日本橋店の武田です。
皆さんは舞台上に置いてはいけないものって何だと思いますか?
はい、前のあなた早かった。「重火器」?確かに。消防法とか大変ですもんね。
ではそちらの方、「プライド」?それも確かに。演出に怒られますもんね。
僕個人の意見では「死体」ではないかと思います。
死体を出してしまった時点で物語の流れがある程度固定されてしまうのが理由です。
舞台上に死体が一つ。
「誰が殺したのか?→サスペンス」
「どんな方法で殺されたのか?→推理系」
「なぜ人は死ぬのか、そもそも人間とはなんなのか→アカデミックorアングラ」
「どうやって隠そう→コメディ」
ざっくりとこんなところでしょうか。小道具として置いておくには死体は大きすぎる。
と、思っていました。この物語を知るまでは。
神様に言われて2人が用意するのは、一体の死体・・・。
サスペンスでしょうか?
いいえ。
死体に物語の流れは左右されません。
別○実でしょうか?
いいえ。
Ne’yankaです。
Ne’yanka 第3回公演
【ペストと交霊術】
作:遠藤良太・演出:両角葉
【ストーリー】
愛を疑いながら生きるか、
愛を確かめて死ぬか。
ウーヴェルテュール家のリビングルーム。
女当主のアルマンドは、いつものように妹であるカナリーと紅茶を飲んでいる。
一見、普通の、時に置き去りにされたような姉妹だが、少し変わった所がある。
交霊術で神様と対話をする姉と、ペストの到来を恐れる妹。
そして、神様に言われて2人が用意するのは、一体の死体・・・。
しかし、物語はサスペンスではない。
犯人探し、殺しのトリック、そんな物は描かれない。
リビングルームに溢れかえるのは、ただ、無目的な時間の溝の中ですれ違う、理解と愛のいびつで皮肉な物語。
そして恋愛に関する若干の悲喜劇。
【キャスト】
しゅはまはるみ
馬場史子
福永理未
河南由良(劇団だるめしあん)
吉永輪太郎(ヒューマナムー)
佐藤新太(第27班)
吉岡そんれい
石塚義高
青木十三雄(株式会社ヒューマンスカイ)
【スタッフ】
作 遠藤良太
演出 両角葉
舞台監督 関智恵
舞台美術 袴田長武(ハカマ団)
音響 斉木和洋
照明 南香織(LICHT-ER)
宣伝美術 ポーラは嘘をついた、牛尾敬子
スチール撮影 赤坂久美
当日運営 野元綾希子
企画・制作 Ne’yanka
【詳細】
・日時
8月30日(木)19:30
8月31日(金)19:30
9月1日(土)14:00 / 19:00
9月2日(日)14:00 / 19:00
9月3日(月)15:00
※受付開始は開演45分前、開場は開演30分前となります。ロビーでお待ちいただけます。
※全席自由
※当日のご入場は当日受付順となります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※車椅子および介助犬同伴でお越しのお客様は事前にNe’yankaまでお問い合わせください。
・会場
APOC Theater 〒156-0054 東京都世田谷区桜丘5-47-4
小田急小田原線千歳船橋駅徒歩1分 (新宿駅より約20分)
小田急線千歳船橋駅の改札を出たら目の前のファミリーマートの方に渡り左横の線路下の道を直進。
途中、線路下のカレー屋や本屋、靴屋を通り過ぎ1 つ目の信号を千歳歯科クリニックの方に渡り右折。
線路下をくぐってすぐの細い道を左折。
黒くて壁に緑の絵が描いている建物がAPOCシアターです
※千歳船橋の駅から3 分以上歩いてもたどり着かなかったら、劇場までお電話ください
(行き過ぎてしまうお客様が多いので、ご注意ください)
・料金
前売・当日:3,700円
ペア券:7,000円
【予約】
・演劇パス (事前予約・クレジット決済)
・カルテットオンライン (当日精算・8/13 10:00~受付開始)
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公式サイトには
旗揚げ公演は目黒CLASKA内The 8th Galleryにて「黒い二、三十人の女」(遠藤良太作)を上演。約300人を動員し、すべての回をほぼ満席、立ち見も出るほどの盛況となった。
とありました。
僕はそれほど勘が鋭いほうではないのですが、一つ予感がします。
これは受付が混むなァ?
と。
そんな中で当日精算なんてしようものなら時間がかかる一方なのではないか?と。
そこで演劇パスですよ。
事前決済なので当日会場でモソモソ財布を出す必要がないんです。
受付でスマホを見せるだけで入場できるんですよ。
お試しあれ。
【Ne’yanka】
Ne’yanka(ネヤンカ)とは、俳優・両角 葉(モロズミ ヨウ)と作家・遠藤良太の演劇ユニット。
「説明しにくい面白さ」を追求すべく、2015年秋に始動。東京を中心に活動している。
ファンタジックな設定の中に哲学的かつロジカルなテーマを盛り込んだ遠藤良太の戯曲をもとに、作品ごとに徹底した世界観を作り上げ、そこで生きる人々の姿を描く演出で、「上質な小説を読み終えたよう」な余韻のある作品を生み出している。
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