2018年1/20(土)
観劇三昧下北沢店が1歳になりましたー!
皆様のおかげで1年間走りきることが出来ました!
改めまして、感謝申し上げます。
その記念すべき日に、ボリューム満点、魅力満載なイベントが開催されました!!
タイムテーブル順にご紹介していきますね。
13:00~ガレキの太鼓
ガレキの太鼓トークイベント「海外生活、珍道中〜こんなにもクリエイティブ〜」
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ガレキの太鼓は
舘そらみが思いつくアレコレを空間問わず表現する劇団。
2009年の結成以来、公演ごとにキャスト・スタッフを集めて作品を発表している。
2011年より青年団リンクとしても活動を開始(その後卒業)。
2014年より海老根理が劇団員として加入したが、同年に劇団としての活動を休止。
2017年12月に再開する。
「リアルに見せかけた現代言葉」を基調にした「その場のノリ」を重視した軽快なやり取りが特徴。
時として軽薄にさえ見える馬鹿馬鹿しいコミュニケーションと作風は、朝日新聞に“徹底して無責任で刹那的”と評された。
観客が感じる小さな“違和感”こそが、“じゃあ私ってどうなんだろう”という思いを生み出すはずだと信じ、作品作りを進めている。
ガレキの太鼓が目指すのは、観客へ「自己問答」の機会をもってもらうこと。
その先に、少しだけ生きやすい明日があると信じている。
作品は、とっても馬鹿馬鹿しいのだけれど。
(公式ウェブページから引用)
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波乱万丈の舘そらみ伝。
その全てを語りつくすには2時間ではあまりにも短かったのかもしれない。
当店スタッフでもある日比野線(劇団半開き/FunIQ)が聞き手となり、舘そらみさんのあれこれを聞きつくすトークイベント。
開催時間が早い、かつ他劇場のマチネ時間とかぶることもあり、お客様の入りがゆっくりだったが、トークの熱は最初から沸騰!
インドで山賊におそわれた!?
浮気し放題の恋愛関係!?
文字で書いただけでも、興味津々な話題が出るわ出るわ!
お客様の笑い声もどんどん大きくなる!
スタッフ陣も片耳で聞きながら、まだ13時ですよってツッコミたくなるトーク!
1周年記念イベントのオープニングを飾るにふさわしい大盛り上がりの会でした。
その中で話題は、セリフを書く時のこだわり、演劇で食べていく、など次第にまじめなお話に。
というのも、舘そらみ率いる「ガレキの太鼓」が3年ぶりに劇場に帰ってくるんです!
「地上10センチ」
「この人は遠くない未来に死ぬな」ひさしぶりにあった父を見て確信した。彼が死ぬ準備を、今日からはじめることにする。
小劇場から尻尾巻いて逃げ、いつの間にか映像脚本やWEBコラムばかりを書いていた舘(だて)そらみがホームグラウンドで膝を震わせながら数年ぶりに筆を取るハイテンション冠婚葬祭ロードムービー。
(本作は演劇公演です)
日時
2018年3月8日(木)-18日(日)
会場
こまばアゴラ劇場
詳細
15:30~日本のラジオ
日本のラジオリーディング公演「ココノイエノシュジンハビョウキデス」
2つ目のイベントは
日本のラジオのリーディング。
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日本のラジオとは
【さわやかな惨劇】
読み方は「にほんのらじお」。代表である屋代秀樹が自作の戯曲を上演するため立ち上げ。
怪異や、実際あった猟奇事件を下敷きにしたものをよくやっています。
残酷な結末になることが多いですが、舞台上での暴力シーンはあまりなく、「観た後さわやかな気持ちになる」と言われることもあります。
ギャラリーでの公演を主として、照明や音響はほとんど使いません。台詞と役者の演技があれば大体大丈夫だと思っています。
淡々とした世界を、こっそり覗き見る感覚で観ていただけたらと思います。
(公式ウェブページから引用)
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作品は、2015年10月に上演された
「ココノ イエノ シュジンハ ビョウキ デス」
静かで爽やかで残酷で、日常と異質の境目が、ふわりと浮いて溶けていくような。
暴風や爆発でなく、静かな湖の波紋をみるような。
そんな作品にお客さんも静かに聞き入り、心を震わすひとときでした。
作品の詳しい内容は、聞いた人だけのものですが、
同作品の台本が2冊ほど店舗にございますので気になる方は是非お手に取ってください!
そして1時間ほどのリーディングの後は、トークの時間!
「お酒を飲まないと喋れないので・・・」
となんともシャイな皆さま。
劇団員の屋代さん、安東さん、田中さんの3名と、お客さんとのトークは
「ワイン3L買ってきたんで飲みましょうね」
という屋代さんのまさかの呼びかけから始まりました。笑
お客さまも一緒に、飲みながら。
お客様からの質問もありつつ、
屋代さんが台本を書く時のお話や、
田中さん・安東さんが劇団員になったキッカケ、経緯など、
たくさんの興味深いお話がきけました!
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日本のラジオの次回公演
「ツヤマジケン」
2018年6月5日(火)~10日(日)
こまばアゴラ劇場
この作品は2014年に王子小劇場にて上演され、
【佐藤佐吉演劇祭2014+】
シルバーフォックス賞(観客投票2位)・Next賞(チラシ)・コストパフォーマンス賞
【2014年佐藤佐吉演劇賞】
最優秀脚本賞・優秀作品賞・優秀助演女優賞(三澤さき)
と6つもの賞を受賞した話題作。
時を経て、待望の再演です!
詳細は随時更新される公式ウェブサイトからチェックください!
18:00~アガリスクエンターテイメント
アガリスクエンターテイメントFLASHアニメ「その時歴史がウゴイタ?」公開生アフレコ。
3つめのイベントは、アガリスクエンターテイメント!
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アガリスクエンターテイメントとは
屁理屈シチュエーションコメディ劇団。
一つの場所で巻き起こる事件や状況で笑わせる喜劇、シチュエーションコメディを得意としており、最近では大勢の人物がごちゃごちゃ理屈をこねたり議論をするコメディを作っている。
王道でウェルメイドなコメディを独自の理論で一捻り二捻りした作品が多いが、そんな中でも“劇場でウケること”を重視して創作している。
演劇公演以外にも、コントライブの開催やFLASHアニメーションの製作などを手がけるなど、活動範囲は多岐にわたる。また、隔月程度の頻度で新宿シアター・ミラクルにて開かれる「演劇」×「笑い」のコントライブシリーズ、新宿コントレックスを主催する。
「アガリスクエンターテイメント」及び「Aga-risk Entertainment」が正規表記。「アガリクス」では無い。
(公式ウェブページから引用)
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作品は、HP上にアップされている
FLASHアニメ「第16回 薩長同盟の成立」
アガリスクエンターテイメントの名物企画「その時歴史がウゴイタ?」内のアニメーションのアフレコをお客様の前でやっちゃおーっていうイベント。
まず最初に、お客様も含めた参加者全員にアフレコ台本が配られます。
それを出演者の皆様がリーディング!
さすがコメディ劇団の皆さん!初見でも面白い!!!!って思っていたら、
主宰の冨坂さんが
「ここのセリフはもうちょっとこう読みましょうか」
あ~なるほど、簡単な修正が入ってアフレコに入るのね、、、
「いや、そのセリフはもっとこうしてください」
あれ?
「そこもっとテンション高く」
あれ?
「そこの間は詰めて!」
あれ???これ完全に、公開稽古だ!
でもでもでも、さすが劇団員!!
お客様の前でダメ出し!?されても、修正していってどんどん面白くなっていきます!
芝居が固まったところで、画と合わせていきます。
アニメとセリフを合わせるのってなかなか大変なんですが、これも見事にしっかり合わせてくる!
芸達者な劇団だなーと思っていたところで、急展開!
「よし、じゃあ出来上がったこのアニメを観劇三昧さんに配信してもらおう!」
?
??
???
あれ?うちが配信できるのは演劇作品だけなんだけど、、、
じゃあ、演劇作品の定義って何?
の討論会へ。
お店からは、店長の川本を筆頭にスタッフが参加します。
討論をしてみてやっぱり感じるのは、さすが屁理屈シチュエーションコメディ劇団。
出るわ出るわ、屁理屈のオンパレード!
皆さん本当にイキイキとしてらっしゃる!
そして最後には、実は劇団員がこのアニメを演劇って思ってなかったってオチをつけてくれてイベントは無事に閉幕しました。
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そんなアガリスクエンターテイメントの次回公演が、
『卒業式、実行』
校内、紛糾。交渉、決裂。そして迎える式当日…!
3月8日朝、卒業式実行委員長・榎並夕起は頭を抱えていた。
自主自律を重んじ、卒業式の企画・運営も生徒が主体となって行ってきた国府台高校に、突如降ってきた「卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱問題」。
職務命令のために実施しなければならない教員側と、自治のために反対する生徒側。政治思想も巻き込んで、校内世論は真っ二つ。解決のための協議も決裂。
どちらのプログラムで式を執り行うのか、決まらないまま式当日を迎えてしまったのだ。
校門前には街宣車。火花を散らす生徒と教師。介入してくる保護者にOB。
果たして卒業式実行委員は無事に式を遂行することができるのか!?
委員長は憧れの先輩の卒業式を成功させることができるのか!?
ーーーそして、開式の時間がやってきた。
会場
日時
2018年2月17日(土)〜2月25日(日)
そしてこちらも必見!
『卒業式、実行』試演会
日時:2018年2月6日(火)19:00
会場:スタジオ空洞
料金:1,000円
※予約・当日共に同一料金ですが、席数が少ないため、なるべく予約してお越しくださいませ。
予約受付開始:2018年1月6日(土)午前10:00
上演時間:本編120分+作戦会議30分
1日大忙しのイベントを終えてみて、
我々は数多くの劇団さん、演劇ファンの皆さんに支えられて1年間やってこれたんだなーってしみじみ。
これからも皆様に楽しんでいただけるようなイベントたくさん企画していきますので、1歳になった観劇三昧下北沢店をどうぞよろしくお願いしますー☆彡
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