日本橋店の今村です。

世間でいうところの「大人」と呼ばれる年齢になってからもうずいぶん経ちました。
就職をした年齢から言うと、生まれた娘が嫁に行く程度の年数を重ねています。(わかりづらいですね、16年経ったってことです)

のらりくらりと生きていますので、なんとなく実際の年齢より若く見られることが多いのですが、
それはそろそろ「年齢より幼く」見られているのではないかなぁとふと不安になります。

高校生ぐらいまでは、年を取るのが嫌だった。
学生というブランドがなくなって、世間に放り出されるのが怖かった。

年を重ねるのが楽しみに思うようになったのは25歳を過ぎたころ。
30歳になったら、今よりもっと大人になれる気がしたから。

35歳が見え始めた今、あのころあこがれた「大人」には遠く及ばずぐずぐずと生きていることに気づいて、
またなんとなく先を見るのが怖くなる。

そういえば、気づけば誕生日なんてものが特別ではなくなってきたような気がします。

「誕生日」という単語でメランコリックな気分になってしまう性質は、持っている人が案外多いのかもしれません。

この作品のフライヤーに書かれているセリフは

「明日はわたしの誕生日、でも誰もそんなことは知らないの。」

アンニュイなセリフに私は見えますが、どんな作品なのか気になりますね。

 

少女都市 第5回公演 葭本未織 一人芝居

『誕生日がこない』

 

 

 

 

【ストーリー】

平成最後のクリスマス。
新宿を舞台に少女の子宮が疼き出す。

少女は【卵】に話しかける。
「新宿は子宮よ。あんたはこの大勢の中からたった一人選ばれて今ここにいるのよ。」
母と子はいつか別れる恋人だと知りながら。

葭本未織、2015年22歳で岸田戯曲賞推薦。
大阪、東京で公演を重ね、2019年8月こまばアゴラ劇場にて『光の祭典』を上演する。
怒りと抵抗のアンセムをつむぐ劇作家が、
クリスマスの新宿で 【女優】として一人芝居を産み落とす。

聖夜と呼ばれる日に、誕生日のこと、考えてみたら?

【キャスト】

葭本未織(少女都市)

 

 

【スタッフ】

作・演出 葭本未織(少女都市)
ドラマトゥルク 谷賢一(DULL-COLORED POP)
音響・舞台美術 小山都市雄(都市雄classicS)
照明      早野宏美
制作      黒澤たける
宣伝美術    隈部瑛里(少女都市)
主催      少女都市

 

【日時】

12月21日(金) 20:00
12月22日(土) 13:00◇/17:00◇
12月23日(日) 13:00◆/18:00◆
12月24日(月) 13:00◆/18:00☆
12月25日(火) 12:00◆

◇葭本未織によるアフタートーク付き回
…公演後、本作の作・演出・出演をつとめます葭本未織によるアフタートークを開催いたします。
◆葭本未織とスペシャルゲストによるアフタートーク付き回
12/23日 13:00 ……ゲスト:小関えりか(女優)
12/23日 18:00 ……ゲスト:佐々木ののか(文筆家)
12/24月 13:00 ……ゲスト:松田正隆(劇作家)
12/25火 12:00 ……ゲスト:谷賢一(劇作家、演出家)
☆クリスマスドリンク付き回
公演後、ノンアルコールドリンクで観客の皆さまと乾杯をおこないます。

【会場】

新宿眼科画廊 スペース地下

〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11

・JR新宿駅東口より徒歩12分
・地下鉄東新宿駅より徒歩6分
・地下鉄新宿三丁目駅より徒歩7分

 

【料金と予約】

・前売りチケット/当日チケット:3,000円

カルテットオンライン(当日精算)

・先攻入場チケット3,500円

演劇パス(クレジットカード事前決済・ノベルティ付き)

 

・当日は先行入場チケット→前売/当日チケットの順で入場できます。


今年の観劇納めが近づいてきています。2018年の最後に観る作品はどれにします?
演劇パスも使い納めですよ。

今回の「誕生日はこない」は演劇パスで予約すると先行入場の権利とノベルティが付きます。ノベルティ?

 

近年では「企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品」を指す。

引用:Wikipedia「ノベルティ」

 

少女都市のロゴ入りのグッズという事ですね?(たぶん)
この機会を逃せば二度と手に入らないやつですね。(おそらく)
何がもらえるのか分からないところもニクい。これは演劇パスで予約せざるを得ない(きっと)

 

【少女都市】

少女都市は、女性の持つ暴力性をテーマに、
女性の情念を、舞台空間に女優の体と言語で解き放つ。

少女都市の「少女」とは、
喜び・怒り・憧れ・憎しみ・優越感・劣等感…
いくつもの想いが混在する情念の「器」のことだ。

傷つけられ蔑まれ、簡単には納得できない複雑な想いが
少女の体と邂逅したとき、
少女は無意識に自分自身に嘘をつく。
少女の嘘は周囲を巻き込み、
次第にひとつの大きなうねりとして社会を変えていく。

少女都市が生み出すのは、閉塞感という空気が作り出したヒエラルキーを打ち破るためのアンセムである。

公式サイト

Twitter:@shoujo_toshi

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