【祝】第68回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート!

山田佳奈さんが脚本・演出を手掛けるㇿ字ック4作品を観劇三昧にて配信!

 

脚本家・演出家の山田佳奈さんが主宰を務められている劇団・□字ック

第68回岸田國士戯曲賞にて
山田佳奈さんの『剥愛』が最終候補にノミネートされました!

□字ック

 


第68回岸田國士戯曲賞最終候補のノミネート作『剥愛』の台本を販売中!

話題の『剥愛』の台本を「観劇三昧ラボ 下北沢店」の店頭、
またはオンラインショップ「観劇三昧物販出張所」にて販売中です!📒

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そして、□字ックの過去作4本を観劇三昧にて配信決定!

今回の岸田國士戯曲賞最終候補ノミネートを記念し、
観劇三昧の個別購入にて4作品を期間限定で配信します!
※個別購入のご視聴には、観劇三昧への会員登録(無料)と視聴プランのご購入が必要です。

□字ック

【個別購入】第十一回本公演「荒川、神キラーチューン」再演

3日視聴プラン:¥1,000

販売期間:2024/4/12 12:00~2024/6/9 23:59
(上記期間内に買っていただくと、3日間ご視聴いただけます。)

🌟観劇三昧のサブスクにて、2014年上演の初演版も配信中!

脚本・演出:山田佳奈

あらすじ

わたし(渋谷ショーコ)は、現在中学の教師をしている。中学生だったとき、彼女は漫画家になりたかった。だから毎日のように漫画を描いていた。将来の夢は漫画家。でもなれなかった。

なりたかった職業に就く大人なんて、ほんの一握りだと思う。

結果わたしは、地味な大人になったが、彼女は職場恋愛を経て結婚をすることになった。教師同士の恋愛。肩身も狭く、周りの噂が耳に痛い。

ある日、自分のクラスのストーカーにあっている生徒が、体育の授業を見学しまくっていることを知る。同僚の体育教師とその生徒と話し合いを設けたのだが、驚く言葉を言われてしまう。
「じゃあ、先生はわたしが殺されそうになったら、代わりに殺されてくれますか?」
これをきっかけに、14年前、担任の先生が殺されて荒川の河川敷で発見されたこと、あの日いなくなってしまったあの子のこと、過去にフタをしていた様々なことを思い出さねばならなくなる。

現在の私と、14年前のわたし。
「ねえ、ショーコちゃん。神様ってほんとうにいるのかな?」

劇団代表作ともいえる本作に新たなストーリーを書き加え、
豪華キャストにより2016年夏、満を持しての再演決定!

キャスト

町田マリー/小野寺ずる(□字ック)/日高ボブ美(□字ック)/鬼頭真也(夜ふかしの会)/石橋穂乃香/エリザベス・マリー(CHAiroiPLIN)/大塚宣幸(大阪バンガー帝国)/傳田うに/青山祥子/とみやまあゆみ/濱田真和(Superendroller)/安川まり(さいたまネクスト・シアター)/澤田育子(good morningN゜5/拙者ムニエル)/納葉/かさいみよ/鈴村悠/田島冴香(東京タンバリン)/龍野りな


【個別購入】第十二回本公演「滅びの国」

3日間視聴プラン:¥1,000

販売期間:2024/4/12 12:00~2024/6/9 23:59
(上記期間内に買っていただくと、3日間ご視聴いただけます。)

脚本・演出:山田佳奈

あらすじ

“団地”に住む主婦は、別の女にのめり込んだ旦那の帰りを待ちきれず、部屋に若い男を呼び、その場限りの関係を結ぶ。
若い男は主婦を柔らかく抱きとめると、耳元で「愛している」と言う。それがリップサービスだということは分かっている。
だが主婦はその日から、その若い男のことばかりを考えるようになってしまう。
彼が住むのは“シェアハウス”。その場限りの慣れ合いを良しとし、蜜を舐め合うような環境。
わたしが居る場所が滅びなのか、それとも彼のいる場所が滅びなのか。

「真っ暗なトンネルの中にいるみたいに空っぽだ。わたしもあの彼も」

団地とシェアハウス。時代を象徴するコミュニティーに居住する男女ふたりの孤独を描く。
誰でもいいから、最低なあんたでもいいから、わたしのこの渇きを満たしてほしい—。

キャスト

吉本菜穂子/三津谷亮/小野寺ずる/日高ボブ美/山田佳奈/大竹ココ/Q本かよ/滑川喬樹(以上、□字ック)/大鶴美仁音/小林竜樹/冨森ジャスティン/水野駿太朗/東谷英人(DULL-COLORED POP)/キムラサトル/ホリユウキ(犬と串)/オクイシュージ/黒沢あすか/柏崎絵美子/倉冨尚人/近藤洋扶/三丈ゆき/JUMPEI/照井健仁/難波なう/橋本つむぎ


【個別購入】第十三回本公演「掬う」

3日間視聴プラン:¥1,000

販売期間:2024/4/12 12:00~2024/6/9 23:59
(上記期間内に買っていただくと、3日間ご視聴いただけます。)

脚本・演出:山田佳奈

あらすじ

30代半ばのミズエには余命幾ばくかの父がいる。父が余命宣告を受けてからと言うもの、ミズエのもとに母からの常軌を逸したメールが連日届く。しかも兄の嫁は母との折り合いが悪く、母に執拗に攻撃されているとミズエに相談してきている。正直言うと、ミズエは辟易としていた。何を言っても母には伝わらないだろうし、ミズエは義姉のことも受け止めきれずにいる。ミズエは孤独を感じていた。だからどっちつかずの関係を持ってしまった男に連絡をする。だが、彼は自分のことなんて興味ないのだとミズエは知っている。それは離婚を話し合っている旦那もそうだ。旦那はミズエが不在の際に、家に知らない女を同情心から宿泊させ体の関係を持った。ミズエはそれが許せなかった。とある家族、余命幾ばくかの父。その娘であるミズエが、女3人の奇妙な共同生活を通して他者を許すまでの過程を描く。

「わたしたちは当たり前に他人を傷つけることができる。それをどこで許すか、それが大人になることだ」

キャスト

佐津川愛美/山下リオ/馬渕英里何/日高ボブ美/水野駿太朗 大竹ココ(以上、□字ック)/東野絢香/大村わたる(柿喰う客/青年団)/古山憲太郎(モダンスイマーズ)/中田春介/千葉雅子(猫のホテル)


【個別購入】第十四回本公演「タイトル、拒絶」再演

3日間視聴プラン:¥1,000

販売期間:2024/4/12 12:00~2024/6/9 23:59
(上記期間内に買っていただくと、3日間ご視聴いただけます。)

脚本・演出:山田佳奈

あらすじ

雑居ビルの4階に位置したデリヘルで、さまざまな女性が肩を寄せ合って客待ちをしている。その部屋に、雑用係の女性・カノウはトイレットペーパーを買い出しに行って帰ってくる。彼女は体験入店で店に来たものの、いざ行為の段階になって怖気づいてホテルの外に助けを求めて逃げ出した。当然騒ぎになったのだが、そんな彼女を店側は雑用係として店側は雇うことにしたのだ。カノウは店で一番人気のマヒルを見て、小学生のころにクラス会でやった『カチカチ山』を思い出す。みんなかわいらしいウサギにばかり夢中になる。嫌われ者のタヌキになんて目もくれないのに。
「私の人生に、タイトルなんて必要でしょうか?」

キャスト

木竜麻生/小島梨里杏/川添野愛/鈴木たまよ/樹麗/田野優花/宮崎秋人/池田良/後藤剛範/信川清順/早織/安藤聖/美保純


▼個別購入作品のご視聴方法はこちら!

【個別購入配信】~ご購入・ご視聴ガイド~


「荒川、神キラーチューン」(初演版)

「鳥取イヴサンローラン」

観劇三昧のサブスクにて配信中!

月額制のサブスク会員になると上記の2本を含む、2340本の演劇作品が観放題!

★サブスク配信

第八回本公演「荒川、神キラーチューン」

第八回本公演「荒川、神キラーチューン」

企画製作:□字ック

あらすじ

わたしの家の近くにはドブみたいな川が流れていて、
歌をうたうには最高な場所だったわけで。
雑念も苛立ちもぜんぶ石を投げるみたいにぶちまけてやってた。
でも、なーんか変わっちゃったんだよ。あの子のせいで。

殺されたり殺したりしてから気付くなんて馬鹿みたいじゃんね。
いつだって人間は感情をもっているのだから。あなたもわたしも。
事件なんて、いま、
あんたの目の前にある些細な事情による甘えの果てじゃんか。
それを止めたきゃ頭を撫でろ。抱きしめて謝れ。
謝罪しろ、贖罪して土下座しろ。
こっちはキラーチューン歌い終わったら、許すから。

ねえ。先生、マイク握って離さないなら、頭カチ割るよ?

「CoRich 舞台芸術まつり!2014」でグランプリ、2014年度サンモールスタジオ最優秀団体賞受賞した□字ック代表作。
※こちらは初演版になります。

キャスト

小野寺ずる/日高ボブ美/山田佳奈(以上、□字ック)/円山チカ/浅野康之(劇団鹿殺し)/浅見紘至(デス電所)/大森茉利子(あやめ十八番)/篠原彩/堂本佳世/増岡裕子(文学座/江古田のガールズ)/三上晃司/吉留明日香/レベッカ


第十回本公演「鳥取イヴサンローラン」

企画製作:□字ック

あらすじ

場末のスナックはイヴサンローラン、イヴサンローランの香水が好きなママがつけた。
鳥取から上京してきた女は、ここで働くどの女も好きではないし、足を運ぶどの男もだらしないと思う。
というか、むしろ全員馬鹿だと思う。結局のところ媚びる女もヘラヘラ自慢げな男もどいつもこいつも寂しがりで、
今日もこの店はニブい光を放ってる。
「でも、私も同じ馬鹿女。せいぜい稼げよ自尊心」
今作はスナックを舞台に女の優越感、僻み、嫉妬、それと愛渦巻く闘争が交差。
でも結局は、東京の男に鳥取の女が負ける話。

お遊ばしませ、寂しいあなた。

キャスト

堂本佳世/日高ボブ美(□字ック)/山田佳奈(□字ック)/遠藤留奈(THE SHAMPOO HAT)/圓谷健太/小川夏鈴(東京ジャンクZ)/小林春世(演劇集団キャラメルボックス)/鈴木理学(とくお組)/那木慧/水野小論(ナイロン100℃)/山田ジェームス武


■観劇三昧のご視聴方法について

観劇三昧にてサブスク配信中の作品のご購入・ご視聴には観劇三昧への会員登録が必要です!

※スタンダード会員(有料)をご希望される場合は、フリー会員(無料)でご登録いただいた後、マイアカウントからお申込みいただけます。
ライセンスを購入していただくと、なんと全国653劇団の2340作品(※)が観放題!※2024年3月25日時点

とってもお得に演劇をお楽しみいただけます✨

▼新規会員登録の方法はこちら!

【観劇三昧~スタートガイド~】

■ㇿ字ックについて

主宰の山田佳奈がレコード会社のプロモーターを経て、2010年に立ち上げた劇団。
ライフスタイルが自由化された現代社会においてのコミュニケ―ション欠如や、大人になりきれない年齢不相応な自我に対して葛藤する人間を描く。
デリバリーヘルスを舞台に人間の生への欲求や期待、絶望や喪失などを描いた第六回本公演「タイトル、拒絶」では、サンモールスタジオの2013年最優秀演出賞を受賞。人間関係の希薄さや、他人への干渉を避ける風潮から生じた実際の事件を起点に物語が構想された第八回本公演「荒川、神キラーチューン」では、演劇ポータルサイト「CoRich 舞台芸術まつり!2014」でグランプリ、2014年度サンモールスタジオ最優秀団体賞受賞。
また、音楽フェスを模したスタイルの演劇イベント「鬼(ハイパー)FES.」を企画・主催。劇場に複数のステージを設け、総勢20団体以上の演劇団体による作品上演を行う。

■観劇三昧 劇団ページ→https://kan-geki.com/theatre/site/249

■劇団WEBサイト→http://www.roji649.com/


🌟岸田國士戯曲賞特集記事の第一弾はこちら

第68回岸田國士戯曲賞 最終候補作品を観劇三昧にて配信決定!

今年の岸田国士戯曲賞最終候補作『レクリエーション葬』を観劇三昧にて配信中!

【個別購入「老いと演劇」OiBokkeShi

『レクリエーション葬』

14日間視聴プラン ¥500

作・演出:菅原直樹

あらすじ

老人ホームに入居している97歳の岡谷正雄は、介護職員が提供するレクリエーションに腹を立てていた。
彼は命を懸けることができるレクリエーションを欲し、介護職員は「生前葬をしましょう」と提案する。それから月に一度、岡谷は死ぬことになった。
横たわる岡谷の前で、介護職員の氏家や一反田が語る岡谷とのエピソードや人生。それを静かに見守る、娘の山岡幸枝。生前葬が行われるたびに、毎回違うリアクションで応じ、介護職員にダメ出しをする岡谷。どのように生き、どのような死を迎えるのか、レクリエーションとしての葬儀=レクリエーション葬を通じて、最期のときを迎えるリハーサルを皆でしているかのようだ。
今日も老人ホームでは、岡谷のレクリエーション葬がはじまった。たまたまそこに居合わせた入居者の宮坂礼子とその息子・杜夫も、レクリエーション葬に参列することになる。そこで突然、岡谷は杜夫に対して、自分の息子「隆」だと、名前を連呼し始めて—。

キャスト

有安由香梨/石田直樹/井上洋子/岡田忠雄/金定和沙/呉英長/申瑞季/角田美穂子/武田有史


今後も岸田國士戯曲賞関連の特集記事を掲載予定!

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