日本橋店の武田です。

2018年が終わりつつあるようですね。みんな忙しそうだ。
でもよく考えてほしい。まだ2ヶ月はあるじゃないか。そうまでして急ぐ事があるでしょうか?いやない。
夏休みに全く手を付けなかった約2ヶ月分の宿題もちょいと本気を出せば3日で片づけることも出来るのだから、もうちょっとゆっくりしてもいいじゃないか。な?ちょっと寝ころぼうぜ。演劇でも見ようぜ?

 

…ダメ人間の思考じゃないか。
さて!(気持ちを切り替える)先週分の配信はちょっと多め!

先週1週間で観劇三昧で配信された作品は7団体7作品
そのうち2団体は新着劇団、1作品は無料配信です。お楽しみください。

※劇団・カンパニー名をクリックすると、その劇団・カンパニーの作品一覧へ、
作品名をクリックすると、作品詳細画面へジャンプします。

 


 

10月29日 19:00~配信開始

平泳ぎ本店

この戯曲を演じる者に永遠の呪いあれ

作:武重守彦(めがね堂)/演出:松本一歩

 

【あらすじ】

秋雨の降る深夜のサークル棟。靴音が響き、学生劇団の部室兼倉庫に明かりが灯る。

懐かしい部室に忍び込んだのは、後輩の公演をきっかけに集まったOBたち。彼らは始発電車が動きだすまでの数時間を、近況や思い出を語りあって過ごすのだった。

「また会おう」

空が白みはじめたころ、彼らは再会を約束して家路についた―はずだった。

消えた公演DVD。濡れたダンボール箱。サークル棟をさまよう影。

そしてまた、今夜も部室兼倉庫に明かりが灯る。雨はまだやまない。

【キャスト】

小川哲也/越塚学(文学座)/鈴木大倫/丸山雄也

 


 

10月30日 18:00~配信開始

★新着劇団

StarMachineProject

映像投影パフォーマンス scene1「Heimat-ハイマート-」

映像・作・演出:赤星マサノリ(sunday)

 

【あらすじ】

幼い頃から引越しを繰り返してきた僕には故郷と呼べる場所がない。今は祖父母も両親もいないので帰る実家もない(帰る家はある)。思い出の中に故郷があればと思ったけど、引っ越しを繰り返すうちに思い出はこぼれ落ちていき、あやふやな記憶しか残ってない。そもそも覚えが良くない。だから思い出を沢山覚えている人を羨ましく思ったりもする。結局、思い出はリュックに詰められる程度のものしか残ってない。

一体故郷はどこにあるんだろう。

この際故郷を作ってみようと思う。積み木を組み立てるように。都会の中でも劇場の中でも自然の中でもテントの中や心の奥でも、どこでもいい。リュックを背負って。みんなで喋りながらビールやジュースで乾杯してタップを踏んで踊ったりして。そうして作っていけばいいと思った。

今回は6人いる。

ノスタルジックでリズミカルな映像投影パフォーマンス。

【キャスト】

畠山薫(Cheeky☆Queens)/町田愛/細川 慶太良/満腹満(THE ROB CARLTON)/坂口修一/赤星マサノリ(sunday)

 


 

10月30日 19:00~配信開始

集合芸術ANDAZ

那由多の掌

総合演出:柞梯梧/演出:しんえい/演出補佐:師岡美穂/脚本:桃井俊英

 

【あらすじ】

「政治というのは芸術(アート)である」と、その男は言った。

幕末から明治にかけて生きたその男は
政治家として、様々な問題と直面することとなる。

新政府に対する自由を訴える運動。『自由民権運動』
諸外国と対等になるための憲法作成。『大日本帝国憲法』
幕府が結んでしまった諸外国との不平等な条約。『治外法権』
そして、隣国。朝鮮を巡る清(現中国)との『日清関係』

幕府を倒し新たな時代を作り上げた人々は
多くの犠牲を払って生まれた明治という時代に怒りを覚える。

こんな時代のために、我らの同志は死んだのではない。

この国を築く人たちの那由多の想いを、その男――
『陸奥宗光』が政治という名の芸術へと昇華させる。

あなたが、望もうにも望むまいも
あなたの掌は、この国を築き上げる『那由多の掌』である。

【キャスト】

二毛作吾作/奥野はるか/肥沼勇人/眞田規史/澤田拓風/治部二甘太郎/銀上竜/シンエイ/前村翔大/一力一真/鶴屋走也/大島美穂(イブテックエンターテイメント)/葵あお/布川ゆづほ/藤岡皇佑(ボクナリ)/魅津威おると/河原井貴志/華山景/もろみぃ/よっぴ/大熊貴晴

 


 

11月2日 19:00~配信開始

タテヨコ企画

アメフラシザンザカ(再演)+坐ってはみたけれど

作:横田修/演出:「アメフラシザンザカ」横田修・「坐ってはみたけれど」青木柳葉魚

 

【あらすじ】

一人ハイキング気分で歩いていこう
目指す先は空っぽかもしれないけど
生まれたときから空っぽの僕たちは
その空にかりそめの色を塗り込めて
誰かと一緒なら尚いいに決まってる!
蛮勇をふるって歩き続ける人たちを
僕は皆修行僧と呼ぶことにしている

『アメフラシザンザカ』
妖怪アメフラシの正体は?昔子供だった大人達へ捧げる物語。

『坐ってはみたけれど』
修行から逃げ出した男。逃避行の行く末に男が見たものは?

逃れることのできないあらゆる苦しみ(四苦八苦)に苦悩し翻弄される修行僧をモチーフにすることで、なんでもありの現代を生きる私たちを真摯に描くタテヨコ企画の人気シリーズ。

【キャスト】

「アメフラシザンザカ」
大塚あかね/舘智子/西山竜一/久行しのぶ/向原徹/遊佐絵里(以上タテヨコ企画)
鵜沼ユカ/大田正裕(東京コメディストアジェイ)/勝平ともこ/木村トモアキ/久我真希人(ヒンドゥー五千回)/佐野陽一(サスペンデッズ)/嶋尾明奈((株)グリーンメディア)/多根周作(ハイリンド)/吉田有里

「坐ってはみたけれど」
市橋朝子/舘野完/向原徹(以上タテヨコ企画)
菊池豪/長塩香津美/森口美樹(ロスリスバーガー)

 


 

11月3日 15:00~配信開始

劇団乱れ桜

トキカケル

作・演出:napomidori

 

【あらすじ】

記憶を失くした青年カケルを3つの世界へ導いたのはトキ。

<ヴォイスピア>…想い乱れた生き様を、歌声に賭ける音楽の世界。
<イクサガミ> …赤き血が舞う戦場を、仲間と駆ける戦国の世界。
<ブックマン> …語り動き出す想像を、本へと描ける物語の世界。

欠けるカケルに、トキが説き、全ての想いが溶き合う時、
カケルが最後に辿り着く答えとは…。

BGMの大部分がギターとシンセサイザーの生演奏、
プロのヴォーカリストによる歌唱シーンやオリジナル楽曲の数々、
迫力の殺陣シーンやコンテンポラリーダンス。

劇団乱れ桜がお送りするエンターテイメントの超大作です。
ダブルキャスト制のBチームを配信いたします。

【キャスト】

山口瑛子/春日太陽/とだただし(ポインセチア) /佐藤駿/戸田晋太郎/橋本みゆな(テアトルアカデミー) /やまうえみなみ/福井彩英/だいごろ@スラム奏法弾き語りスト/八木航/トミタ翔吾/坪那海/野田桜 /ひとみ(劇団ミネット)/はんちゃん(劇団ルービック◇キューブ )/和中香穂/石村啓行/滝澤仁悟/佐野あやめ/実盛優花/新井聖美(テアトルアカデミー)/井上裕基 (澪クリエーション)/ヒロ

 


 

11月3日 13:00~配信開始

★新着劇団

☆無料配信

ミュージカルカンパニーOZmate

【NY公演】The Legend of Oni~大江山鬼伝説~

作・演出・作曲:辻井奈緒子

 

【あらすじ】

人間は誰しも鬼になりえる心を持っている。
どんな事が起きた時、人の心を鬼の心が突き破り鬼へと変貌するのか?

平安時代中期、時の権力者・藤原長道は次の関白の座を狙い、ライバル貴子と権力争いを続けていた。
長道の息子、伊吹丸と娘の時姫は、人の心を失っていく父を悲しげに見つめていた。
長道と貴子の争いはエスカレートし、貴子は長道を陥れる為、自分の屋敷に火をつけた鬼たちの中に髪が赤い伊吹丸がいたと噂を流す。
スキャンダルは出世の妨げになると考えた長道は「伊吹丸は、すでに死に、自分の屋敷にいるのは、伊吹丸に化けた鬼だ」と証言する。
父に裏切られた伊吹丸は、屋敷に現れた大江山に住む鬼、酒吞童子たちと共に姿をくらます。
そして父への憎しみの心は、彼の姿を本物の鬼の姿へと変えていった…

2016年NYで上演した「The Legend of Oni」。
当作品は、NYメディアや観客より感情溢れる演技、
豊かな演劇性を高く評価され、NYメディアのDC Metro Theater Artsの
2016年ベストミュージカルの一つに選出されたOZmateの代表作。

【キャスト】

陽田山ろこ/松本飛路/SAKI/歌帆/喜坂舞衣/亜好/木内叶恵/樋口葉子/葵ひなた/彩夏/栄ちひろ/asami

 


 

11月4日 15:00~配信開始

劇団銀河

たぶん、あした。〜緑の花〜

脚本・演出:長壁吾郎

 

【あらすじ】

自閉症の甘野ココロは、亡くなった母親の形見の壊れたカメラをいつも大事そうに持っている。兄の聡太、弟の譲二は、ココロの面倒を献身的にみていた。三人の父親、健三が定年退職時期を迎え、家の事を手伝ってくれる事もあり、聡太はそろそろ結婚かという話が進んできた頃、ココロに不思議な異変が起きる。10年前に亡くなった母親エリカが、ココロの中に現れたのだ。エリカは一体何の為に現れたのか? 甘野一家は、どうなっていくのか? そして、思いもよらない事件が・・・。

【キャスト】

古川輝明/浜木克行/成廣典恵/本田大輔/堀本歩美/北島嘉織/江田清美/森廣晃平

 

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今年の年末はずっと観劇三昧で演劇を観てようと考えています。
「年末テレビ何観てた?」みたいなあくびが出るような問いかけに「演劇観てた」と返せば気分は文化人。2019年のロケットスタートが切れること間違いなし。
新年早々友達が減るのがデメリットですがオススメです。

それでは来週の配信もお楽しみに。

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