日本橋(にっぽんばしです。にほんばしではなく)の武田です。
大阪から高速バスに乗ると東京に一晩で着く。距離はありますが思った以上に近いのです。
ですが僕はまだ東京を外国のように感じます。
エスカレーターは左に立つし、マクド(ドは音が下がる)なんて発音したら不思議がられるし、土曜の昼に某新喜劇を観ない。なんとも不思議な場所だ。文化が違う。
痛ッ!誰や雷おこし投げたの!?懐にたこ焼き入れてなかったらケガしてたでホンマに!!気ィつけぇアホ!!!
…ゴホン。
生活の文化に違いがあっても演劇だけは別です。面白いものに境界はない。
とはいえ、たまに東京まで観劇に出向くと何を選んだらいいのかわからなくなります。これは逆も然りでしょう。
今東京ではどの劇団が赤丸急上昇中なのか、どの演目が人気なのか、常にアンテナを張っていない限りわからない。ならば。
関西を代表して言わせていただきます。関東の皆さん。
あのオパンポン創造社が!
第十回ルナティック演劇祭(東京/下北沢)で優勝!
さらに最優秀脚本賞/最優秀賞俳優賞/グレート義太夫賞 と賞を総ざらい(!?)にしたオパンポン創造社が!
東京へまたもや出撃ですよ!!
気になる演目は…?
オパンポン創造社 第十八回創造記念
「さようなら」
作・演出:野村有志
・大王こと後藤ひろひと(Piper)さんから今作にメッセージが届いています!
野村はとにかく奇妙な男だ。一緒にいても少しも楽しくない。自分の事を何も語らない。他人にもまるで興味を持たない。『こいつは人間が嫌いなのかな?』と思っていた。ところがだ! 彼の演技や脚本は実に深く観客を意識している。彼は自分の考えをしっかりと観客に伝えている。しかもその手法はシンプルでどこにも気取りがない。わかった! 彼は人間が嫌いなのではなく私が苦手なのだ!
後藤ひろひと
【ストーリー】
淡路島にある小さな工場で働く純粋な人々の物語。彼等、彼女等が生み出す甘美な絵空事が全てを巻き込み錯綜する。
「2000万?あのおっさんがそんな持ってるはずないやろ」
「脱税して貯めてたみたいなんです」
「…ほんで?」
「だから、盗られても警察に言えないんです」
昨年3月、大阪で上演し大好評を得たオパンポン創造社代表作「さようなら」が満を持して東京上陸‼︎
地方に留まる若者の鬱積を生々しく描き、東京を過剰なまでに意識した作品。
本作を東京で上演出来るのが今から楽しみでしょうがない。沢山の出会いがありますことを。
【キャスト】
野村有志、一瀬尚代(baghdadcafe’)、川添公二(テノヒラサイズ)、美香本響(meyou)、伊藤駿九郎(KING&HEAVY)、殿村ゆたか(MelonAllStars)
【スタッフ】
照明:根来直義(Top.gear)
音響:浅葉 修(Chicks)
舞台 監督:新井和幸
宣伝美術:勝山修平(彗星マジック)
制作:吉田千尋(LuckUp)
全創造:オパンポン創造社
【詳細】
・日時
2018年
4月19日(木) 19:00
4月20日(金) 15:00/19:00
4月21日(土) 15:00/19:00
4月22日(日) 13:00/17:00
・アフタートークゲスト
4月19日(木)
19:00 橋沢進一さん(あぁルナティックシアター)
グレート義太夫さん(たけし軍団、音楽家、俳優)
本多愼一郎さん(本多劇場総支配人)
4月20日(金)
15:00 細川博司さん(バンタムクラスステージ)
19:00 松本陽一さん(劇団6番シード)
4月21日(土)
15:00 夢麻呂さん「熱ら。」
19:00 トクナガヒデカツさん(X-QEST)
4月22日(日)
13:00 冨坂友さん(アガリスクエンターテイメント)
17:00 緒方ちかさん(ECHOES)
・会場
〒1140002 東京都北区王子1-14-4 B1F
王子駅より徒歩5分。 JR京浜東北線は「北口」、東京メトロ南北線は「4番出口」から北本通りを直進。
・料金
前売
一般 ¥3,500-
U-22 ¥2,500-※要証明証
遠征割 ¥2,500-※関東圏以外からのお客様/要証明証
当日
一般 ¥4,000-
U-22 ¥3,000-※要証明証
遠征割 ¥3,000-※関東圏以外からのお客様/要証明証
【高校生以下】
前売当日共に¥1,000-(各ステージ5名まで)
【予約】
・corich(当日精算)
再演作品を観る上で、初演作品を観るか否かは意見の分かれるところです。
この議論は「ケーキのイチゴをいつ食べるか」問題のように永遠に決着のつかない話題なのでここまでにしておきますが、ただ一つ、確実に言えることがあります。
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初見の楽しみを大切にしたい派のあなたもどうかどうか頭の片隅にだけ置いておいてください。
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向かって左側が「オパンポン★ナイトVOL.3〜曖昧模糊〜」
右側が「オパンポン★ナイト〜だから、イトオシイ〜」
2017年6月末、東京下北沢で行われたルナティック演劇祭にて【優勝・最優秀脚本賞・最優秀俳優賞(三人同時受賞)・グレート義太夫賞】を受賞した作品の大阪凱旋を記録。
2017年12月の作品です!
【オパンポン創造社】
2004年8月、野村有志による一人演劇ユニット・オパンポン創造社を旗揚げ。
全作品の脚本・演出を野村が務め、ペーソスと笑いを融合させ泥臭い人間模様を描くのを得意とし、会話劇を主としたストレートプレイで魅せる作品が支持されている。役者としても全作品出演。外部への出演や作演出、作品提供も多数。
最近の主な受賞歴
2012年、第五回ルナティック演劇祭(東京/下北沢)「最優秀脚本賞/最優秀賞俳優賞」
2013年、Short Act Battle Vol.2「優勝」
2015年、佐藤佐吉「優秀主演男優賞・優秀音響賞」
2016年、第2回演劇トーナメント30GP「優勝」&別ユニット「池シタアツ子の美カモト響」(作演出)「準優勝」
2017年、第十回ルナティック演劇祭(東京/下北沢)「優勝/最優秀脚本賞/最優秀賞俳優賞/グレート義太夫賞」
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