数年の時を経てプレミアがついている事を知り売り飛ばしてしまった。一日分くらいの食費になった。
こうして僕は少年期の思い出をほとんど無くしてしまった。特に後悔はしていない。
人は過去のビジョンに捕らわれずに常に前進するものだ。…なーんて。
とにかく忘れてしまいましょう。過ぎたことなんて。
シヌキデオモイダセ
…ん?
満月動物園 第弐拾八夜
「レクイエム」
作・丸尾丸一郎(劇団鹿殺し) 演出・戒田竜治(満月動物園)
【ストーリー】
「私たちが埋めたタイムカプセルを一緒に掘りに行きませんか? ハマダヨウコ」
同窓会前日に届いた一通の手紙から、その悲劇は始まった。シヌキデオモイダセ。
丸尾丸一郎の怪作・伝説の監禁ホラー劇「山犬」が、戒田竜治演出により満月動物園の「レクイエム」となって甦る。
大阪箕面市にある女子校のコーラス部OBに、恐怖の歌声が迫り来る……。
【キャスト】
河上由佳、西原希蓉美、諏訪いつみ、笹川未希、丹下真寿美、中村ゆり、湯山佐世子、近藤ヒデシ、戎屋海老
【日時】
6月9日 (金)19:30
6月10日 (土)15:00/19:00
6月11日 (日)11:00/15:00
【会場】
シアトリカル應典院
アクセス
〒5430076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27 浄土宗應典院
地下鉄堺筋線・近鉄「日本橋」駅8番出口より徒歩7分/地下鉄谷町線「谷町九丁目」駅3番出口より徒歩8分
【料金と席】
前売 3,500円
当日 3,800円
ペア割 6,000円
学割 2,500円
ペア学割 4,000円
・自由席
(開演60分前より整理券配布。その順番で入場していただきます)
・ブロック指定席(A・Bエリア)
(見えやすいお席をブロック指定席としてご予約頂けます。お席は各回Aエリア10席・Bエリア16席で先着順に割り振りさせて頂きます。)
(開演の10分前にはブロック指定席の指定を解除させていただきます。それまでにご来場ください。)
(ブロック指定席はWEB予約のみのお取扱となります。)
(Aエリア:迫力ある最前列から2列、舞台中央付近のベンチシート席。)
(Bエリア:ゆったりとご覧頂ける、客席中ほどの背もたれのある椅子席。)
【予約】
【備考】
この「レクイエム」は space×drama ○ (スペースドラマ わ)の参加作品です。
関西で有名な演劇祭、スペドラことspace×dramaが2016年、現行形態での開催に一旦終止符を打ちました。
そこで今年は、スペースドラマで選出されてきた優秀劇団が集い、スペースドラマの集大成的な演劇祭としてspace×drama ○が開催されることになりました。
2003年の優秀劇団劇団鹿殺しの丸尾丸一郎さんの脚本を2004年の優秀劇団満月動物園が上演という豪華すぎるタッグがスぺドラに登場。必見です!
【公式サイトのあいさつ】
今ではすっかりメジャーになった劇団鹿殺しの丸尾丸一郎さんと満月動物園の戒田竜治は実は長い付き合いです。
2003年・2004年の應典院舞台芸術祭スペースドラマには共に参加し、2004年の劇団鹿殺し大阪拠点最終公演『百千万』(芸術創造館)では 戒田竜治が照明をつとめ、東京進出後初の公演となる『百千万』(王子小劇場)でも引き続き照明をつとめました。
2008年には【最強の一人芝居フェス・INDEPENDENT:08】において、戒田竜治演出・脚本、丸尾丸一郎出演による一人芝居作品『牢獄模倣』 (in→dependent theatre 2nd)を上演。
今回、二人の出会いの地であり、ある意味始まりの地でもある應典院舞台芸術祭スペースドラマの集大成のために、約10年ぶりに一緒に作品をつくります。
いまや活動のフィールドがまったく違う二人が一緒に作品づくりに取り組むのは、一生で最後になるかもしれません! 是非、お見逃しなく!!
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満月動物園と言えば死神シリーズ。同じ観覧車の別々のゴンドラに乗り合わせた人々の物語。
しかし2015年に「ツキノヒカリ」で完結してしまいました。
「完結したシリーズの話なんてすんじゃねぇよ!」なんて言わないでください。
観劇三昧では全部観れるんですから。(コチラ)
シリーズと銘打ってありますが、一話完結の形をとっているためにどこから見ても楽しめます。
と言われても全部おさえるのがファンですよね。わかりますよ。
ツキカゲノモリ (初演版2009年)(再演2014年版)
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上演順に並べました。この順で観れば間違いないでしょう。
公式サイトものぞいてほしい。設定資料集や当時の公演アーカイブが残っていたりと見応えがあります。
こういう細かいファンサービスがあると嬉しいですよね。うむ。
今作を観て興味を持った人は劇団鹿殺しにも手を出してみてはいかがでしょうか。
さらに日本橋店ではスペドラコーナーを設置!
これから始まる公演も、公演終了劇団もまとめて展示!
意外と知られていませんが、應典院とここ日本橋店はそう離れていないのです。
昼公演を観てからここまで歩いて、半券ガチャをしつつスペドラコーナーを物色ってのが通です。デキる演劇人はみんなそうします。今決めたんですけどね。
【満月動物園】
メルヘンで優しくて、ハード
おもな登場人物たちはいつもフツーの人たち。でも、ほんの少しメルヘンな世界におかれる。キュートな死神にとりつかれたり、 トイレに流されてしまったり、アタマからカサのはえてる人と仲良くなったり、ユメとネムリの境目をウロウロしたり。クスリと笑えるシチュエーションで日常をほんの少しメルヘンにずらして、ほんの少し優しく見つめると、ハードな現実も直視できます。
アングラポップでメルヘンハードな独特の世界観
光と影のつかい方や上演する劇場の特徴にこだわった独特なビジュアル・イメージでつくりあげるステージは、 アングラでポップで、等身大の人間を演じる俳優たちが描きだす人のキモチのホントウと混ざり合って、 ハードメルヘンな独特な世界観をつくり上げます。
ハンサムな女たち
満月動物園に登場する女性たちはいつも、もがいたりあがいたりしながらも、自分を変えたいと願いながらも、 「生活」の中に身をおくハンサムな女たちです。 メルヘンでアングラな世界の中で、それでも生活を失わない彼女たちにきっと多くの人は共感を覚えます。 そして、彼女たちの凛[りん]とした姿がハードな現実を楽しむ入口となっていきます。
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