日本橋店の今村です。
今の世の中には物があふれていて、手をのばせばあらゆるものが手に入るような気にさえなります。
質の高いもの、より便利なもの、人に羨ましがられるもの、自分を良く見せられるもの。
気持ち良い思いがしたい、もっと楽に生きたい、注目を浴びたい、誰かに認められたい。
ひとつ解消すればまたひとつ新たな”欲”は生まれてくる。
”欲”というものは、あらゆる行動の原動力です。
昔の人は言いました。
「パソコンに詳しくなったのは、いやらしいサイトをどうしても見たかったからだ」
…これは極端な話ですが、人が”欲”を失えば全ての発展はストップすると言っても過言ではありません。
しかしながらそんな欲望渦巻く世界では、しばしば困ったことも起こるものです。
今回ご紹介する公演は、一人の老婆に群がる欲望溢れる人たちの話。
…私はどちらかというとごたごたに巻き込まれたくない欲のほうが強いので、
あまりそういう諍いに手を出すことはしないタチですが。
様々な”欲”に溺れ、彼らは一体何を見るのでしょうか…?
人間どもよ、たとえ地獄に落ちても
人のせいに、するな!
ぐっと目を引くキャッチコピーが気になります。
「人間」は、一体”何”から見た人間、なのでしょうかね。
東京駆ける三公演 第一弾
「永浜」
公演詳細
ストーリー
3月の阿佐ヶ谷・5月の池袋・8月のアゴラにて、
葭本未織による三作品を上演。
今回は、その第一弾となる、新作「永浜」。
舞台は琵琶湖のほとりの高級老人ホーム。
慰問に訪れた貧乏劇団は、
一人の老婆が築き上げた莫大な遺産を巡る
二人の孫娘の争いに巻き込まれる。
人質として残された口がきけない青年・啞(あ)は、
屋敷の奥で不思議な女と出会う。
ひとたび女が手をやると、どんなに固い唇も開き、言葉があふれる。しかしその言葉は「自分の言葉」ではなく、「女の言葉」なのであった。
「湖の底に永遠の国がある。」
啞と二人の孫娘、そして三人の俳優たちは、次第に女の過去に引きずりこまれてゆく――。
キャスト
葭本未織
東谷英人(DULL-COLORED POP)
小野寺絢香
倉島聡
篠崎健人
空風ナギ
谷風作
スタッフ
作・演出:葭本未織
照明:磯崎みずほ
音響:矢作理
当日運営:市村彩子
日程
3月22日(金) 16:00/20:00
3月23日(土) 12:00★/16:00/20:00
3月24日(日) 12:00/16:00
・上演時間は60分を予定
・★佐々木ののか氏(文筆家)によるアフタートーク有り
・受付開始は開演40分前、会場は開演30分前
会場
阿佐ヶ谷アートスペースプロット 〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1丁目9−10
最寄駅
●JR中央線「阿佐ヶ谷」南口下車(土、日、祝日は停車しません)徒歩7分
●地下鉄東西線「阿佐ヶ谷」南口下車・徒歩7分
●営団地下鉄丸の内線「南阿佐ヶ谷」下車・徒歩3分
料金
・前売一般:3,000円
・前売U-25:2,800円(要証明書)
・先行入場チケット:3,500円
・3公演通しチケット:10,000円
予約
・演劇パス(クレジット払い・事前決済)
備考欄に応援している俳優の名前を記入
・振込決済(カルテットオンライン)
フォームを入力すると記入したアドレスにメールが届きます。
そのメールに記入された振込先に振り込んだら決済完了です
・当日精算(前売料金+500円)
フォームを入力すると記入したアドレスにメールが届きます。
支払いは当日受付で行います
☆開場時の入場順
①先行入場チケット・3公演通しチケット
②前売りチケット(事前決済)
③前売チケット(当日精算)
④当日券
です。
当日券は前売りチケット+500円です。
※完売の場合は販売しません。販売状況は少女都市Twitterでお知らせ
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受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前。
日時指定・全席自由席・要予約
未就学児童入場不可
・演劇パスが使用可能です。
受付で手を滑らせて小銭をばらまいて恥をかいた、という経験がある人はいませんか?僕はあります。
誰のせいにも出来ないひとり相撲で恥をかかないために、簡単予約でお財布いらずの演劇パスを使ってみる事をおすすめします。
・この公演は「道」をテーマにした3公演を上演する【東京駆ける三公演】の第一作目です。
今現在困難にぶつかっている人は、一歩を踏み出す勇気をもらえる作品集です。まずは今作「永浜」から見ていきましょう。
この先、5月の「向井坂良い子と長い呪いの歌」@東京・シアターグリーン BASE THEATER、8月の「光の祭典」@こまばアゴラ劇場 へと続きます。ぜひお楽しみに。
【少女都市】
少女都市は、女性の持つ暴力性をテーマに、
女性の情念を、舞台空間に女優の体と言語で解き放つ。
少女都市の「少女」とは、
喜び・怒り・憧れ・憎しみ・優越感・劣等感…
いくつもの想いが混在する情念の「器」のことだ。
傷つけられ蔑まれ、簡単には納得できない複雑な想いが
少女の体と邂逅したとき、
少女は無意識に自分自身に嘘をつく。
少女の嘘は周囲を巻き込み、
次第にひとつの大きなうねりとして社会を変えていく。
少女都市が生み出すのは、閉塞感という空気が作り出したヒエラルキーを打ち破るためのアンセムである。
Twitter:@shoujo_toshi
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