こんにちはー!日本橋店スタッフのとくながです。
今週から急に寒くなりましたよねー(@_@;)
先日とある劇場にて、みんなで寒い寒いと騒いでたら、北海道からお越しのスタッフさんが「こっち来てから寒いって思ってないわ~」とおっしゃってて、「さすがだ!!!」と盛り上がりました。

デモ ワタシ ハ サムイデス

ということで今週もたくさんの作品をご紹介( ´ ▽ ` )ノ
お家でぬくぬくしながらご覧くださいませ~。
先週1週間で観劇三昧で配信された作品は4団体6作品
そのうち1団体は新着劇団です。お楽しみください。

※劇団・カンパニー名をクリックすると、その劇団・カンパニーの作品一覧へ、
作品名をクリックすると、作品詳細画面へジャンプします。

 


 

11月19日 19:00~配信開始

演劇集団よろずや

盆がえり

脚本・演出:寺田夢酔

 

【あらすじ】

広島県備後地方の山間部にある築100年を超える古民家。今は物置として使われている「離れ」が舞台。 三人姉妹の末っ子が、結婚したばかりの夫を連れて跡を継ぐ事になり、若い夫婦が初めて迎えるお盆。 東京から仕事と共に帰省する長女、電話が鳴るたびに表情が曇る次女。盂蘭盆会(うらぼんえ)の夜、数年ぶりに姉妹が我が家に集う。 演劇集団よろずやのレパートリーである「おとなしい演劇」の代表作。

【キャスト】

竹田朋子/斉藤幸恵/濱辺緩奈/寺田夢酔/上杉逸平/杞山星璃(劇団Patch)

 


 

11月20日 19:00~配信開始

劇団Rexy

風呂ダンサーズ

脚本・演出:鄭光誠

 

【あらすじ】

青春時代の全ての垢を洗い流してくれる銭湯。
地元民に愛され、毎日が同窓会のように活気に溢れていた。
そんな銭湯が土地改革計画により、店を閉めることに。
地元の銭湯を愛する若者たちが、立ち上がり営業継続に向け
銭湯を決死で守る会を立ち上げる!
漢の裸と情熱と汗!銭湯再建コメディー!

【キャスト】

北野翔太/夏目哉大/倉貫匡弘/中嶋時男/加賀功平/柿原康希/岡部直弥/上原千明/西嶋悠/山下正揮/浅井陽登/佐伯恵太/佐々木陽平/森田兼史/有馬芳彦

風呂ダンサーズⅡ

 

脚本・演出:鄭光誠

 

【あらすじ】

前作から2年。スーパー銭湯へと変貌を遂げた『玉の湯』。
口コミでも広がり、『玉の湯』名物ショーを軸に営業活動をしている風呂ダンサーズ。
そんな営業先で見舞われた火災事故で消防団とともに裸で救助活動を手伝う面々。
感謝をされる中、消防団が人手不足で困っているので助けてほしいと頼まれる。
助けられた恩、風呂ダンサーズの更なる進化のため、入団を決意。
しかし、入団先で待っていたのは、鬼軍曹による想像を絶する訓練だった。
弱音を吐きそうになるが、風呂ダンサーズの進化のため頑張る面々。
訓練・出動を繰り返す中、様々な葛藤と試練を乗り越え、風呂ダンサーズの新たなネタが思いつく。
前回見えるか見えないかの瀬戸際でアソコを守った風呂ダンサーズが、命を守る消防団とコラボ!
新たな進化を遂げた風呂ダンサーズが最後に魅せるものは、ナニか?!

【キャスト】

有馬芳彦/北野翔太/夏目哉大/倉貫匡弘/加賀功平/丹野延一/岡田奏/自見弘毅/池田彰夫/板橋康人/詠月逢人/岩田響耶/柿原康希/岡部直弥/佐久間章裕/飯嶋啓介/浅井陽登

 


 

11月24日 15:00~配信開始

劇団enji

Be My Baby

作・演出:谷藤 太

 

【あらすじ】

舞台中央に石段があり、赤い鳥居の鈴懸神社へと続いている。この神社は別名「子宝神社」とも呼ばれている。しかし、そのふもとで甘味処「いわき」を営んでいる岩城夫婦は子宝に恵まれない。皮肉なことに、「いわきのだんごを食べると子宝が授かり安産になる」という都市伝説が広まり、近くに産婦人科もあることから、店は幸せな妊婦たちが頻繁に訪れる。岩城の妻・小梅は、自分には神社やだんごのご利益がないことに憤り、自分の名前がこうめ(子産め)であることを呪う。精神的にも不安定になり、離婚の危機かと思われたが、産婦人科の医院長・羽柴から特別養子縁組の話を持ちかけられる。小梅は夫・俊和の同意を得て自分の両親を説得しようとするが、小梅の父は「血がつながっているのが親子だ」と頑として受け付けない。さらに母・静子が数十年前に冷凍保存していた卵子と受精卵が存在することがわかると、代理卵子やお腹を借りる代理母の提案をして養子の話を拒否する。そんな時、養子に出そうとする母親の正体がわかる。まだ20歳の女子大生・歩子で、望まれない相手の子供を妊娠してしまい、両親の強い勧めもあって養子に出す決意をしていた。特別養子縁組にすれば、戸籍上も相手の子供となり傷はつかないというが、日に日に自分のお腹の中で大きくなっていく赤ん坊に愛情を覚えてしまい悩んでいたのだ。そんな歩子に小梅は、「生まれてくる赤ん坊の気持ち」になって決めればいいと諭し、自分には経験できなかった「出産」という一大イベントを楽しめとアドバイスを送る。そして無事に生まれた赤ん坊は、岩城夫妻の養子となることになったのだが、まだまだ障害に見舞われてしまい……子供をめぐる6組のカップルによる悲喜劇!

【キャスト】

千代延憲治/松山尚子/川島美衣/永井博章/米谷美穂/荒井眞理子/鈴木浩之/浦田昌和/蜂谷英昭/戸塚有紀/若梅純希/平野尚美

 


 

11月25日 13:00~配信開始

★新着劇団

仙台シアターラボ

透明な旗

構成・演出 野々下孝

 

【あらすじ】

■テーマ「記憶のプール」
演劇を創る過程で、我々の頭の中には、先人の様々な営みや想いが浮かんでは消えていく­。
アートというものはそうして誰かから受け継いで創られていくものなのかもしれない。
だとすればアートとは自己表現でありながらも、その範疇に留まらないものになる可能性­を秘めている。
我々の内部に「記憶のプール」と呼べる、歴史や想いが集積したタンクの様なものが眠っ­ていると仮定する。
演劇における故郷喪失者である我々にも「記憶のプール」はある。
古典を失い、規範を失い、続けること自体が孕んでいる絶対の孤独と戦いながら、個人の­原風景をもとに演劇活動を続けている我々にも、そのプールに浮かぶことはできるのだ。
歴史はいつも否応なく伝統を壊すように動く。
個人は常に否応なく伝統の本当の発見に近づくように成熟する。
過去と未来が非連続となり、歴史感覚が失われている現在、
故郷喪失者たちは、抽象的な観念の美に酔うことしかできない。

【キャスト】

野々下孝/澤野正樹/本田椋/飯沼由和

 

11月25日 17:00~配信開始

幸福の果て

【あらすじ】

今回の舞台は、一九四四年にフランスで刊行された、アルベール・カミュの戯曲「カリギュラ」をモチーフにしている。
暴君として知られる、ローマ帝国第三代皇帝カリギュラを題材に書かれた戯曲である。
「カリギュラ」の登場人物たちは皆恐ろしい程の情熱で幸福へと向かう。
困難を見付けだす努力こそが才能であり、才能のある者だけが見ることができる最果てに、彼等は向かう。
「幸福の果てには、苦しみの国があり、苦しみの果てには、不毛のすばらしい幸福がある。」
そんな、意味は通らないが、感覚的に分かるイメージを「カリギュラ」は孕んでいる。
戯曲に書かれたことは、その時点で全て死んでいる。ゆえに時代や言葉の壁を越えることはできない。
しかし「カリギュラ」が孕むイメージは、現在も生々しく脈打ち、今、日本に住んでいる我々がイメージするものと繋がっているのだ。
「カリギュラ」が孕むイメージを我々が孕み直し、
カミュが生んだ「カリギュラ」を我々が生み直す。
1944年にフランスの作家カミュが書いた作品を、2014年に日本で上演するということはそういうことだ。
我々は信じている、
イメージが、時代も国境も超えて観客に着床することを。
そしてそのときこそ、作品が普遍性を獲得することを。
それができる演劇が現代劇なのだと。

【キャスト】

野々下孝/本田椋/飯沼由和/豊島豪

 


 

気になる劇団さんは、ぜひ他の作品もチェックしてみてくださいね(♥ω♥*)
それではまた来週ー!

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