日本橋店の武田です。
演劇には様々な割引が存在します。
僕がこれまでに見てきた割引では、
・受付で高らかに「大貧民です!」と宣言する割引
・初見はタダだぜゴーゴー!割引
・「遠くから来ました」と証明すれば割引
・受付でキスしたらカップル割引
・着物で来たら割引
などなど…。
これはただの販売戦略ではありません。この作品をどんな人に観てほしいか、に基づいて考えられているのです。
そう考えるなら、この作品のターゲットは家族。家族割が二種類もあります。
家族と見るこれからの家族と向き合おうとする物語。きっと格別だと思います。
Pityman傑作選企画Ⅰ
【ハミング・イン・ウォーター】
脚本・演出 山下由
【ストーリー】
あんなに元気だった母が死んでしまった。
葬式の準備のために久しぶりに集まった私と弟妹。母のために買ったレンジを妹が壊してしまったんじゃないかと揉めていたら、弟が私たちを捨てた父を葬式に呼ばないかと言い出した。弟の意思は固く、妹は烈火のごとく反対している。父はどこで何をしているのか。弟はどうしてそんな事を言い出すのか。私は何も言えないでいる。
生真面目で旦那とセックスレスの姉、恋人ができてもすぐに別れてしまう妹。弟には恋人がおり、彼女は妊娠している。
家族の形を探し、傷つきながらも支え会ってきた姉弟妹が、自分たちを捨てた父や、人生、そしてこれからの家族と向き合おうとする物語。
【キャスト】
辻響平(かわいいコンビニ店員飯田さん)
阿波屋鮎美
東澤有香(キコ/qui-co.)
藤田りんご(Pityman)
【スタッフ】
照明:千田実(CHIDA OFFICE)/音響プラン:杉山碧(La Sens)/美術アドバイザー:濱崎賢二/演出助手:望月光/制作助手:長野功・大和田あずさ・タナカサワキ/制作協力:大森晴香
【詳細】
▶日時
2018年6月23日(土)~26日(火)
23日(土) 15:00★
24日(日) 12:00/15:00★
25日(月) 12:00/16:00/20:00
26日(火) 16:00/20:00
※上演時間 60~70分(休憩なし)
※受付開始・開場は開演の30分前
★アフタートーク★
・23日(土)15時の回
芝原弘(黒色綺譚カナリア派/コマイぬ)
如月萌(【ハッカ】/Ahwooo)
初演キャストによる作品の進化やエピソード・・・
・24日(日)15時の回
大森晴香(十色庵)
公演をつくる制作プロセスについて・・・
▶会場
新宿眼科画廊スペース地下 〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目18−11
▶料金
全席自由・税込 未就学児入場不可
・前売・当日:3,000円
・レディース割(女性の方/20:00開演の回):2,800円
・中高生割(要証明):500円
・初割:1,500円(要予約/適応回→6/25(月)12:00/6/26(火)16:00開演の回/各回15枚限定/Pitymanをはじめて観る方)
・家族割:2人で4,500円/3人以上の場合は1人2,000円(要予約/親子・夫婦・兄弟姉妹まで)
#条件:当日受付にてご家族お揃いでのチェキを撮影し、会場に飾らせていただきます。
▶予約
・演劇パス(事前決済)
・メール
※劇団公演ページ下、メールフォームをご利用ください。
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Pityman?
一番大きなものは、一番小さなものの中に
脚本・演出を務める山下由
制作部・長野功、田口遥佳(休団中)
俳優部・藤田りんご、タナカサワキ、大和田あずさからなる演劇をやる団体。
作風は、どこか滑稽でありながら時に詩のようにも聞こえる緻密な会話劇。
にっちもさっちも行かない状況の中で、上手に人生を歩けない人々の営みを描く。
読み方は「ピティーマン」
観劇三昧でPitymanの過去作品配信中!
けいすけくん地獄
絵のバイヤーとして暮らしている啓介には恋人がいる。
絵画教室の彩音。
ハワイ暮らしに憧れるこはる。
親友の婚約者である唯花。
誰にもバレないように女たちに愛を囁いていた啓介だが、ある日唯花から「妊娠した」と告げられる。
唯花と結婚するために他の女たちと別れることを決意した啓介だったが、それは別れまいとする女たちとの地獄の様な攻防の日々の始まりだった。
蜘蛛の糸をたぐりながら極楽を目指すカンダタのように死に物狂いで唯花の所へたどり着いたとき、啓介は本当の地獄へ突き落とされる。
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先日、観劇三昧下北沢店ではこんなイベントをおこないました。
Pitymanのつくりかた
初受賞作『ハミング・イン・ウォーター』再演イベント公開稽古&リーディング
と銘打たれたこのイベント。
そう、「ハミング・イン・ウォーター」は2013年初演。そして2013年度若手演出家コンクール優秀賞受賞作品で、その再演です。
再演。好みは分かれると思いますが僕は好きです。
一度「完璧」を目指して作られた作品を、もう一度解体して作り直す。
あの時観たかったけど観れなかった。あの時観たけど、どう変わるんだろう?
賞を取ったということは優れた作品なのだろう、よし観よう。
色々な気持ちで観に行けるのではないでしょうか。
また、観劇三昧ではPitymanのグッズも販売中。
イベントで販売したグッズたちです。
物販出張所(通販)でもお取り扱い開始。
全国どこへでもお届けいたします。
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