日本橋店の武田です。

平成生まれはゆとり世代、一つ上に氷河期世代とバブル世代がいて、その上には”新人類”がいます。このように生まれた世代によって同じ”ヒト”というくくりのなかでもさらに細かく種族が分けられています。

ほんの数年ごとに世代交代を繰り返す生物、ヒト。地球の支配者はこうして多様化の一途をたどっているのです。

テロップ(N〇Kか!

(ドッと湧くスタジオ)

 

…無駄に紙面を使ってしまった…。反省しています。
しかし、呼び方でくくられると同じ人間のはずなのになんか壁を感じてしまいますね。実際、バブル世代とはなんか話しづらい。逆もそうなのでしょう。

この作品みたいに明確に世代が変わらない限り、人間を呼び方で区別すべきではないと個人的には思います。

じゃあ定時なんで帰ります。(ゆとり)

 

Sky Theater PROJECT

朗読公演さようならファーストエイジ

脚本:四方田直樹
演出・プロデュース:四方田直樹

 

公演詳細

 ストーリー 

医療技術の進歩によって現在の倍ほども人類の寿命がのびたが、その後、悪性のウイルスによって新しく生まれてくる人類の平均寿命が現在の半分ほどになってしまった近未来。
生まれてくる者たちにしか影響をあらわさないそのウイルスによって、人類は長寿命の祖父母が短命な孫、曾孫……玄孫、続いて生まれてくる自分の子孫の死を看取る様な時代に入ることとなった。

いつの頃から、元の長命な世代を人々は「ファーストエイジ」、続く短命の世代を「セカンドエイジ」と呼ぶようになった。

別れがあり、悲しみがあり、絶望があった。
戦争になったりもした。
停滞があり、模索があり、諦めがあった。
刹那的な享楽が世界を覆ったこともあった。

そして、結局その現実を受け入れた。

ちょっとした発展があり、ちょっとした希望があり、ちょっとした幸せがあった。
それでも人は生きて行くんだ、と。

そして、さらに時代は進み、ファーストエイジたちが寿命を迎える頃となった。
長寿の彼らとて永遠の命があるわけでは無い。緩やかにファーストエイジたちの数は減り、最後の一人。1987年生まれ、243歳「鷹野梨花」を残すのみとなった。

【セカンドエイジのみが人類となるほんのすこし手前の時期、上演される物語はそんな頃のお話です】

14歳の鷹野萌(たかのきざし)は、鷹野家の本家の三男・鷹野真知の娘で中学三年生。ごく普通のセカンドエイジの少女だ。セカンドエイジの平均寿命は30歳程度。萌は人生の半ばに差しかかろうとしていた。
鷹野家の子供たちは小学校から中学校までの9年間のうちに一度だけ、夏休みを「おばあちゃん」の家で過ごすことが決まりになっている。萌たち鷹野家の「おばあちゃん」鷹野梨花(たかのりか:おばあちゃん)は当年とって243歳。1987年生まれの人類に残された最後の「ファーストエイジ」なのだ。
おばあちゃんの家には、萌の遠縁の親戚にあたる大多常(とば)という萌と同年代にしては幼児のような少年と、住み込みで家政婦のようなことをしている細島厘(さいとうりん)というやはり同年代の少女が暮らしていた。思いがけぬ共同生活にトラブルも続くがそのくらしにも慣れた頃、萌は近所の役場勤めの青年・緒秦弦軌(おばたげんき)の勧めもあって、村祭の踊りに参加することになる。弦軌に淡い想いを抱くようになる萌。しかし、弦軌の気持ちはリンにあることを萌は感じ取る。

劇団初期の代表作を朗読劇にリファインしお届けします!

 

 キャスト 

※一部ダブルキャスト(A、Bの2チーム)

【A、Bともに出演】

たきざわちえ象
いつノまな
石松千明
地脇慎也
長尾一広(Teamかわのじ)

【Aチーム出演】
西川大
丸山小百合
飯塚志織(LIVEDOG/劇団バルスキッチン)
姉﨑凌(時代絵巻AsH)
杉島俊輝

【Bチーム出演】
川守田佳希
平野彰子(THETRICKTOPS/オレガ・ユナイテッド)
めつぎさとみ
石井卓真
朝城かずあき(ブラッシュアップ・ワン)

 

 日程 

2019年

4月18日(木) 14:00開演(A) 19:00開演(B)
4月19日(金) 14:00開演(B) 19:00開演(A)
4月20日(土) 12:00開演(B) 15:30開演(A) 19:00開演(B)
4月21日(日) 11:30開演(A) 15:00開演(B) 18:00開演(A)

 

 会場 

Gallery&Cafe FIND

〒114-0034 東京都北区上十条2丁目9−1

 アクセス 

JR埼京線 十条駅より徒歩4分

 

 料金 

2,000円

※前売券・当日受付取置券・当日券 共通

 

 予約 

 

演劇パス

カルテット・オンライン

 

 お問い合せ 

 メール 

skytheater.official@gmail.com

 

 スタッフ 

脚本・演出・プロデュース:四方田直樹
舞台監督・音響:ゆきゆきお

 

演劇パス対応公演です。
自宅でチケットの予約、料金の清算ができます。

観劇ニューエイジ世代が揃って利用するナウでヤングな若者にバカウケのサービスです(たぶん)。
お試しあれ。

 

【Sky Theater PROJECT】

「スカイシアタープロジェクト」は、青空であろうと、雨模様であろうと、夕焼け、月夜であっても「空」が「空」であるように、「ジャンルにこだわらず、客観的におもしろいと思えるものを創っていくエンターテインメント集団」として、立正大学の演劇サークルOBを中心に1997年11月に結成。以後、主宰、四方田直樹を中心として都内の小劇場を中心に、活動を続けています。

近年は「地に足のついたお芝居を丁寧に作っていきたい」という思いを強くし、家族、友人、社会、日常の何気ない、しかし、大切な一瞬を舞台に紡ぎだす作品で作風を確立しつつあります。

公式HP
公式Twitter:@SkyTheaterP


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