9月28日(木)~10月6日(金)に『代わりの男のその代わり』の新作公演の上演が控えている劇団・アマヤドリ

アマヤドリといえば、「観劇三昧」では過去作を多数配信しており、前店舗の「観劇三昧 下北沢店」のオープニングイベントでは主宰の広田淳一さんにお越しいただくなど、「観劇三昧」と非常にゆかりの深い劇団です🌈

今回はアマヤドリの魅力とおすすめ作品をご紹介✨


●アマヤドリとは?

・劇団ページ→https://kan-geki.com/theatre/site/96

2001年に「ひょっとこ乱舞」として結成。2011年に「大爆破」と銘打って脱皮を遂げ、2012年に「アマヤドリ」へと改称して再スタートを切った。

現代口語から散文詩まで扱う「変幻自在の劇言語」と、共感性と個別化を主眼とした「自由自在の身体性」を活動の両輪とし、リズムとスピード・論理と情熱・悪意とアイロニー、とか、そういったものを縦横に駆使して「秩序立てられたカオス」としての舞台表現を追求している。

 

●アマヤドリの魅力とは?

フィクションの中で展開される会話劇の中に、現代の社会問題や風刺が込められ、観客に問いを投げかけます。
緊迫した会話劇、そして正反対の身体性を活かしたダンスパフォーマンスの独特の上演スタイルは唯一無二✨
傘を使ったダンスシーンが印象的ですよね🌂

 

●アマヤドリの過去作配信中!

演劇動画配信サービスの「観劇三昧」でアマヤドリの過去作を配信中!
その中でも特におすすめの4作品をご紹介💫
「観劇三昧」に会員登録していただくと、その他作品を含め全編をご視聴いただけます✨

 

『ロクな死にかた』

作・演出:広田淳一

【キャスト】

中村早香/笠井里美/根岸絵美/松下仁/糸山和則/渡邉圭介/田中美甫/西川康太郎(ゲキバカ)/伊藤今人(ゲキバカ)/小角まや/寺田ゆい/澤田慎司/大竹沙絵子/高倉大輔(emeЯpus)/海田眞佑/(劇団ウミダ)/伊比井香織(ConRary、)/片山敦郎/倉田大輔

【あらすじ】

物語は重い病に犯された恋人を看病する男、一平の独白から始まる。彼は恋人に請われるまま、日々さまざまな物語を恋人に語って聞かせているのだ。

水野チサトは彼女の元恋人である、毬井(マリイ)の死をどうしても受け入れられずにいた。事実としては理解できていても感情の部分でどうしても納得がいかなかったのだ。そんな彼女が毬井の「生存」にこだわるひとつの根拠は、彼が生前書いていたブログが死後も更新され続けているという事実だった。チサトは務めていた飲食店・店長の職を辞し、失意の日々を送ることとなる。

チサトの姉である水野ハルカは、そんな妹とどう向き合えばいいのかに困り果て、助けを求めるように自身の職場の友人、生方(ウブカタ)を家に招待し、妹と話をさせてみることにした。はじめのうち激しく生方を拒絶していたチサトだったが、生方の落ち着いた人柄に触れるうちに徐々に心を開いていく。彼女もまた話相手を必要としていたのだ。
生方は毬井のブログを現在も更新し続けている「なりすまし」の犯人を特定することを決意し、姉・ハルカの許可を得て独自に調査を始めることにした。

物語はもう一方の側からも同時に展開する。つまり、その「なりすまし」の「犯人」武田の側からである。武田は結婚願望の強い恋人や、気のいい後輩に囲まれて安定した日々を過ごしていたのだが、そこへ毬井の死の知らせが入ってくる。毬井の意志を継ぐためか、武田は毬井が生前残した「手記」をブログにアップし続ける。やがて、必然として武田と生方は出会うことになるのだが……。

 

『うれしい悲鳴』

作・演出:広田淳一

【キャスト】

中村早香/笠井里美/松下仁/根岸絵美/渡邉圭介/糸山和則/田中美甫/広田淳一/稲垣干城/伊藤今人(ゲキバカ)/西川康太郎(ゲキバカ)/倉田大輔/荒井志郎(青☆組)/永島敬三/小角まや/熊谷有芳/榊菜津美/杉亜由子/鈴木由里/山森信太郎(髭亀鶴)/荒木昌代/片山敦郎/ひょい/太田旭紀

【あらすじ】

舞台は近未来の日本。そこでは「アンカ」と呼ばれるデタラメな方法で政治が決定され、デタラメな法令を強行するための暴力組織、「泳ぐ魚」が権力を握っていた。

組織のメンバーの一人、痛覚のない男・マキノは、ある日、「強制お引っ越し」を執行している最中に「なんでも過敏症」の女・ミミと運命的な出会いを果たす。
恋に落ちた二人は互いの「感度」に惹かれあうように急速に仲を深めていったが、そんな折、一つの不吉なアンカが決定されて徐々に歯車は狂い出していく……。
政治や国家という社会組織の枠組みを問い直しながら、そこに生きる個人のちっぽけな恋の狂気を痛切に描き切った衝撃作!
ひょっとこ乱舞の終着地点にして、自他ともに認める劇団最高傑作です。

 

『非常の階段』

作・演出:広田淳一

【キャスト】

笠井里美/松下仁/糸山和則/渡邉圭介/小角まや/榊菜津美/沼田星麻(以上、アマヤドリ)/伊藤今人(ゲキバカ/梅棒)/宮崎雄真/藤松祥子/内野聡夢/レベッカ/中野智恵梨/上野みどり/足立拓海/KEKE/倉田大輔

【あらすじ】

これは「透明の家」を巡る物語だ。
従来の血縁による家族が持っていたしっかりとした「家」が透明になっていき、その一方、友人たちで作る模擬的な家族がだんだん家族らしきものを作っていこうとする物語である。

舞台は2014年の日本、東京。

ある夏の日、一人の振り込め詐欺結社のメンバーの男が何者かによってさらわれた。
結社の仲間たちは彼(ダーさん)の身を案ずるとともに一時的に身を隠すことを考え、メンバーの一人・大庭ナイトの親戚宅に居候をすることとした。
ナイトの叔父・八平とその三人の娘たちは、素性の怪しい詐欺結社の面々を邪魔者扱いしつつも、なんとか奇妙な共同生活を乗り切ろうとしていく……。

一方、大庭家も揺れていた。数年前に妻を亡くした八平は東京の家を引き払って富山へ帰ることを決め、三人姉妹はそれぞれ別の新生活を始める必要に迫られていたのだ。

ダーさんをさらったのは誰なのか?三人姉妹の行末は?太宰治の『斜陽』をモチーフに、振り込め詐欺結社の葛藤、若年層の貧困、格差社会、家族の在り方など、現代日本が抱える様々なモチーフを多層的に描きます。

 

『青いポスト』

作・演出:広田淳一

【キャスト】

小角まや/榊菜津美/中野智恵梨/相葉るか/相葉りこ/一川幸恵/中村早香(以上、アマヤドリ) 中前夏来/大島萌/古澤美樹/城内由夏子/水口早香

【あらすじ】

カンナとユリナは、とある町に住む双子の女の子。
この町には、年に一度、町でいちばん悪いやつを投票で決め、選出された者が「消されて」しまう「セレクション」という制度があった。ある年、カンナがセレクションにおいて不正行為をしたとされ、規定違反によって「いちばん悪いやつ」に選出されてしまう。
不思議と悪あがきしない双子のふたりは、生前にゆかりのあった人たちとゆっくり最期の時を迎える準備を整える。一方、ふたりの知人であったエリカとミズキの姉妹は、なんとかカンナを救うことはできないかとセレクションの管理委員会に働きかけるのだが……。
女性キャストのみによる、人が人を選ぶこと、に焦点を当てた会話劇。
「いちばん悪いやつ」を選ぶセレクション制度を通じて、選挙制度や、民主主義、人気投票の持っている公平性と限界、暴力性とその無責任性についてを描いた。
群舞と会話の融合を目指すアマヤドリの真骨頂とも言える作品で、ごく短いセクションにシーンは細分化され、俳優たちは常に移動しながら、場面転換をしながら劇は流れていく。


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