何度かブログには顔を出させていただいていますが、広報担当の今村です。
いつもブログでは配信作品の紹介や店内のグッズの紹介、劇団さんの公演情報などを載せていますが、こちらでは社内のアレコレを書かせていただきたいと思っています。
まずは初の広報ブログということで、会社と、弊社の代表サービス【観劇三昧】について色々書かせていただきますね。
<株式会社ネクステージ?>
【観劇三昧】を運営しているのは、株式会社ネクステージという、大阪府大阪市に所在する、福井学(ふくい まなぶ)を代表とする会社です。
2014年の5月に設立以降、「表現者の未来をつくる」をスローガンに、劇団と観客をつなぐサービスとして裏から支えています。
<【観劇三昧】ってそもそも?>
ブログをご覧頂いている方はご存知のかたも多いと思いますが、【観劇三昧】とは、スマホやパソコンで演劇の映像が観られる、オンライン観劇サービスです。
【観劇三昧】の生い立ちについて、代表の福井は語ります。
「友人に誘われて初めて演劇に触れたとき、衝撃が走りました。
映画やテレビドラマでは得られない空気感がそこにはあり、今までに感じたことのない魅力がありました。
その後、演劇に魅了され年間300本ほどの作品を観続けました。
そこで、ひとつの問題を知ることになりました。
演劇を提供する「表現者」が、公演をおこなう中で収入が追いつかなくなり、引退せざるを得ないという姿が後を絶たないということです。
そこで、まずは観客を増やし観劇人口全体の底上げが必要であると感じました。
また、それでも劇場には席が限りがあるため、公演以外での収入手段を得られるようにする必要があると考えました。」
そこで始めたのがオンライン観劇サービス【観劇三昧】です。
もちろん、演劇は生で観ていただくのが一番です。
しかし、距離や時間の問題、家庭や生活環境の問題、金銭的な問題で容易に劇場に足を運ぶことが出来ないかたもたくさんいます。
そういうかたのために、また、演劇に触れたことがないかたが初めて演劇ってどういうものなのか、に触れていただくきっかけづくりのために、【観劇三昧】はスタートいたしました。
【観劇三昧】では、劇団側へ費用負担していただくことはありません。
そして、サービス利用料の利益分の7割を、再生回数に応じて劇団に分配し、還元しています。
つまり、劇団の作品が再生されればされるほど、劇団には収入が増えるというわけです。
劇団のファンの方は、応援するために作品を観る、という、公演外での応援ができるようになります。
一見すると、会社には利益が少ないように思えます。
しかし、【観劇三昧】を利用して得た収入によって、劇団がよりよい作品を製作し、その映像を【観劇三昧】のコンテンツとして配信させていただくことができれば、
【観劇三昧】自体のクオリティが上がり、演劇に興味を持っていただける人口が増えると考えます。
そして、それをきっかけに今度はその方々が劇場に足を運んでいただけるようになれば、演劇業界がより活性化すると考えています。
演劇は人に元気と、生活に潤いを与えてくれる素晴らしい文化です。
だからこそ、収入の問題で業界を去ってしまう方が少しでも減らせるように、株式会社ネクステージは日々努力しています。
まだまだ、劇団を継続的に運営していくには、様々な問題があります。
会社をあげて、ITの力で少しずつでも問題の解決に取り組みます。
演劇が音楽や映画と同じく、当たり前のように生活の中にあふれ、心が豊かになる社会へ。
そして、世界中で愛されるサービスになれるように、挑戦を続けてまいります。