そろそろ本格的に暑くなってきましたね。
スタッフのとくながです。

街も劇場も、活気が戻ってくるのは嬉しいですね。
オンラインでも、素敵な作品が配信されていくことも喜ばしく思います。
さて、先週1週間で観劇三昧で配信された作品は8団体9作品
そのうち3団体は新着劇団で、4作品は無料配信です。お楽しみください。

※劇団・カンパニー名をクリックすると、その劇団・カンパニーの作品一覧へ、
作品名をクリックすると、作品詳細画面へジャンプします。

 


 

6月29日 11:00~配信開始

エリア51

配信劇「ハウス」

脚本・演出:神保治暉

 

【あらすじ】

東京によく似たふしぎな世界。ぬりえは家の内側を白く塗って暮らしている。一緒に暮らしている旅人のカメラは、今日も外の世界から帰ってきた。カメラが向かいの島で見たという、大きな虹。一緒に見に行こうと誘われるが、ぬりえには外に出たくない理由があった。最近、外の世界では「色の風」が強く吹く。それは一度浴びると二度と落とせない色だという。

【キャスト】

門田宗大(エリア51)/大須みづほ


6月29日 18:00~配信開始

株式会社 劇団め組

鬼界ヶ森

脚本:合馬百香・演出:与儀英一

 

【あらすじ】

時は関ヶ原の後。
戦国が終わり、巷には浪人が溢れていた。
戦う場所を失った彼らは、燃え滾る血を抑える事が出来ず、その一部は略奪を生業とする無頼の徒と化していた。
とりわけ悪名を馳せていたのは、“武蔵”率いる四人の男達。彼らは全国を放浪し、悪行の限りを尽くす。追われる彼らが辿り着いたのは、とある山村。そこでは、村の若者がかどわかされるという事件が起きていた。
村人の言うには、“桜の森”で鬼たちが若い男を食らうとの事。
村人は、村の美女と金を餌に、男たちに助けを乞う。四人の男たちは、“鬼界ヶ森”の鬼退治を引き受けるが、森で出会った鬼たちは美しい女の姿をしていた。
果たして鬼女の正体は…?
そして、鬼女と戦う男たちが知った真実とは…?

【キャスト】

新宮乙矢/藤原習作/渡辺城太郎/酒井尊之/野村貴浩/土山壮也/菅原貴志/中島圭一/丹原新治/井上真一/秋本一樹/入木純一/岡本純治/馬場真彦/亀川雅史/山本昌幸/老田亮/中武億人/高橋佐織/清水祐美子/八島未来/武田久美子/横山千春/水無宏美/辻谷奈緒/羽田野優子/吉葉結花/藤田真奈美/斉藤由香


6月30日 12:00~配信開始

戟党 市川富美雄

候童唄

脚本:梅澤龍峰・演出:梅澤龍峰・竹柴純平

 

【あらすじ】

この童唄で、隅田川の白魚も踊る様に泳ぐ、この唄を唯一の手掛かりに、絆を求めて来る人、去る人…
〔浄瑠璃・梅川忠兵衛〕の哀愁が川風に運ばれる…
八丁堀同心〔鮫島武平〕の十手が唸る…

【キャスト】

市川富美雄/細川智/平田三喜子/橘剛二郎/中村信行/市川千也/市川樹/梅澤龍峰


6月30日 18:00~配信開始

劇団晴天

朝をつれてこい(再演)

脚本・演出:大石晟雄

 

【あらすじ】

帰ってきた。
昔住んでいたこの街は、変わっていないように見えて違う空気が流れていた。
地元に戻った映画監督は、友達と映画を撮ることにしたけど、
あの子は学校に行けず、映画よりもコンビニのほうが大事で、呼吸をするための準備が足りない。
「この街な、失敗して、あきらめて戻って来る場所ちゃうからね。ここでみんな普通に生きとるからね」
この六畳一間から世界が開けたら。
古びた町のシャッター街を描き、佐藤佐吉賞2015優秀脚本賞を受賞した代表作を再演。

【キャスト】

小川哲也(平泳ぎ本店)/函波窓(ヒノカサの虜)/木村聡太/詩萌/鈴真紀史(はえぎわ)/谷川清夏/中﨑正人/西竹巧弥(劇団しおむすび


7月2日 11:00~配信開始

★新着劇団

☆無料配信!

劇団さかあがり

ようこそ、あかり堂へ

脚本:洲崎凛子・演出:鈴木果織

 

【あらすじ】

都会から遠く離れた町にある飲食店、『おもてなし あかり堂』。
そこは、一人の父親と三人の娘が切り盛りする、どこか懐かしくてあたたかい、そんな場所だった。
早くに妻を亡くし、男手一つで三人娘を育てている父・伽藍は、毎日店に娘に大忙し。
これは、そんな彼らと『あかり堂』の物語。

【キャスト】

伊藤陽平/小田切沙織/琴音/松井碕/大浦啓介/大屋優花/中村拓海/磯口裕美/小塚早希子/井野あすみ/神崎洋人/白須花恵


7月2日 18:00~配信開始

株式会社 劇団め組

伝奇浪漫『芳一(ほういち)』

脚本:合馬百香・演出:与儀英一

 

【あらすじ】

時は幕末。700年の長きに渡り、武家政権の実効支配のもと、その権威を封印されてきた朝廷が復権を目論み、勤王の志士達との連携を開始しようとしていた。彼らが目指すは倒幕。

その頃、京の一条戻り橋―。
一人の法師が忽然と姿を現した。名は芳一。
何処から来たのか、何処へ行くのか、誰も知る者はない。

芳一は、式神が潜むという一条戻り橋でただならぬ不穏の気配を嗅ぎ取る。
式神を使役出来るのは、安倍晴明の流れをくむ陰陽師土御門家。
血の抗争が激しさを増す京で、芳一は、朝廷の野望と、その歴史に隠された怨念の闇に足を踏み入れようとしていた―。

【キャスト】

新宮乙矢/藤原習作/渡辺城太郎/野村貴浩/石原幸弘/土山壮也/菅原貴志/岡本純治/秋本一樹/亀川雅史老田亮/中武億人/清水丈史/元田慎吾/武田洋平/原健人/清水祐美子/武田久美子/横山千春/齊藤由香/辻谷奈緒/羽田野優子/倉地恵美/能村祥代/梅郷やよい/髙見歩留/辻千緩/安宅瑞希/田中詩乃


7月3日 11:00~配信開始

☆無料配信!

INAGO-DX

アステールプラザ芸術劇場シリーズ[レジデンスコレクション]INAGO-DX ROUND8『十』

脚本・演出:武田宜裕

 

【あらすじ】

一人じゃないって素敵なことって歌がある。
三人寄れば文殊の知恵ってことわざがある。
五人揃ってこそスマップって意見もある。
十人いたら。
…十人もいたら面倒クサい。
まとまるものもまとまらない。
まとめようとする奴はウザい。
まとめようとしない奴もウザい。
十人十色って素敵なことね。
一緒にいなければ素敵なことね。
でも一緒にいないといけないなら、
十人にしかできないことを見つけよう。
十人いたら起こりそうなことを考えよう。
例えば、
殺し屋十人集まったら?
誰も殺さずに最後まで一緒にいられるか?
誰も死なずに最後まで卓を囲めるか?
…取りあえず食事をしながら考えよう。

じゅう、じゅう、じゅう。
「ほら、肉が焼けるぜ」

【キャスト】

水島憲弘/山田健太/オギエ博覧会/常山大志(グンジョーブタイ)/故(劇團ぬるま湯)/上松知史(WorldWideWorks)/西藤将人(劇団ハタチ族)/瀬戸純司/中井敏哉(演劇ユニット体温)/武田宜裕


7月4日 19:00~配信開始

★新着劇団

☆無料配信!

宇高演劇部

されど、ブヨは尻で鳴く。(全景映像)

脚本:アリストパネース(”Νεφέλαι”)/訳:高津春繁(岩波文庫「雲」より)/翻案:宮野鉄平・荒川皓佑・畑康博・宇高演劇部/【栃木県立宇都宮高等学校演劇部】・演出:荒川皓佑・金子駿介

 

【あらすじ】

アリストパネースは、同時代の実在の人物や世相を風刺、揶揄することを得意とした喜劇作家である。彼の代表作「雲」が上演されたのは、古代ギリシア、紀元前423年のアテナイであるが、そこでは当時、ソフィストと呼ばれる弁論家の活動が盛んであった。彼らは弁論というよりも、金銭と引き換えに詭弁を教えるという面が強く、人々から悪いイメージを持たれていた。このソフィストたちの詭弁から、本当の哲学に脱皮する契機となったのがソークラテースであるが、当時の人々にとっては、彼もソフィストの一員に過ぎず、むしろ代表であると思われていた。

【キャスト】

神山太志/金子駿介/荒川皓佑/丸山生真/富崎智睦/丸山生真/富崎智睦/篠原宇人/後藤瑛大/猪狩和樹/梅田晴澄/吉原俊佑


7月5日 18:00~配信開始

★新着劇団

☆無料配信!

演劇計画プラネットナンバー

台風とうとう吹いた

演出:清水咲歩

 

【あらすじ】

今日は会社に行かない。
だって台風が吹いているから。
もうなにもしたくない。別に、絶望してるってわけじゃないんだけど。
あの時だって、今だって。
私はなんとか生きている。

【キャスト】

イトヲ/きむらさとふみ(演劇企画カタアシイッポ)/キングムニエル/坂田真夕/千田拓実(㐧2劇場)/田中万葉/田邉光洋/たんば凛(自由劇場)/槌谷瑞穂(演劇ユニット女生徒)/秦野アキラ(自由劇場)/ベル(劇団万絵巻)/森下愛梨(劇団六風館)/山内日菜子/山田航大(演劇集団Q)/和田悠平


 
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