日本橋店の武田です。
みなさんはチェーホフを読んだことがあるでしょうか。
僕はまだ18歳のころに挑戦し、尻尾を巻いて泣きながら敗走しました。
23歳になった今、本棚の隅で埃まみれになっていた「桜の園」にリベンジを挑み、なんとか読了しました。
しかしあんまり内容が入ってきませんでした。文字の塊を見ている感じで。
せいぜい「アーニャって名前かわいいな」くらいしか残っていません。
またしても敗走することになってしまいました。
僕のように、文字を追うと敗けてしまう人は多いのではないでしょうか。
だけど、目の前で俳優が話し、聞かせ、さらに笑い飛ばしてくれれば、もしかしたら頭にするりと入ってきてくれるのかもしれません。
…笑い飛ばす?
そう、この作品は「コメディ」なのです。
平泳ぎ本店
SAKURA no SONO
~平泳ぎ本店 special edition~
脚本:鈴木美波(PAPALUWA)
演出:松本一歩
公演詳細
ストーリー
●チェーホフ『桜の園』を下敷きに、下北沢の街で、とびきりハッピーで、ちょっと寂しいコメディを。
宮沢りえも堤真一も段田安則も出なくても。
桜の園!桜の園!桜の園!
平成の終わる年の日本を、笑い飛ばして抱きしめる。
●あらすじ
2019年春。
舞台はとある劇団「バタフライチェーン」の稽古場。
稽古で使用しているであろうユニット等が点在している。
小道具や、飲みかけのペットボトルなどが散乱していて、汚い。
稽古場にはまだ誰もいない。
キャスト
小川哲也 河野竜平 宍倉直門 鈴木大倫ニノ戸新太 松永健資 松本一歩
丸山雄也 (以上 平泳ぎ本店)
林麻子(劇団唐ゼミ☆)
松浦みる(いいへんじ)
松本なお(IT企画)
日程
4月18日(木) 19:30
4月19日(金) 19:30
4月20日(土) 14:00/19:00
4月21日(日) 14:00
4月22日(月) 15:00
※受付開始は開演の45分前、開場は30分前を予定
会場
OFF・OFFシアター
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目11−8 TAROビル3F
アクセス
小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」東口改札より徒歩約3分
料金
・一般 3500円(当日精算)
・演劇パス 3000円(クレジット決済or Paypal決済 各回枚数限定)
・ペア 6000円(当日精算orクレジット決済)
・U-25 2000円(25歳以下 当日精算・クレジット決済共通 要身分証)
・高校生以下 1000円(当日精算 要学生証)
・カルチベートチケット 2000円(公演当日、劇場受付のみでの取扱)
予約
・演劇パス(クレジット決済or Paypal決済)
・カルテットオンライン(当日精算)
お問い合せ
平泳ぎ本店
hiraoyogihonten@gmail.com
090-4099-2941
スタッフ
舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所)/照明:浅見拓(劇団てんしん)/音響プラン:丸田裕也/音響オペレーション:大園康司
小道具協力:辻本直樹(Nichecraft)
主催・企画製作:平泳ぎ本店
・演劇パス対応公演です。
家に居ながらにしてチケットの予約、料金の精算が出来ます。
「俺の時代にもこういうのあったらなぁ。外出るん寒いし」とチェーホフが言ったかどうかはわかりません。
【平泳ぎ本店】
2015年、主宰の松本一歩を中心に「『技術の泳法』と呼ばれる平泳ぎのように演劇における技術にこだわり、世界で戦い、かつ長く演劇界を泳ぎ続ける」べく設立。さらに詳しく演劇表現の可能性を集団での創作を通じて問い直し続けることを目的とした、俳優主体のカンパニー。
稽古場では全員で言葉と理屈を徹底的に尽くした上で「理屈じゃないだろ!」「言葉にできない!」というおもしろさを目指す。
稽古場で生まれる様々なアイディアを俳優自身が揉み、新劇から現代口語まで様々な演劇方法を節操なく駆使しつつ、結果一人一人の想像を超えて凝ったシーンを造形していく創作方法に特徴がある。
「真剣に演劇について悩んで、真剣に演劇を愛する」(クリス・グレゴリー氏)演劇大好きカンパニー。
2018年、第3回かもめ短編演劇祭にて戯曲選抜チームとしてかもめ賞(最優秀賞)含む三部門を受賞。
オリジナル作品での海外公演を当面の最大の目標とする。
公式HP
公式Twitter:@hiraoyogihonten
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