何かを続けること、というのは難しいですよね。
こんにちは、スタッフのももです。
別に3日坊主とかではないんですが、難しいなと思うことがあります。
今年度に入って、お弁当作りはそこそこに続いてて、自分でもびっくりです。
さて、今回は観劇三昧日本橋店でグッズを販売している劇団の公演情報です。
紹介するのはがっかりアバター「THE KING OF THEATER」です。
がっかりアバターとは
2011年6月坂本アンディにより結成。
年に一人二人のペースで劇団員を増やし今に至る。現在は主に5人+αで活動中。
活動初期は放送コードに引っかかる過激なセリフの多さに賛否両論等もあった。
作風が変化し続ける団体でありたい。
2012年『啓蒙の果て、船降りる』
ウイングカップ2012最優秀賞受賞
2014年『あくまのとなり。』
應典院舞台芸術祭space×drama2014優秀劇団
(公式HPより)
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公式HP http://www.gakkariavater.com/
Twitter@gakkari_avater
Blog http://sapparinectar.blog.fc2.com/
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過激なセリフが多いですが、尋常じゃありません。
普段、下ネタに抵抗があっても、作品を見ている間に麻痺するほどです。
(ミソゲキ参加作『imagine』はそれほど過激ではありませんでしたが。)
作品ごとに賛否両論ありますが、いろんな意味で注目されている劇団には違いないのでは。
space×drama2014優秀劇団を受賞した『あくまのとなり。』は追加ステージがあったほど。
空間の使い方が独特で、伏線の張り方が複雑ながら、気持ちいいほどに回収されていく作品も。
おしゃれな作品から実験的な作品、ミュージカルのようなものと作風も様々です。
不思議な中毒性を持っています。
そんながっかりアバターが結成5年目にして、HEP HALLに進出されます。
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がっかりアバター
「THE KING OF THEATER」
作・演出
坂本隆太郎
会場
HEP HALL
アクセス
大阪府大阪市北区角町5-15 HEP FAIVE 8F
●阪急電車「梅田駅」より 徒歩約3分
●阪神電車「梅田駅」より 徒歩約5分
●JR線「大阪駅」御堂筋南口より 徒歩約4分
●地下鉄御堂筋線「梅田駅」より 徒歩約5分
●地下鉄谷町線「東梅田駅」より 徒歩約5分
●地下鉄四ツ橋線「西梅田駅」より 徒歩約10分
日程
2016年
5月20日(金) 19:30
5月21日(土) 14:00/19:00
5月22日(日) 14:00
5月23日(月) 14:00
※受付開始は60分前、開場は30分前より
上演時間は90分〜100分予定
出演者
乾寿々香/くすむらしほ/坂本隆太朗/長谷川桂太/松下あゆみ(以上がっかりアバター)
あさのふみ/加瀬達也/小林誠司(劇団まっコイ)/条あけみ(あみゅーず・とらいあんぐる)
すっ太郎(ドキドキぼーいず)/ぬるきまな/ぶった斬れのベティ(劇団洒落乙。)
宮原梓/稲垣綾菜
あらすじ
その男には、何も無かった。男の父親と母親は、顔射でフィニッシュする事を約束して生でSEXをしていた。実際に顔射でフィニッシュしたかどうかは、不明だが、母親は、SEXの直後、ペプシコーラで女性器の中を洗ったと聞くので、きっと、中出しに終わったのだろう。コーラの甲斐なく、男を妊娠したと伝えた母親は、父親に、何故女性器をコカコーラで洗わなかったのか、と暴力を受けた。その直後、父親は姿を晦ました。母親は、公衆便所でその男を産み、臍の緒を首にかけ自殺した。母親の重みで千切れた臍の緒の先に繋がっていた男の子は、赤子とは思えない、汚れきったダミ声でこの世に誕生した事を嘆いた。孤児院で育った男は小学生の頃、クラスで下から二番目にブスな女に告白した。好きだったのか、よく分からないが、きっと嫌いでは無かったのだろう。しかし、クラスで下から二番目にブスな女は、癇癪を起こし、男にレイプされたと触れ回った。その女、顔はクラスで下から二番目にブスだったが、性格はクラスで一番のブスだった。そんな事があり、学校に通えなくなった男は、漫画や映画にハマった。毎週ジャンプを立ち読みし、映画も沢山見た。しかし、ジャンプで好きになる作品はすべて打ち切られ、唯一ハマった映画も、映画版デビルマンだけだった。アルバイトも、レジ金をちょろまかしたとありもしない疑いを掛けられ、首になった。男は、自分の人生を嘆いていた。何とかして、逆転したい。そう思った。そして、何とか10万円を貯め、パチンコを打ちに行った。決死の思いで10万円を入れると、機械の故障で玉は出て来なかった。10万円を飲まれた男は、店員にその旨を伝えたが、相手にされなかった。その日の帰り道、男は、初めて涙を流した。何故、俺はこんなにも、報われないんだ。夕暮れの中歩く男の前に、一冊の本が落ちていた。パラ、とページをめくった男の目に、こんな文字が飛び込んできた。「この世は舞台、人はみな役者。」それ以外の項は読む事なく、本はドブに放り捨て、男は歩いていた。
そして、思った。
俺は、負け続けた。
だが、勝ちたい。
この世が舞台だとするならば、俺は王様になりたい。
と。
男の目の前に猛スピードでセダンが現れた。
異常に車高の低い、スモーク貼りのセダンだった。
男を跳ね殺した紫色のセダンは、夕暮れの街に颯爽と消えていった。
男の死体は、ドブに飛ばされ、流れて行った。
これ以降、誰も男の行方を知らなかった。
スタッフ
【舞台監督】塚本修(CQ)
【制作協力】尾崎雅久(尾崎商店)
【照明】牟田耕一郎(ママコア)
【音響】浅葉修(chicks)
【制作】松下あゆみ
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■観劇料:一律、Pay What You Want(ペイワットユーワント)システムでのお支払いとなります。
Pay What You Want※とは…利用者が商品の価格決定するシステムのこと。
『貴方の価値観でお支払いください』
1、観劇予約をお願いします(日時指定)
2、当日ご来場の際に受付にて指定の封筒をお渡しします
3、存分にご観劇をお楽しみください
4、ご観劇後、指定の封筒にあなたの払いたいと思った額をいれて、お帰りの際にスタッフに封筒ごとお渡しください
お支払いは現金のみとなりますので、あらかじめご期待される金額をお持ちの上ご来場お願い致します。
封筒にはご一筆いただける欄を用意していますので、よろしければ貴方自身の金額決定についてご一筆いただければ幸いです。
あなたの価値観を教えて下さい。
がっかりアバターは多様な価値観をお待ちしております。
ご参考として、初回ステージ終了後の平均観劇料をHPとTwitterで公開致します。
ネット予約
▶︎ https://www.quartet-online.net/ticket/thekingoftheater
メール予約
▶︎ gakkariavater@gmail.com
1,お名前 2,人数 3,ご来場日時 4,メールアドレス を記入の上、ご連絡ください。
キャストについてのお知らせ
体調不良などによりキャストの変更が出ています。
詳細は上記のリンクをご覧ください。
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今回特に注目なので、観劇料のシステムです。
事前に決められたチケット料金ではなく、観劇後に観客が払いたいと思った額を支払うというものです。
自分たちの作品がいくらぐらいのものなのか、というのは演劇をやっている人であれば公演をするチケット料金を決める時に悩むものでは。
が、なかなか実際にやってみることはリスクもありますし、難しいことだと思います。
このシステムを使うことのすごさです。
また、『あくまのとなり。』が動画全編期間限定で公開されています。
space×drama2014にて優秀劇団に選出された時の作品です。
物販でDVDなどの映像は販売していないので、なかなか貴重です。
観劇を迷われてるのなら、是非ご覧ください。
詳細は公式HPからどうぞ。
歌や踊りもあったりします。
http://www.gakkariavater.com/
さらに、会場であるHEP HALLのがっかりアバター公演ページでは【台本一枚】ということで、台本の1ページ目が公開されています。
http://www.hephall.com/34755/
今回はどんな作品なのか、読むとさらに気になってしまいます。
そして、Blogも日替わりで毎日9時に更新される、公演との連動企画もされています。
こちらも是非ご覧ください。
がっかりアバターグッズは観劇三昧日本橋店でも取り扱いがございます。
¥2,200
劇団Tシャツはピンクと黒の2カラー。
シンプルかつかわいいデザインです。
DVD販売等がない劇団ですし、お見逃しなさいませんよう。
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●オンライン観劇サービス「観劇三昧」
http://kan-geki.com
●iPhone版アプリはこちらよりダウンロードいただけます♪
https://itunes.apple.com/jp/app/kangekizanmai/id674187853?mt=8
●Android版アプリはこちらよりダウンロードいただけます♪
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.dkmobile.kangekizanmai&hl=ja
また、演劇グッズが店頭で買える「観劇三昧日本橋店」もオープンしています♪地下鉄堺筋線 恵美須町駅徒歩5分!
■観劇三昧日本橋店
大阪市浪速区日本橋4-6-13 NTビル3F
営業時間 10:00~19:00(水曜定休)
観劇三昧日本橋店で販売のグッズがネットでも購入できます♪
■観劇三昧物販出張所
http://kan-geki.com/store/