黒澤です。めっきり冷え込んできましたね。

そういうわけで最近は鍋にハマっています。そこで思い知らされたのは、

ポン酢最強だな

ということです。

どんなに体が冷えていても、寂しさが募っても、お鍋を食べればあったかくなる。日本人の元気の源、お鍋。

というわけで、ヒトの寂しさが抱える孤独なモノローグが特徴的な、Antikame?が月イチ観劇三昧に初登場します。お鍋もいいですが、寂しさと向かい合う時間もまた、この季節には乙なものじゃないでしょうか。幻の短編もリーディングされるとのことで、新しい劇団と気軽に出会えるチャンスです。

以下イベント情報。

③

Antikame?幻の短編、せりふの時代掲載作『顔が見当たらない』リーディング

Antikame? http://antikame.main.jp/about/
開催日時:11/12日17:00〜18:30
会場:観劇三昧下北沢店
事前予約の有無:(飛び入り参加OK)

●内容
1. 幻の短編『顔が⾒当たらない』リーディング
2. 初期コント系作品『ちゃんとある』リーディング
3.次回公演作の出演者紹介、次回台本の抜粋リーディング
4.稽古⾵景動画の上映

●イベント出演者
吉田康一

杉原敏行
今井由希(柿喰う客)
こいけ
俊 えり
大塚由祈子
新納だい(今井事務所)
檀上太郎(g-クラウド)

小野明日香

丸尾聡 New
米田浩章 New
藤崎麻里 New

⑤

●ごあいさつ
はじめまして、Antikame?です。あんちかめ、と読みます。

お客さまからは「ヒトの寂しさが抱える孤独なモノローグが特徴的ですね」とのご感想をいただきますが、そもそもそうではなかったんです、たぶん。
今回、明るい頃のダイアローグ作品をリーディングしてみたいと思います。「せりふの時代」に掲載されても未上演作品の処⼥短編『顔が⾒当たらない』のリーディングから、新作公演のキャスト紹介と新作の⼀部をリーディングにてご紹介します。新作では⾔葉少なめに上演する積もりですので、観劇三昧さんでのイベントでは、過剰に書かれてあるテキストのほうをリーディングしたいと思います。

年々歳々おどろくほど寂しい作品に向かってゆく我ながらのフシギを、旧作と⽐べながらいわばルーツをたどって紐解いてゆき、キャストとのトークを交えながらの⾃⼰点検みたいな機会になりそうです。

初めましての方も、何度かご覧いただいてる方も、この機にAntikame?のいままでと、これから進む方向を、一緒に共有していただければさいわいです。

会場にて次回公演チケットをご予約の⽅には、貼る場所に困ってしまう特製ステッカーを特典とし
てお渡しします。バンドエイトのようにお使いください。
肌寒いなか、ゆる〜いお気持ちでご来場いただけますこと、お待ち申し上げております。

Antikame2017(表)
【 Antikame?】
2007年、旗上げ。吉田康一が作・演出を手がける。他人や現代とうまく馴染めない人々の心の機微を、シンプルなせりふとストイックなまでに動作を制限する演出で描き、観客の感受性と想像力を刺激する豊かな表現を追求する。現代社会に生きながら、心の奥底に押し込めては堆積させてしまったもやもやした息苦しさや寂しさを、ことばとして救い出そうとするような、人が抱える孤独に寄り添う物語を志向している。サウンドクリエイターの山口紘が紡ぐ音楽とサウンドと共に、まるで独特な時間流が劇場にながれ、とくに音(ことばの響きとサウンドの響き)には、わたしたちの演劇らしさと呼べそうな固有のオリジナリティーが有る。

【吉田康一】YOSHIDA Kouichi 劇作家・演出家
2007年の演劇団体Antikame旗揚げを経て、現在Antikame? 主宰。短編戯曲『顔が見当たらない』(2010)、長編戯曲『わたしを落とした』(2012)、『たぶん顔がわり』(2014)日本劇作家協会の出版物「せりふの時代」や「月いちリーディング」に選出され、現在では同協会のリーディング部に在籍。次代を担う演劇人の育成や発掘に携わっている。 最近では『かみにフレる』が若手演出家コンクール2016にて一次選考次点選出。『つややかに焦げてゆく』が第23回位本劇作家協会新人戯曲賞2017にて二次選考選出。日本劇作家協会会員。日本演出者協会会員。

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