日本橋店の武田です。こんにちは。

昔の人達は正体不明のものや現象に「妖怪」や「悪魔」と名前を付けて恐れましたが、デジタル社会の現在ではどちらもそれほど恐ろしくも珍しくも無くなっているように思います。

あらゆる作品に妖怪はキャラクターとして登場し、悪魔は人生の踏ん張りどころにたびたび現れて「もう寝ちまえよ」「お前はよく頑張ってるよ」と甘い声で囁く。なんか身近すぎて親しみすら湧いてきますね。

 

と、いう事で(?)今回紹介する劇団は
中野坂上デーモンズの憂鬱

 

強烈なネーミングだけに注目するなかれ。
佐藤佐吉賞2017 最優秀作品賞・最優秀演出賞
日本演出者協会主催 若手演出家コンクール優秀賞
を受賞した劇団であり、

 

全てを出し切り“何かわからない業の深いもの”を作り続ける
《中野坂上ストロングスタイル》は唯一無二であり、
見るものを謎の感動と不快感へ引きずり込む。

 

と称する独自のスタイルを駆使する実力派です。

観劇中に背後から感じる気配は悪魔のささやきか。謎の感動か。それとも満足感か。

そう。悪魔は常に我々の背後で機をうかがい、誘惑し(今回は観劇の誘いだろうか)闇に引きずりこむチャンスを狙っているのです。

ほら、現にあなたの後ろにも…

ほら、現に…

現…。。。。。

うつつ

『現っ、』

脚本・演出 松森モヘー

 

【ストーリー】

鬼才《稲シダ鳩》の伝説的怪奇小説、遂に待望の戯曲化!

「里子は震える手でその日めくりカレンダーをめくった。
404号室で行われる女子会はまた4日…、何度めくってもまた4日…。」

 

【キャスト】

踊り子あり(はえぎわ)、きずき、工藤彩加、ゆかりごはん、矢野杏子、
石井エリカ、古田希美恵、菅原碧、みさと、堀田夏実、きだたまき(ゆるふ酒)、
津田唯紀、櫻木夏代、谷村桃佳、高橋花生(右マパターン)、ゾンビくん

 

【スタッフ】

照  明:葛生英之(kiesselbach)
舞台監督:桐渕隆信 atelier killik
音  響:耳鳴り山の轟音丸
美  術:金座(佐藤翔・稲永英俊)
当日制作:高村楓(冗談だからね。)
演出助手:僻みひなた(しあわせ学級崩壊)、ゆかりごはん
告知PV:サワノフロムヘル
映像撮影:木村聡志
広  報:早川さとし、安達可奈
フライヤー:松森藍子、松森モヘー
企画・制作:中野坂上デーモンズの憂鬱

 

【詳細】

・日時
2018年
4月4日(水)19:30
4月5日(木)14:00/19:30
4月6日(金)19:30
4月7日(土)14:00★/19:30
4月8日(日)14:00

※★の回には、託児サービスがあります。要予約。
イベント託児・マザーズ 0120-788-222
0才・1才 2000円 2才以上 1000円

※当日券販売・受付開始は開演の1時間前
開場は開演の30分前となっております。

 

・会場
花まる学習会王子小劇場

〒1140002
東京都北区王子1-14-4 B1F

アクセス
●JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅から徒歩3分
●都電荒川線 王子駅前停留所より徒歩7分

 

・料金
全席自由
前売 2800円 / 当日 3300円
学生 2300円 / 高校生以下 1000円(*)
*要予約(受付にて学生証をご提示ください)

 

【予約】

カルテットオンライン

・劇団予約 nakanosakaue.demons2525@gmail.com

劇団予約方法
御予約名、御希望の日時、御人数を明記の上、
上記のアドレスまでメールを御送信ください。
後ほど担当の者から御返信させていただきます。
「例:推川◎うり・4月4日・19:30・1枚」

 

問い合わせ
MAIL: demons_smile2525_so_cute@yahoo.co.jp
TELL: 080-6571-1582(高村)
楽屋直通番号: 03-3911-8142(公演期間中のみ)

 

公式サイト特設ページ


年度が替わり、4月からから前任:北川大輔さんから新任:池亀三太(ぬいぐるみハンター代表)さんに芸術監督が交代した花まる学習会王子小劇場。

池亀さん就任一発目の公演が中野坂上デーモンズの憂鬱。
松森モヘーさん、池亀さんのご挨拶がこちら。

 

▼ご挨拶▼

池亀さん、「新芸術監督」就任おめでとうございます。
記念すべき池亀時代のこけら落とし、いえ筆下ろし。
言ってしまえば池亀さんの筆下ろしです。
“王子名物!三太の筆下ろし”に我々を召喚してくださり身に余る想いです。
後遺症の残るようなキッツい筆下ろしにしたいので、
先にシャワー浴びて待っててくださいねっ。

中野坂上デーモンズの憂鬱
松森モヘー

▼中野坂上デーモンズの憂鬱さまへ▼

お先にシャワー浴びて参りました。
デーモンズの神聖で手荒い演劇儀式を前に子犬のように震えながら、
念のため自身の子犬も丹念に洗っておきました。
花まる学習会王子小劇場の新たな挑戦の一歩を
共に踏み出していただきありがとうございます。
「劇場」という名の愛の巣を整えてお待ちしています。
生涯忘れられない体験になるくらいメチャクチャにしてください。
(事後は現状復帰でお願いします)

花まる学習会王子小劇場 新芸術監督
池亀三太

 

ぶっとんだ挨拶が交わされています。

佐藤佐吉賞2017 最優秀作品賞・最優秀演出賞受賞という経歴を持ち
日本演出者協会主催 若手演出家コンクール2017では優秀賞を受賞した
「中野坂上デーモンズの憂鬱」。

「へぇ。そりゃあすごいや。どんな作品やったんやろな」

こんな作品です。

 

園っ、

好評配信中です。当時の感想を抜粋すると「カオス」「台詞量」「強烈なキャラ」「痺れ」

これはなかなか刺激的じゃありませんか。まずは3分お試しあれ。

 

【ストーリー】

フリーテンプルとでも言えばいいのか。
無宗教の祈りを捧げる場。
教会というと十字架を思い浮かべるが、
この建物は宗派のない人々の祈りのために開かれている。
2階建の建物であり、舞台となるのはその1階に位置する白い部屋。
天井は高く、小さな窓がある。

この部屋は『祈りの場』であると同時に、
生活の分岐点に位置する、フリースペースだ。
部屋の正面奥は祭壇のようになっていて、
現代アートと共とれるような木製のモニュメントが据えられている。
その奥には赤い仮面が飾ってあって。

部屋には赤い扉がみっつ。
下手に「ひとつ」と、上手に「ふたつ」。
下手「ひとつ」の扉は廊下へとつながっている。
その廊下は、先生の部屋・面会室・浴室・トイレ、
そして玄関へとつながっている。
上手「ふたつ」の扉、奥・祭壇側は、食堂・調理室へとつながっており、
手前は2階と、3階の屋上へと続く階段に繋がっている。
2階には10室の宿泊部屋とトイレ。
部屋にはそれぞれ花の名前が付けられていて。
3階は屋上のみのスペースである。物干し台、倉庫。
小高い丘に位置するこの建物の屋上からはこの辺りが一望できる。
屋上からさらに見上げるように後方を眺めると、
少し先に、小さく洋風の墓が見える。
この建物の設計者、建築家『ピーター・ペレ』の墓である。
遠くには海も見える。
そして海沿いには白いタンクの並ぶ、大規模な施設群が並んでいる。

感謝祭の名の下に集まった人々。
その感謝祭に迎え入れられた人々。
各々の想いと理由を持ち、再会を目的に山奥へやってきた。

何にせよ、
招かれた者、この場所で生活をする者が入り混じり、物語は始まっていて。
ある3日間の日常。
男1人、女15人、笑って呻いて人の群れ

 

【キャスト】

鈴真紀史(はえぎわ)/三森麻美/安達可奈(ビッケの一派)/高橋花生(右マパターン)/
きずき/石井エリカ/椎田紗和子/佐藤来夏(スマッシュルームス&SR)/古田貴美恵/
ゆかりごはん/矢野杏子/中尾仲良/井出口裕樹/山村篤史(ひねもすほろすけ)

 

======================

 

「現っ、」が待ち遠しくなること間違いなし!!要チェックな一作です!

 

 

【中野坂上デーモンズの憂鬱】

松森モヘーを中心とした芝居のチーム。
劇団ではなく偶然つどった仲間で出来ている。
ENBUゼミナール2011年ノゾエ征爾クラス在学中に微動。
2012年、旗揚げ公演を前にしてチーム内での確執・裏切り・陰謀・争いをへて
現在の形となり本格的に始動する。
全てを出し切り“何かわからない業の深いもの”を作り続ける
《中野坂上ストロングスタイル》は唯一無二であり、
見るものを謎の感動と不快感へ引きずり込む。
何も感じない人もいる。それはしょうがない。
近年は《中野坂上ストロングスタイル》のみならず、
会話の完成度を追い求める《北区王子コンバセーションスタイル》、
ひたすらの出鱈目を創造する《四谷マザファッキンアウトブレイクスタイル》などを駆使し、
劇場のみならず様々な音楽LIVEやイベント、フェス等にも出演する。
中野坂上という街に特に想い入れはないが、中野坂上は日本で一番AV女優とすれ違う街だということは本当の話らしい。

 

公式サイト

Twitter

=========================================================

■オンライン観劇サービス【観劇三昧】
観劇三昧アプリ
パソコンの方はこちらからhttp://kan-geki.com
観劇三昧日本橋店・下北沢店 観劇三昧物販出張所
電子チケットサービス【演劇パス】