こんにちは、日本橋店の今村です。
先日、スタッフの名札(のようなもの)が「夜の帝王」になっていました。
なんぞそれ、と問うてみたところ、
「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」というカードゲームで
びっくりするような引きをしたスタッフが名づけられた、とのことです。
ちなみにこの言葉は高杉晋作がうたったといわれる有名な都々逸(どどいつ)ですね。
意味や文言については諸説ありますが、
「夜明けを告げる煩い烏を殺し、静かな朝をあなたと迎えたい」
という説が一般的でしょうか。
古典落語の演目「三枚起請 」ではこれをもじり、
遊女が客に渡す起請文(あなたと一緒になりますという約束)を
破った時に熊野神社の烏が死に、自分が死んだときに地獄でその烏らに責められる、というところから
「(これまでに送った起請文はすべて嘘だから)世の中のすべての烏を殺してやりたい」
「ゆっくり朝寝がしたいんだ」というオチにつながります。(ものすごい要約)
それにしてもゆっくり眠りたいという要望をかなえるために三千世界の烏を皆殺しにしてやるとは、
なかなかハードな思想ですよね。
遊女というと、華やかで艶やかなイメージと、
熱く激しい、どろどろとしたものが渦巻くイメージの二極な気がしています。
そんな遊女の最高位、「花魁」をテーマにしたハードボイルド時代劇のグッズが入荷しましたので、
ご紹介いたしましょう。
個人的に「花魁」という字面がとても好きです。
株式会社STELLA WORKS
【花魁の首】
脚本・演出 細川博司(バンタムクラスステージ)
【ストーリー】
斬り咲いて、花と散れ
無願拝天流の剣士、砂井戸蔵密が何者かに暗殺される。
その娘・静(しず)は、生前の父の言葉に従い、吉原の廓に遊女・葉塊(はがくれ)として身を隠していた。まだ、年端もいかない少女・たからを連れて。
一方、蔵密を暗殺したのは、「山の民」の子・捨丸であった。もとは蔵密の弟子であった捨丸は、「躁姫」なる姫君に忠誠を誓い、その命じるまま、侍たちを率いて、たからの命を付け狙う。
廓に追手が迫ったとき、ついに静とたからの身に危機が訪れる。しかし、そこで身をひさぐ遊女たちは、みな、剣士や武家の娘たち…剣術の心得のある女たちであった。
なぜ、たからの命を狙うのか?
躁姫とは何者か?
たからを守る遊女たちと、躁姫、捨丸が率いる侍たちの死闘が始まる。
【キャスト】
末野卓磨 長谷部優
植野堀誠 秋吉織栄 みなもとらい 平塚千瑛
遥奈瞳 宮島小百合 七海なな 齋藤悠 市川咲
水野奈月 小川大悟 渡辺健太 金本英信
和輝 山下哲平
粕谷佳五 葉山レイコ 水野大
多胡亮平 青木美香 坪倉賢太郎 水谷寧央 羽生勝人 山田拓美 高見澤文彬 雪原千歳 菜ノ香マカ 瞳 野田龍之介 久米智之 鎌田修悦 西村功我
【スタッフ】
舞台監督:新井和幸
照明:阿部将之(LICHT-ER)
音響:大石和洋
舞台美術:愛知康子
小道具:山下哲平(劇団ラパン雑貨ゝ)
ヘアメイク:青山亜耶
衣裳:加藤佑里恵(藤衣裳)
殺陣:水野大(刀屋壱)
音楽:小林直幸
宣伝美術:二朗松田
WEB:金原大祐(WM design)
スチール:林和弘
企画:前田和紀
制作:小林勇輝 能島健悟
製作:翔治陽人
キャスティング協力:舟橋義泰(ホットラインプロモーション)
票券:島崎翼
制作協力:潮田塁 藤岡真由美
いかがでしょうか。戦う花魁。なんともそそるワードではありませんか。
この作品は「ハードボイルド時代劇」と銘打たれています。
ハードボイルドと聞いて思い浮かべるのは荒野や馬や荒くれ漢たち、そして銃と酒でしょうか。
しかしながら今作は、遊女と刀の和風ハードボイルド。
女性たちが華麗に舞いながら和服で斬りあう殺陣が素晴らしいという感想をたくさん見ました。
そんな花魁の首グッズ、観劇三昧で買えます!
まずはTシャツから。
cool…
飛び散っているのは血でしょうか。袈裟懸けに斬ったのでしょうか。
Tシャツ選びはデザインだけではありません。色も大事ですよね?そう来ると思ってましたよ。
ピンクと白を加えて合計3種類取り揃えております。2択だとどれにするか迷いますが、3択だともっと迷う。
迷ってください。迷いながら店内をグルグルしてください。
Tシャツのデザインに惹かれて作品にも興味が出てきたあなた。これはどうでしょうか。
パンフレットもあります。
全30ページ、フルカラー。
色鮮やかな内容とは対照的に、表紙はモノクロでシックな仕上げです。
全キャストの紹介と、座談会の様子がご覧いただけます。
日本橋店ではサンプルも置いてます。まずはパラッとビジュアルを見てください。そして買って中身をじっくりと読んでください。
物販出張所でも買えますよ。
=====================================
■オンライン観劇サービス【観劇三昧】 |
|
パソコンの方はこちらからhttp://kan-geki.com | |