こんにちは、スタッフのオオチです。
この間は突然の雨と雷に遭ってしまい、改めて備えあれば憂いなしだなって実感しました🌂

皆様は何か大事なご用とかの際にそういった経験はありますか?

いつでも非常時用に準備だけはしないとですね!

先週1週間で観劇三昧で配信された作品は3団体3作品
そのうち1団体は新着劇団です。お楽しみください。

※劇団・カンパニー名をクリックすると、その劇団・カンパニーの作品一覧へ、
 作品名をクリックすると、作品詳細画面へジャンプします。


4月8日 18:00~配信開始

MEHEM

最終電車極楽橋往

脚本・演出:ながたゆうか(MEHEM)

 

【あらすじ】

 
人と人ならざるものの住む世界の境がまだはっきりしていなかった頃のお話。

エミを女手一つで育てた母が亡くなった。
遺品整理の最中に見つけたのは、大切に仕舞われていた手紙の束。
しかしその手紙は全て白紙だった。

「その手紙は、お父さんからお母さんに宛てられたものだよ」
「白紙なのに」
「元は白紙じゃなかった、奪われたんだ何もかも」

母の古い友人、青山の言葉。
母でさえも語ったことのない父の存在。
エミは青山とともに汽車に乗り込み、父を探す旅に出る。

CoRich舞台芸術アワード!2020にて第8位にランクインした話題作。

【キャスト】

中山美咲(8光年から、)/浜崎聡/入江ほのか(MEHEMLab.)/宮田直人(ジャグリング・ユニット・フラトレス)/きゃな子(劇的☆ジャンク堂)/今西刑事/那須翼/木本牙狼(無名劇団)/ザキ有馬(ar9stage/ステージタイガー)/ことね(箱庭計画)/林和弥(崖淵五次元)/清水春香(MEHEMLab.)/マナカ(劇的☆ジャンク堂)/ながたゆうか(MEHEM)
 


4月9日 11:00~配信開始

★新着劇団

万里紗とノミヤのプロジェクト

詩劇 響きと怒り

総合演出・制作:万里紗

 

【あらすじ】

 
ウィリアム・フォークナー著「響きと怒り」。1890年代~1940年代まで、アメリカ南部の名門コンプソン家の没落を描いた小説。
四部構成で、それぞれの章が別の人物の視点で語られる。

物語はすべて「意識のながれ」に沿って描かれおり、記憶や感情が時空間関係なく入り乱れている。
かつて南部貴族として栄華を極めたコンプソン家は今や没落の一途をたどり、残された土地を少しずつ新興の北部資本主義者に切り売りしながら暮らしていた。このコンプソン家の血を継ぐ最後の者たちとなったのはクエンティン、キャディ(キャンダス)、ベンジー(ベンジャミン)、ジェイソンのきょうだい。そしてキャディの私生児、クエンティン(叔父の名前を受け継いだ)だ。

ベンジーは、知的に障害があるために家に閉じ込められていた。
彼の言葉は、家族の成員に伝わらなかったり、捻じ曲げられたりすることも多く、父の葬式も、兄の葬式も、姉の結婚式にも参加させてもらえず、いつも狭い窓や、家の門の隙間から、外の世界を眺めていた。
『ヴェニスの商人』を思い起こさせるジェイソンは、幼いころから金勘定が大好き、きょうだいの中で唯一女性であるキャディをいつも目の敵にし、その私生児である(娘)クエンティンも「あばずれ」と言って侮蔑し、彼女に送られてきた金をすべて懐に入れていた。
クエンティンを思い描くとき、戯曲『ハムレット』を思い浮かべると助けになるかもしれない。
彼はその弟ベンジーが愛した草地を売って得たお金で行ったハーヴァード在学中に自殺。クエンティンがそこまで追い詰められてしまったのは、彼の唯一愛した女性が血を分けた妹であったということと、その妹が「純潔」を捨て家を出て行ったことが原因であった。

小説「響きと怒り」ではこの3人の男たちが各章でこのコンプソン家の物語を語り、そして最後はもう一人、「黒人」の奴隷/家事手伝いとして、長年このコンプソン家と共に暮らしたディルシーという女性が客観的に描かれ、物語が締めくくられる。

​本企画では、この「語る」言葉を持たないヒロイン、キャディとその娘クエンティンの詩劇を、主宰・作・演出である万里紗自身の人生と
「知的障害者の姉」”きょうだい児”としての言語を交えて再構築することに挑む。

【キャスト】

万里紗/中澤ナオ
 


4月10日 18:00~配信開始

大人の麦茶

おしり筋肉痛~めっちゃまわるよ運動したあとだし~(初演)

脚本・演出:塩田泰造

 

【あらすじ】

 
夏の終わり。過疎の進む海水浴場の小さな町。卒業した小学校の木造校舎が憩いの宿泊施設に、リノベーションされたと聞いて訪れたかつての(だいぶかつての)少年が過ごす朝と昼と夜の物語。

 その男、唯一の趣味は酒。「酔っ払った時に決めたことを本当の人生と思って」アホらしく生きて来たが、深刻な糖尿病を患い、目下飲酒厳禁の身となっていた。腐れ縁の悪友にそそのかされての気
まぐれな帰郷だったが、宿のロビーには世間から「インチキ科学者」と罵倒され行方不明になっていた初恋の女、思い出深い初体験の女、それに女子高生型人工知能AIが現れて・・

「わたしの遺伝子は、あの日を忘れない。」

時の物置に眠っていた秘密の蓋が開く。ふたりだけが知っている真夜中の潮騒と彼女の胸の震えは、彼のガタが来た身体と「ここぽん」に何をもたらすのか・・

 失われゆくものと明日へ続く坂道。

新築ではなくリノベーションして生きていく21世紀の人間群像。
大人の麦茶『おしり筋肉痛』

2017年初演当時「ここ数年で最も大人の麦茶らしい作品になった」
と自負した作品です。

【キャスト】

池田稔/並木秀介/宮原奨伍/岩田有弘/辻久三/足立区の島崎/林田航平/神木優/浅田光/久世理瀬/里内伽奈/森本栞菜/松田かほり
 


 
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