こんにちは。武田です。
皆さんはCDを買いますか?もっと細かく分けて、ベストアルバムを買うのに抵抗のないタイプですか?
僕は抵抗はない派です。知らないアーティストはとりあえずベストを聞けば大抵の曲は抑えられますからね。
しかしその大抵が曲者で、アーティストがコンセプトを考えて作ったアルバムから数曲良いとこ取りしただけのベストを聴いただけで判断するのは愚かだという意見もあります。
それももっともですよ。けどね…
「これは演劇のブログだろ!さっさと本題に入りやがれ!」…ごもっともで。
けれども今回紹介する作品は言わば「純愛ベストアルバム」あながち的外れな話ではないのです。純愛ストーリー5本のストーリーを一つにまとめて2チームで公演する新しい試みです。
というわけで、今回紹介するのはPitymanの新企画公演です。
PityChan
「純恋歌集~せめて恋人らしく~」
【あらすじ】
2010年に旗揚げ。若手演出家コンクール2013、2014にて二年連続優秀賞受賞
混沌コケティッシュGIRL!!チェリーボーイも地獄LOVE!!
Pitymanの新たな挑戦!劇団員企画「PityChan」始動!
怒涛の純愛、ただただ純愛5本のストーリーを2チームで公演!!
「ぞうをみにくる」
幹介は離れた町で象の飼育員をやっている。彼は恋人の弥生のもとに帰ると約束したはずなのに、一頭の象から離れられないでいる。私達はこれからも一緒にいられるのだろうか?
「純恋パイ毛走馬灯」
どこにでもある喫茶店。うつむく君と苦いコーヒー。僕は君のことがやっぱり好きなんだとあらためて思うう。君のためなら僕は。
「愛は人の形をして」
最愛の人を亡くした長沢君と、お葬式に集まった男たちの真実の愛の物語。
「せめて恋人らしく」
肩が痛い人と最近恋人がそっけない人に贈る本当の自分探しの物語。
「あなたのことみてるだけで幸せ」
男が横たわっている。目を覚ます気配はない。かたわらでは女たちが男を眺めている。
私達はお互いのことを知らない。この男に呼び出されただけ。一人が口を開く「あなたたち、なんですか?」私はこの人のなんなのだろう。
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【キャスト】
Aプロ
浅井 裕子
砂野 安紀
井手 麻渡(無名塾)
寿 寿(オクスリ/オヒトリ)
タナカサワキ(Pityman)
長嶺 一生
Bプロ
板倉 愛実
真寿美
藤田 りんご(Pityman)
生野 和人(ハンザキ)
杉浦 雄介
本山 三火(CHAiroiPLIN)
高橋 知也(MoratoriumPants)
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【予約】
(名前を選択すると各キャストの予約ページに飛びます)
Aプロ
浅井裕子 砂野安紀 井手麻渡(無名塾) 寿寿(オクスリ/オヒトリ)
Bプロ
板倉愛美 真寿美 藤田りんご(Pityman) 生野和人(ハンザキ) 杉浦雄介
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【タイムテーブル】
6月4日(日)【A】17:00
6月5日(月)【B】14:00/【A】19:00
6月6日(火)【A】14:00/【B】19:00
6月7日(水)【B】14:00/【A】19:00
6月8日(木)【B】19:00
6月9日(金)【A】14:00/【B】19:00
6月10日(土)【B】14:00/【A】19:00
6月11日(日)【A】13:00/【B】17:00
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【チケット料金】※全席自由席
前売り2,500円/当日券2,800円
【☆要予約☆】
・U20割1,500円(各ステージ5名様限定・受付にて年齢を確認できるものご提示ください)
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【劇場】
十色庵 〒115-0043 東京都北区 神谷2-48-16 カミヤホワイトハウス BF1
‐アクセス‐
・JR赤羽駅徒歩12分/東京メトロ南北線志茂駅徒歩10分
【スタッフ】
作・演出 やました ゆう
音響:広瀬正人(ピストンズ)/映像制作・チラシ撮影:大口葉/制作:桃木 江美子
制作助手:田中 沢木/演出助手:大和田梓/企画・製作:PityChan
【協力】
CHAiroiPLIN、MoratoriumPants、オクスリ、オヒトリ、ハンザキ、無名塾、Pityman 、十色庵
【お問い合わせ】
MAIL:pityman0@gmail.com/TEL:090-7410-9732
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初見の劇団を観に行くときには、ざっくりとその劇団の特色を学んでおくとより楽しめます。
公式サイトの過去公演のストーリーと上演当時の感想を一緒に見れば、作家の趣味やポリシーが透けて見えることがあって面白いんです。
もちろん、文字だけでわかることなんてたかが知れています。自分の足で観に行き、自分の頭で考えたことが真実なのです。なので皆さん。観劇三昧でpitymanを予習しましょう。そして劇場に行きましょう。
けいすけくんは浮気性。複数の女性と付き合っている。
友人の婚約者、絵画教室の先生、それからーーー。
その場その場をとりなして、うまく動こうとするけいすけくん。
だけど状況は真綿で首を絞めていく。そう、優しく、ゆっくりと。
向かう先は、どこなのだろうね…?
「おいで。全部飲み込んであげる」と君は言う。
バーカ。全部飲み込むのはこっちの方だ。
おいで。地獄で添い寝してあげる。
浮気性のどうしようもない男と女達の悲喜こもごも…と言いたいところですが、タイトルをよく見てください。
「地獄」です。悲があっても喜があるかどうか。この地獄がけいすけくんだけを指していて、けいすけくんに修羅場を味わわせる話かと思いきや…「地獄で添い寝してあげる。」
ヒィ!
死なばもろともといったところでしょうか。お前を〇して私も〇ぬ!の精神でしょうか。なんにせよ大変だ。
Pitymanとは?
山下 由の作品を主に上演する団体。
世界の端っこに生きている人々の右往左往のなかにある、
小さくもみえがちな大事な出来事をすくいあげ、
心地よい詩のようにも感じられる作品をつくっています。
(Pityman HPより引用)
PityChanとは?
私達はPityamanを母体としたPityChanという企画集団である。
「今年こそは」を繰り返す主宰に業を煮やした劇団員の反旗を翻す集団である。
人間の駄目さや寂しさを隣で憂いたりなんかしない。遠くで笑ってやるのである。
(公式HPより引用)
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