こんにちは!観劇三昧スタッフです😊
寒さが加速している今日この頃…⛄体調管理にはどうかお気を付けください!

さて、チラシ手帖 団体紹介スペシャル「犬儒派リーディングアクト」前編の特集は見ていただけましたか?
まだ読んでいないよ~という方は、こちらからどうぞ。
劇団・主宰の天才ナカムラスペシャルさん(天ナスさん) のプロフィールも、ぜひおさらいしてくださいね。

今回は、後編をお届け!
前編では天ナスさんが演劇を始められたきっかけや、舞台に復帰した際のこと、劇団を立ち上げるまでのことをご紹介しました。
後編は、劇団を立ち上げてからどのような「リーディングアクト」を行っているのか、開幕間近に迫った「プロセルピナ」についてもお伺いしていきます♫

それでは今回も参りましょう~!


天才ナカムラスペシャルさん(以下、天ナス):個人的にはやはり声を意識するようになりました。

周りの人はあまり気にしていないようですが、自分では未だに自分の声に違和感を覚える時があり、あれ?この役はこの声でいいのかなぁ?とか、今の声でちゃんと届いたかなぁ?とか、滑舌が悪いなぁとか、気になってしまう時がたまにあります。

なので、まずは役の気持ちを丁寧に作ることから始め、役の本質を捉えられるようになってから声を出すよう心掛けています。気持ちがちゃんと乗っかっていれば、多少声がかすれていても伝わると信じていますので。

(中央:『プロセルピナ』稽古中の天才ナカムラスペシャル)

天ナス:犬儒派リーディングアクトを立ち上げた当初はまだコロナ禍でしたので、その影響もあり、あちこちで朗読劇が行われていました。朗読劇というと、ただ椅子に座って既製の小説なり戯曲なりを読んでいるだけという、非常に安直なことをやっているイメージがあったので、絶対にそういう安直なことはやらない、自分たちはもっと違う角度からアプローチしていこうということは、当初から決めていました。

便宜上“朗読劇”という言葉を使っていますが、犬儒派リーディングアクトの作品は朗読という表現形態を逆手に取った “演劇作品” であるということを、出演者一同で共有しています。朗読のモチーフとなる原案小説なり戯曲なりはありますが、大幅に脚色し緻密な構成を組んでいますので、そういう意味では台本はまったくのオリジナルと言えるでしょう。

この台本こそが犬儒派リーディングアクトの肝でもあり、最も「実験的」な部分かもしれません。とにかく台本の作成にはいつもものすごく苦労しています。

天ナス:また、朗読劇だからと言ってずっと台本を見ていていいわけじゃないし、台詞だって覚えなきゃいけないし…

複雑な動きの段取りもあるし、場合によってはダンスの振付も覚えなきゃいけないし。決して楽なことはやっていません。
もしかしたら普通の芝居以上に大変かもしれません(笑)

(前回公演「桜の園のNANA」より)

天ナス:“通常の朗読劇”をそれほど観ていないのでわかりませんが、たぶん全然違うと思います(笑)一番違うのは、犬儒派リーディングアクトの朗読劇では、毎回モチーフとなる小説や戯曲がひと公演につき3~4本くらいあって。

例えば今度の『プロセルピナ』という作品は、江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』とエドガー・アラン・ポーの短編『アッシャー家の崩壊』と『黒猫』が原案なのですが、この3本を一作ずつ読んでいくオムニバス形式の朗読劇ではありません。
簡単に言うと、この3本が「同時進行」していく構成になっています。

天ナス:非常に緻密で複雑なことをやっているので、言葉で説明するのはとても難しく、またあまり説明しすぎるとネタバレにもなりかねないのですが…とにかくヘンなことをやっています(笑)
一番手っ取り早いのは生で観ていただくことだと思います。そうすれば、「あぁこういうことか!」とわかっていただけるでしょう、多分!


(『プロセルピナ』稽古より)

天ナス:今回は出演者が全員、過去に出演歴のある人たちばかりで、その中でもとくに選りすぐりのメンバーを揃えましたので、とても頼もしいです。皆さん、私の描く世界観と手の内を熟知していますから、もう安心しきってお任せしています!

個人的には、普段はどちらかと言うと喜劇を中心に活動している小宮さんとか、あと北澤小枝子さんも山口良一さんたちと人情喜劇をやったりしているのですが、そんな人たちの別の一面を観られることがとても楽しみです。お笑いの人や喜劇役者さん特有の“色気”とか“狂気”とかってあるじゃないですか。観ていてゾクゾクしますよ!

☆『プロセルピナ』ご出演の北澤小枝子さんのプロフィールはこちら
観劇三昧物販出張所で台本取り扱い中の「くちびるの会」、チラシ手帖に掲載していた「ワンツーワークス」の作品でもご活躍されています。

―― 特にアピールしたいポイントや、ここに注目!という箇所はありますか?

天ナス:今回は2024年に上演した『シン・ニンゲンイス』以来、2年ぶりに小宮孝泰さんが出演します。『シン・ニンゲンイス』という作品は小宮さんから、「自分が犬儒派リーディングアクトに出る時は乱歩の『人間椅子』をやりたい!」という申し出があり実現しました。結果、この作品は大盛況でとても評判が良く、犬儒派リーディングアクトがひとつ上のステージへ行く転機となった作品でもあります。

そして今回小宮さんから、「次は『屋根裏の散歩者』がいいなぁ~」という申し出がありました。私自身、『屋根裏の散歩者』は何度かやろうと試みたことがあるのですが、はたしてこれが朗読劇として成立するのか?という根本的な疑念があり、上演に至っていませんでした。

しかし難題を与えられてこそ創作意欲というのは湧いてくるもので、『屋根裏の散歩者』にポーの短編2作をかけ合わせることにより、まったく異質の『プロセルピナ』という摩訶不思議な屋根裏奇譚が誕生しました。これは“犬儒派版”『屋根裏の散歩者』とも言えるでしょう。

(『プロセルピナ』稽古より)

―― 改めて、楽しみに待っている犬儒派リーディングアクトファンや、演劇好きへのおすすめポイントをお願いします!

天ナス:乱歩×ポー=プロセルピナ?
これぞ犬儒派ワールド、めくるめく迷宮に思う存分迷い込んでください!
はたしてプロセルピナとはいったい…!?

―― では、この記事を読んで気になってくれた演劇初心者・犬儒派リーディングアクトは観たことがない!という方へも、おすすめポイントはありますか?

天ナス:1時間15分くらいの朗読劇です。どうぞお気軽に!

我々が立ち上げからずっとお世話になっている会場「アトリエ三軒茶屋」は、朗読劇の上演にはピッタリのとても小さな空間です。この濃密な小空間の超至近距離で、生の”リーディングアクト”をぜひご堪能ください!


―― ここまでお話ありがとうございます。最後に一言お願いします!

天ナス:現実というのは常に迷宮の中に存在しており、そして世界は人々の妄想の上に成り立っているのだということが、最近になってよくわかりました。そんなことを想いながら作り上げたのが、この『プロセルピナ』という極めて歪な実験朗読劇です。気が狂うほどのファンタジィでもあります。一筋縄ではいかぬとてもヘンな朗読劇です。

どうぞご期待ください!

(『プロセルピナ』メインビジュアル・出演者。)


天ナスさん、大変貴重なお話をありがとうございました!

犬儒派リーディングアクトが創り出す「リーディングアクト」という演劇作品、もう気になって仕方がないそこのあなた!2/6(金)〜2/9(月)は、アトリエ三軒茶屋へ!

座席数の限られたとても小さな会場ですので、なるべくお早めのご予約をおすすめいたします💨
2/8(日)公演は、お席わずかだそうですよ!!

ご予約はこちらから。
もしくはメールで日時・人数・ご予約名をお知らせください。
メールアドレス:kenjuha2022@yahoo.co.jp


■公演情報■

犬儒派リーディングアクト『プロセルピナ』

日時:2026年2月6日(金)、7日(土)、8日(日)、9日(月)
全日15:00 開演 ※開場は開演20分前より。

上演時間:約1時間15分予定。※休憩なし

劇場・アクセス:アトリエ三軒茶屋
〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1丁目39 メゾンデスタチュ地下1階
東急田園都市線「三軒茶屋」駅 南口A出口すぐ

料金:3,000円 (全席自由・要予約)

出演:宇鉄菊三 / 北澤小枝子 / 天才ナカムラスペシャル / 愛弓 / 小宮孝泰
脚本・演出:天才ナカムラスペシャル

その他詳細はこちらから。

「チラシ手帖」に掲載の公演チラシも忘れずチェック!!


最後までお読みいただきありがとうございました。
チラシ手帖団体紹介スペシャル、記念すべき第一回目はいかがでしたでしょうか?

少しでも犬儒派リーディングアクトや作品の魅力、天ナスさんのお人柄・こだわりが伝わっていれば嬉しいです!

次回からも、団体のまだまだ知られざるエピソードや、観劇三昧でしか聞けない制作秘話などご紹介していきます。ぜひお楽しみに♫


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