スタッフの坂巻です。
そろそろ冬の寒さも薄れて、春を感じるようになりましたね!
では、さっそく先週配信された作品を紹介しています!
先週1週間で観劇三昧で配信された作品は3団体3作品。
そのうち1団体は新着劇団で、1作品は無料配信です。お楽しみください。
※劇団・カンパニー名をクリックすると、その劇団・カンパニーの作品一覧へ、
作品名をクリックすると、作品詳細画面へジャンプします。
3月10日 11:00~配信開始
☆無料配信!
KUROGOKU
たそかれ。
脚本・演出:西山雅之(GORE GORE GIRLS)
【あらすじ】
目的を持って公園に来る大人は全員アウトな人間に決まっている。夕焼けチャイムが鳴り子供たちが帰ると、この公園に集まってくるのはロクでもない人間ばかり。遊具をひたすら磨く婦人、鳩を素手でつかんで投げる男、それを喜ぶ人。
僕は今日、公園に来た。いや、来るしかなかった。
僕は言った(と思う…)
「お母さん、僕はもうムリかもしれない」
母は言った(と思う…)
「大丈夫。あなたはきっと大丈夫」
たそかれ時、あなたは「それ」を目撃する。
親子愛、夫婦愛、友情、孤独、そして介護…… 全ての愛を詰め込んだ
“ある意味感動系コメディ“
やがて、この公園はとても有名な公園になる。
【キャスト】
金子圭子/最中/二宮正晃(本若)/野村尊司/幡美優/りず/南出善正/久原大知(スターダス・21カンパニー)/宇佐見未奈(立体再生ロロネッツ
3月10日 18:00~配信開始
★新着劇団
NPO法人FPAP
世界は右側でデキている
脚本・演出:幸田真洋
【あらすじ】
2020年4月。世界は一変する。
翔平と真梨花は結婚を約束した仲だ。付き合って4年半。だらだらと続いてきたフリーター生活に終止符を打ち、まっとうな生活を送る、はずだった。あのときから全てが変わった-
私は右側の音しか聞こえない。だから、右側が世界のすべてだ。でも、それでじゅうぶん。大切な彼がいつも右側にいてくれたから。だけど、2020年4月。世界は一変し、私の世界は閉ざされてしまった。 彼が左側に行ってしまったから、、、
【キャスト】
萩尾ひなこ(SPARKLE PROMOTION)/的野将幸(ITR entertainment)/宮⽊秀明(合同会社マイフラッグ)/悠乃(劇団トキヲイキル)/仲千恵(爆裂感乱写)/郡⾕奈穂(おちゃめインパクト)/唐島経祐(劇団HallBrothers)/横佐古⼒彰(劇団⾔魂)/彰⽥新平(劇団クレイジーボーイズ)/八坂桜子(劇団ZIG.ZAG.BITE)/松村来夢(おちゃめインパクト)/到⽣(劇団ZIG.ZAG.BITE)/林⽥⿇⾥(LUCKY RIVER)
3月11日 11:00~配信開始
雀組ホエールズ
凪のように穏やかに(2022)
作・演出:佐藤雀
【あらすじ】
2021年3月11日。あの日から10年が過ぎた。
男は愛する妻娘の行方がわからないまま東京の知人に厄介になっていた。当時テレビ画面に映し出された被災地。名ばかりの復興を掲げた2020五輪。生きることにすら疑問を感じ続け、それでも笑顔を絶やさない男の心中は穏やかではなかった。男は何から逃げ続けていたのか。そして彼には目を背け続け、忘れていた事実があった。雀組ホエールズが正面から向き合い、笑いと涙で昇華させたいという想いで作りました。
(主宰より)
東日本大震災は一過性のものではない。それでも当事者以外は心のどこかで「他人事」「過去」にしたいと思っているように思います。復興五輪を掲げたはずの東京オリンピックが、コロナに打ち勝つための五輪になっていたこと、そしてそのことにあまり疑問を抱かなかった国民。僕は当事者ではありません。ただ震災後の夏に石巻市役所の職員さんに言われた言葉がずっと忘れられません。【とにかくこの景色(惨状)を実際に見に来て欲しい】・・・泥に埋もれた衣類やゲームなどの【日常生活の跡形】たち。僕たちは被災された当事者の皆さんに押し付けて、どこかで他人事にして忘れようとしているのかもしれない。それがいいか悪いかも分かりません。善悪は人それぞれだと思いますし、人間の持てる荷物には限りがあります。事象にではなく、人間に寄り添うことで、努めて楽しい作品にしたいと思っています。僕の心中を皆様に吐露することが、誰かの一助になればと筆を取りました。
【キャスト】
阪本浩之/斉藤こず恵/棚橋幸代/辺見のり子/赤沼正一/横田友菜/永井良/平賀絢子
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