日本橋店の武田です。

「人を呪わば穴二つ」という言葉があります。
他人を呪い(自主規制)とすると、自分もその報いで(自主規制)ので墓穴が二つ必要になる、というのが語源のことわざです。

これを知ってしまうとどんなに憎い相手でも気軽に呪えなくなります。返ってきたら怖いですもんね。

せめて「電車の中でお腹痛くなれ」や「財布無くしたと思いこんで一瞬ヒヤッとしろ」くらいの軽い呪いで済ませておくべきですね。

 

さて、今回紹介する作品のタイトルは「この戯曲を演じる者に永遠の呪いあれ」

これは呪いの言葉ですね。(見りゃわかるわ)
しかもかなり高レベルの。永遠て。自分の人生棒に振るつもりやで。
でも、本来上演されるために描かれるはずの戯曲になぜ呪いをかけるのでしょうか。

謎が謎を呼ぶこのタイトル。気になるタイトル。早速紹介に入りましょう。

 

 

平泳ぎ本店 第5回公演

【この戯曲を演じる者に永遠の呪いあれ】

 

【ストーリー】

秋雨の降る深夜のサークル棟。靴音が響き、学生劇団の部室兼倉庫に明かりが灯る。

懐かしい部室に忍び込んだのは、後輩の公演をきっかけに集まったOBたち。彼らは始発電車が動きだすまでの数時間を、近況や思い出を語りあって過ごすのだった。

「また会おう」

空が白みはじめたころ、彼らは再会を約束して家路についた―はずだった。

消えた公演DVD。濡れたダンボール箱。サークル棟をさまよう影。

そしてまた、今夜も部室兼倉庫に明かりが灯る。雨はまだやまない。

 

【キャスト】

小川哲也
越塚学(文学座)
鈴木大倫
丸山雄也

 

【スタッフ】

舞台監督・照明:浅見拓
音響協力:丸田裕也
宣伝美術:Ribitt’s works
主催・企画製作:平泳ぎ本店

 

【公演詳細】

・会場

新宿眼科画廊 スペース地下

〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11

JR新宿駅東口より徒歩12分
地下鉄東新宿駅より徒歩6分
地下鉄新宿三丁目駅より徒歩7分

 

 

 

【日時】

2018年10月19日(金)―22日(月)

10月19日(金) 19:30
10月20日(土) 14:00/18:30☆
10月21日(日) 14:00/18:30☆
10月22日(月) 15:00/19:30

・受付開始は開演の45分前、開場は30分前を予定
・約90分を予定(休憩なし 変更の可能性あり)

☆…アフタートーク
20日(土) 稲葉賀恵(演出家/文学座)
21日(日) 中野敦之(劇団唐ゼミ☆代表/演出家/神奈川芸術劇場館長室)

 

【料金・チケット予約】

-前売-

カルテットオンライン(当日精算のみ)

一般  3300円
ペア  6000円
ユース(26歳以下)  2000円(要証明書)
高校生以下  1000円(要学生証)

演劇パス(クレジットカード・事前決済)

一般  2700円

 

-当日券-

一般:3500円
ユース(26歳以下):2500円(要証明書)
高校生以下:1000円(要学生証)

カルチベートチケット 
2000円(公演当日、劇場受付のみでの取扱)

■カルチベートチケットとは?
「Cultivate Ticket―カルチベートチケット(耕すチケット)」は、観客の皆さんが他の観客の方のチケット代を肩代わりする仕組みです。

「平泳ぎ本店の活動を支援したい」「鑑賞した作品を誰かに薦めたい」と感じた方が
同チケット(1枚2,000円)を購入することで、その枚数分、他の誰かのための
無料チケット(= カルチベートチケット)が確保されます。
京都の劇団、地点さんが考案された仕組みを、許可を頂いて真似させて頂いています。

一緒に演劇を、耕しませんか?

 

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公演を観に行く前に、平泳ぎ本店の過去公演を復習しておきましょう。

 

【ボーク】

 

(劇)ヤリナゲ越寛生さんの書き下ろし。

プロ野球選手、自殺志願者、痴漢、そして…。
この広い東京で、かくして人はすれ違う。

 

 

平泳ぎ本店の公式Tシャツも取り扱い中です。

 

平泳ぎ本店って書いてありますね。(見りゃわかるわ)渋いフォントだ。
ちなみにこれはバックプリント。前面は無地です。
シンプルなデザインなので普段使いにもオススメ。

ここぞというタイミングで上着を脱いでバックプリントを見せびらかしてやりましょう。

 

 

【平泳ぎ本店】

2015年、主宰の松本一歩を中心に「『技術の泳法』と呼ばれる平泳ぎのように演劇における技術にこだわり、世界で戦い、かつ長く演劇界を泳ぎ続ける」べく設立。
演劇表現の可能性を集団での創作を通じて問い直し続けることを目的とした、俳優主体のカンパニー。

稽古場では全員で言葉と理屈を徹底的に尽くした上で「理屈じゃないだろ!」「言葉にできない!」というおもしろさを目指す。
稽古場で生まれる様々なアイディアを俳優自身が揉み、新劇から現代口語まで様々な演劇方法を節操なく駆使しつつ、結果一人一人の想像を超えて凝ったシーンを造形していく創作方法に特徴がある。

「真剣に演劇について悩んで、真剣に演劇を愛する」演劇大好きカンパニー。

2018年、第3回かもめ短編演劇祭にて戯曲選抜チームとしてかもめ賞(最優秀賞)含む三部門を受賞。
オリジナル作品での海外公演を当面の最大の目標とする。

 

公式サイト

Twitter:@hiraoyogihonten 

 

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