こんにちは、日本橋店の今村です。
みなさま、映画観てますか?
え!?観劇じゃなくて!?どうした今村!?と驚かれたかた失礼しました。
私は観劇も好きなのですが映画も割と好きで、アクションSF泣ける系やアニメまで幅広く見に行きます。
最近では自主制作映画も人気ですよね。
48時間で脚本から編集まで、映画を1作まるごと作り上げる世界大会があったりするんですって。刺激的!
先日観劇三昧の日本橋店舗でも、自主制作映画のロケ地にならせていただきました。
目の前で俳優が生の演技を繰り広げる演劇のすばらしさは、いまさらここで語るまでもないですが、
納得いくまでリテイクを繰り返し、最高の一瞬のみをつなぎ合わせ続けた映像作品というのもオツなものだと思います。
そして先日、大阪は門真市にておこなわれたのがこちら。
この映画祭の中に、なんと<舞台映像部門>があったのです!!!
舞台映像。
観劇三昧でも、舞台撮影所というサービスで舞台映像を撮影・編集をおこなっていますが、
舞台映像というのもまた大変なものです。
当然カメラマンは多くの場合事前に台本を読んだり稽古を見させてもらったりして準備をして行きますし、
カメラも数台用意しますが、何せ撮影チャンスは多くて2回。
舞台に上がるわけにはいきませんし、最前列を陣取るわけにもいきません。
お客様を客席に入れた「本番」を撮影し、見せたいシーンやより良い映像をピックアップするのです。
音声の調整やカット割りは後からおこなわれますが「このシーンちょっとNGだから後日リテイクさせて」なんてことは絶対にできません。
つなぎ合わせた映像を演出家に提出し、要望を聞いて修正し、そうして数週間から数か月かけて1本の作品ができあがります。
映画作品とは作り方が根本的に違いますが、当然これも立派な<映像作品>です。
そして、今回この門真国際映画祭の<舞台映像部門>
観劇三昧での配信中作品が複数受賞!!!
「話題になってたあの作品、一体どこで観られるの?」
観劇三昧で観られます。
では作品群と受賞した賞のご紹介に入らせていただきます!
■門真国際映画祭2018舞台映像部門最優秀作品賞
■門真国際映画祭2018舞台映像部門最優秀主演男優賞(小林エレキ)
■門真国際映画祭2018舞台映像部門最優秀助演男優賞(能登英輔)
なんと3つの”最優秀賞”を総ナメにしたのは
yhs(北海道)
「しんじゃうおへや」
脚本・演出:南参
<あらすじ>
そこは死刑執行室。 訪れた者たちが綴る三つの物語。
第一話 回路
第二話 開いて閉じて
第三話 彷徨(さまよい)
その部屋にやって来る者たち。 刑務官、電気工事士、正体不明の男、と……女。 ラストシーン、それらの物語が重なる時、一つの真実が浮かび上がる。 死刑を巡り、人間の存在を探る、社会派エンターテイメント。 裁判員制度が始まったばかりの2009年に発表され、各方面へ衝撃を呼び、2009年・2010年と2年連続でシアターZOO提携公演【Re:Z】(リゼット)年間大賞に選ばれた劇団の代表作、ついに5年ぶりの再演。
<キャスト>
小林エレキ/能登英輔/櫻井保一/甲斐大輔/氏次啓/熊谷嶺(霊6)/青木玖璃子/最上朋香/山田プーチン/田中温子(NEXTAGE)/井上嵩之(劇団・木製ボイジャー14号)/佐藤杜花/曽我夕子
■門真国際映画祭2018舞台映像部門最優秀主演女優賞(ぎぃ子)
アナログスイッチ(東京)
「みんなの捨てる家。」
脚本・演出:佐藤慎哉(アナログスイッチ)
<あらすじ>
僕らに残された家。 僕も、姉も、兄も、妹も、 かつてはこの一つ屋根の下で過ごした。 この家に兄弟全員が揃う日なんて、 よっぽど良いことがある日か、悪いことがある日だ。 卒業アルバム眺めながら、姉は言う。 箪笥から溢れた紙袋出しながら、兄は言う。 鮭を咥えた熊抱きながら、妹は言う。 この家どうする。 捨てるに捨てられないものに埋もれながら言い争う、 僕らが兄弟の進まない片付けコメディ。
<キャスト>
秋本雄基/木幡雄太/藤木陽一(以上アナログスイッチ)/ぎぃ子/神戸アキコ/熊野利哉(江古田のガールズ)/鳴海由莉(ブルドッキングヘッドロック)/佐藤修作(四次元ボックス)/忠津勇樹/仁田直人/小島あすみ/大野優衣
■門真国際映画祭2018舞台映像部門最優秀助演女優賞(畠山薫)
■門真国際映画祭2018舞台映像部門最優秀撮影賞
Cheeky☆Queens(大阪)
「暗殺者の抱擁」
脚本:浜口望海(STAR☆JACKS)
演出:ドヰタイジ(STAR☆JACKS)
<あらすじ>
1997年、7月1日午前零時。
日付が変わったその瞬間、99年にも及ぶ英国の租借が終了し、香港は中国に返還された。
式典の日は傘も役に立たないほどの大雨。
人々はそれを「イギリスの涙雨」などと呼んだ。
人々が歴史的な転換を見守っていたその裏で、ひと組の男女がラストダンスを踊っていた。
暗殺者(アサシン)と標的(ターゲット)、
惹かれ合ってはいけなかった二人の、命を賭けたダンスを・・・
Cheeky☆Queens待望のStage#002は、
香港の黒社会に生きた女暗殺者と天才ダンサーの哀しくも美しい恋の物語。
<キャスト>
畠山薫/鳶野皐月/三原悠里/赤松英実(以上、Cheeky☆Queens)/植村好宏(劇団PEOPLEPURPLE)/オオサワシンヤ/上杉逸平(iPpei「メガネニカナウ」)/井上雅貴/大西沙耶加/叶絵里奈/河上和紀/坂口勝紀(劇団暇だけどステキ)/佐藤玲奈/堤敬/寺井竜哉/中西あかね/野村洋希(チームレトリバーズ)/前田睦貴/山田命/生田朗子
■門真国際映画祭2018舞台映像部門最優秀J:COM賞
BSP(ブルーシャトルプロデュース)(大阪)
「幸村ー真田戦記ー」
脚本・演出・照明:大塚雅史
<あらすじ>
力に劣ることは恥でなし。戦って敗れることも恥でなし。
大切なのは、どう生きるか。
1614年、冬。徳川家康は、大軍を率いて駿府城を出発。目指すは、大坂。
豊臣家を滅ぼし、完全なる天下統一を成し遂げる為に。
一方、豊臣家の実権を握る秀吉の側室・淀殿は、全国各地から味方になる牢人達を募る。
その中に、真田信繁(幸村)ら五人衆がいた。
徳川軍の勝利が確実視される中、信繁を中心とする牢人軍団は、豊臣家への忠義を胸に一致団結。
わずかな望みを賭けて、一世一代の大勝負に出る。狙うは、家康の首一つのみ!
真田信繁がその名を世に轟かせた「大坂冬の陣」幕開けから、「夏の陣」終焉までの物語。
なぜ、彼は「幸村」と呼ばれるようになったのか。
<キャスト>
松田岳/田渕法明/田中尚輝/梅林亮太/青木威/石田直也/山本誠大/鐘ヶ江洸/山本健史/北口翔平/黒田陽介/中内天摩/小川勝也/上田遼/原田賢治/寺下真生/南井雄斗
■門真国際映画祭2018舞台映像部門ノミネート作品
baghdad cafe’(大阪)
「生活のリズム」
脚本・演出:泉寛介
<あらすじ>
生活に近い演劇を。
LIVES(リヴズ)はlifeの複数形、いろいろな生活たちが見える空間。
「生活のリズム」
彼と彼女の生活。挨拶の言葉だけで贈る2人の生活劇
baghdadcafeが送る言葉の空間!
<キャスト>
一瀬尚代/川添公二(テノヒラサイズ)
さあいかがでしたでしょうか?
数百の応募作品の中から選出されたこの作品たち、
映画祭といういわば映像鑑賞のプロたちの手によって選ばれた珠玉の作品と言えるでしょう。
もちろん好みもありますから、ご自分がいちばん好き!と思える作品に出逢うまで、作品を鑑賞するのもおすすめです。
あなたの心の最優秀賞を決めてみるのはいかがでしょうか?(ちょっとええ雰囲気醸しながら)
なにせ観劇三昧では1000作品を超える作品が配信されており、
今も毎週のように新作が増え続けていますからね。
まだまだ世の中にはたくさんの素晴らしい演劇作品があふれています。
映画と演劇、どちらが優れているかなんて当然比べられるものではありません。
それでも、やっぱり<演劇>は劇場で生で観たいし、観てほしいなぁと思います。
映像作品で良いと思った演劇は、生で観れば10倍良いんです。これは間違いありません。
たくさんの素敵な作品に出逢ってくださいね。
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