4月も中旬を迎え、新年度の幕開けはいかがお過ごしでしょうか?
朗らかな日和のなか、青空によく映えるサクラやハクモクレンの時期もすぎ、
ここからは日差しの強まるばかりかとおもうと、気が滅入りますね😣💦

観劇三昧は今年度も、新しい環境で歩みはじめた方や環境づくりに尽力されている方々に、
演劇を通した応援や憩いのひと時をご提供いたします💪💫

それでは、観劇三昧2025年3月24日~4月15日のラインナップをご紹介いたします。
直近3週間で観劇三昧で配信された作品は、演劇ユニット鵺的の最新作一挙配信に加え、
7団体7作品。
そのうち2団体は新着劇団で、1作品は無料配信、3作品は個別購入作品です。お楽しみください。


⬇️4月1日に一挙公開された鵺的の作品についてはこちらの記事をご覧ください!⬇️

演劇ユニット鵺的、一挙配信開始


4月1日 12:00~配信開始

★個別購入作品

劇団土竜

三ッ巴廓白浪

14日プラン ¥2,000

脚本・演出:木暮淳

【あらすじ】

時は幕末、江戸の町。

その昔、名刀である庚申丸が盗まれた。月日が経ち、その庚申丸が発見される。
名刀をめぐって3人の盗賊、和尚・お坊・お嬢の運命が交差する。
和尚の弟妹、お坊の出生、お嬢の妹分など、3人を取り巻く人々の運命をも狂わされていく。

庚申丸と百両によって、運命を狂わされた者の物語。

✳ この作品は歌舞伎作品である河竹新七作『三人吉三廓初買』をエンタメ時代劇に書き換え、劇団土竜の作品の代名詞である「ifストーリー」と書き換え古き良き歌舞伎の要素とエンタメ時代劇を織り交ぜた新たな作品です。

【キャスト】

上坂 留叶/宇田川 愛華/浦田 克昭/小川 惇貴/海徳 桃代(松竹芸能)/鎌田 健太郎(ビックワンウエスト)/菊崎悠那(sword works)/木暮淳(劇団土竜)/沢竜/塩見泰子(劇団ひまわり)/高野亜実/難波優華/七星/松谷圭悟(D-promotion)/真中昌嵩/安永稔(NACセグンド ソル)/山田圭(e.b.i.STUDIO)


4月3日 12:00~配信開始

★新着劇団

★サブスク配信

劇団印象-indian elephant-

ジョージ・オーウェル〜沈黙の声〜【サブスク配信】

こちらの作品は★個別購入配信も行っております!

ジョージ・オーウェル〜沈黙の声〜【個別配信】

30日視聴プラン ¥2,000

作・演出:鈴木アツト

【あらすじ】

「動物農場」「一九八四年」で知られるイギリスの小説家ジョージ・オーウェルの評伝劇。
第二次世界大戦下、まだ無名の小説家だったオーウェルことエリック・アーサー・ブレアが、
大英帝国の崇高な理念と帝国主義の欺瞞に板挟みになりながら、どう成長していったのかを、
彼を取り巻くイギリス在住インド人たち(親日派・親英派双方)と、彼の妻アイリーン、
そして、女性小説家キャサリン・バーデキン(筆名:マ―レー・コンスタンティン)との交流を通して描いた作品。

一般社団法人EPAD /文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業」

【キャスト】

村岡 哲至/滝沢 花野/時田 光洋/北川 竜二/山村 茉梨乃/伊藤 大貴/佐乃 美千子


4月5日 12:00~配信開始

☆無料配信!

★サブスク配信

ステージタイガー

解熱剤

脚本・演出:椿 優希

【あらすじ】

俳優の敦は撮影中の事故で鼻の骨を折ってしまう。敦は入院先でひとりの少女と出会う。
どうやら彼女はジャッキー・チェンが好きな男の子に振り向いて貰いたくて自ら鼻の骨を折ったらしい…
二人は身の回りに起こっている問題について話しながら、どうしてこうなってしまったのか考えを深めていく…
人と向き合うことの大切さを問う、この夏の優しい物語。

貴方は大切な人と向き合えていますか?

【キャスト】

谷屋 俊輔/鍋海 光/竹林 なつ帆/小東 こと/武田 詩音/熊 五郎


4月5日 15:00~配信開始

★サブスク配信

Aznet Produce

ギリシャ神話戦記テオリデア〜ひなげしの鎮魂歌〜【サブスク配信】

こちらの作品は★個別購入配信も行っております!

ギリシャ神話戦記テオリデア〜ひなげしの鎮魂歌〜【個別配信】

7日視聴プラン ¥3,500

365日視聴プラン ¥5,000

脚本・演出:輪島貴史

【あらすじ】

遥かなるギリシャ神話の世界から転生した者達が通う学校『聖アリストテレス学院』
全校集会の後、学院の理事長『ハデス』の部屋に呼び出されるオリンポス12柱の神々の魂を持つ生徒達。
『ゼウス』『アテナ』『アレス』という顔ぶれの中には12柱には入らない
『吟遊詩人のオルフェウス』や恋人の『緑の精霊エウリュディケ』『花摘みのペルセポネ』の姿もあった。
独特の花の香りが漂う理事長室でハデスから渡されたのはそれぞれ一冊の本。
《ディスティニーノート》と呼ばれる運命の生徒手帳。
その本を開くと赤色の文字が浮かび始めた。
【真実の愛の姿であるサガポーを手にした者は神々の王となり古の物語は書き換えられる】
さらに【花摘みのペルセポネの魂はハデスの妃として召され冥界の女王となる】という赤文字が浮かんだ時、現代の秩序は崩壊した。
独特の香りを漂わせたケシの花の蕾が開き、一斉にギリシャ神話時代の記憶が呼び覚まされる生徒達。
花摘みのペルセポネはハデスに捉えられ、魂を失った《抜殻人間》となった。
ディスティニーノートに浮かび上がった赤文字が確定すると神話の通りに動く台本通りのマリオネットと化す。
運命に抗う方法はただ一つ、赤文字が文章として確定する前に己の指を噛み、血の指文字で続きを書き換える事。
運命を神話の通りに進めたい者と、書き換えて王に成ろうとする者、群れる者と孤立する者。
共闘、支援、背信、謀反。
それぞれの欲望が交錯する中、最初に鮮血の文字で運命に抗ったのは
『吟遊詩人のオルフェウス』だった。
神話の時代、毒蛇に噛まれ冥府へと旅立った恋人である『緑の精霊エウリュディケ』を守るために、浮かび上がる赤文字を書き換えた。
「詩人には後付けの運命を奏でる事しかできない、君を守るため僕は戦士になる」
王位を巡るオリンポス12柱の戦いに13番目の柱とそのヒロインが加わった。
詩人を戦士へと覚醒させたその光は真実の愛の姿サガポーだった。

【キャスト】

工藤貴美華/真継ゆうさ/西尾咲良/玉腰千智/柊みさ都/吉田梨菜 岡村梨加/KEY/桐谷紫月/杢原朱織/喜屋武蓮/宮本愛/花奏舞依/望月こころ/浴本桃乃/希実/矢内あやね/小川文子/春歌まりん/ハラグチリサ/湖々/冨井りん/内海紅梨/岩永ことの/【日替わりゲスト】ぱーる/川﨑芽衣子/生田善子


4月11日 19:00~配信開始

★新着劇団

★サブスク配信

劇団1980

人ハ落目ノココロザシ

作:藤田傳/演出:磯村純(劇団青年座)

【あらすじ】

1991年初演の藤田傳作品「人ハ落目ノココロザシ」(初演時のタイトルは「人は落ち目の志 破れ文殊の知恵袋」)。

藤田傳執筆時の1990年のニッポンと言えば、最絶頂を拝んだバブル経済がいよいよ崩壊し始めたころ。
それまでの価値が泡のようにはじける中、相変わらずうたかたの夢にしがみついて浮かれる世相がありました。
甘い期待と価値の喪失を抱えながらニッポンはどこに向かうのか。
藤田傳が今日の落ち目のニッポンの姿を嗅ぎ取った作品です。
千差万別、種々雑多の悩み事を抱えて身の上相談所に駆け込んでくる人々。
価値を失い、生き方を見失った彼らの不安をターゲットに、新たな商品を生み出そうとするのは、はたして…
演出に劇団青年座・磯村純、補綴に大谷美智浩を招き、藤田傳の嗅覚を継いで現代の日本に斬りこみます。
さらに、身の上相談所を訪れる奇妙なニンゲンたちにはハチマル俳優陣のほか個性的な面々が集まります。

2006年以来、久方ぶりの下北沢での公演。第35回下北沢演劇祭参加の公演です。

【キャスト】

柴田義之・藤川一歩・山本隆世・上野裕子・木之村達也・神原弘之・山田ひとみ・大田怜治・光木麻美(以上、劇団1980)/一谷真由美(演劇集団円)/ひがし由貴(劇団青年座)/寺中寿之/原田理央(柿喰う客)/小野寺亜希子(テアトル・エコー)


4月12日 13:00~配信開始

★サブスク配信

スズキプロジェクトバージョンファイブ

サラバ演劇世界

脚本:畑雅文 演出:すずきつかさ

【あらすじ】

つまらない演劇の舞台を観て途中で寝てしまった男。
目が覚めると舞台の中にいて、自分も物語の登場人物になっていた…!

【キャスト】

大橋篤/久下恭平/岡田彩花/八島諒/永瀬千裕/山川浩太郎/中井杏奈/福井佑歩/南名弥/松ノ下タケル/赤沼正一/スズキプロジェクト:水谷柚美・あくつみき・新崎める・伊藤麻衣・鈴木つかさ


4月15日 12:00~配信開始

★サブスク配信

株式会社リコモーション

素浪人ワルツ2023

脚本・演出:ウォーリー木下

【あらすじ】

江戸時代のはじめ。決闘に行くのを恐れていた佐々木小次郎は、まだ巌流島に向かっていなかった。
逃げるように江戸を離れ、東海道を西へと進む小次郎の前に次々と起こる不思議な出来事。
親のいない一羽のツバメ、雨の中の旅人、話し掛けてくる富士山、そして牛に連れられ善光寺。夢か幻想か。
しかしいつまでたっても死ぬことから逃れられない小次郎は、遂に戦うことを覚悟して─

パフォーマンス性の高い作品創りに定評がある演出家のウォーリー木下が、
巌流島の決闘に向かうまでの佐々木小次郎の旅を大胆に脚色した本作は、
関西を拠点にパントマイムの第一線で活躍するマイム俳優のいいむろなおきの身体表現と、
アコーディオン、ギター、チェロの編成でヨーロピアンなカフェミュージックを奏でるインストバンドのザッハトルテの生演奏と、
舞台上に投影される映像とが渾然一体となって展開、2次元と3次元を行き来する、
身体表現と映像のコラボレーションで魅せる不思議なパフォーマンス演劇です。
※2008年に初演。2009年、2010年に国際演劇祭に招聘された後、
演出も映像も刷新しての13年ぶりの再演作品となります。
一般社団法人EPAD /文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(全国キャラバン)|独立行政法人日本芸術文化振興会

【キャスト】

いいむろなおき/佐々木ヤス子/田中啓介/都丸智栄・ウエッコ・ヨース毛(以上、ザッハトルテ)