日本橋店の武田です。
皆さんは慎重な性格でしょうか。それとも衝動的なほうでしょうか。
別にどっちが良い悪いというつもりはありませんが、衝動的なほうが損をすることが多い気がします。
僕も衝動的なほうで何かと損をしてきました。まとまったお金が入れば我を忘れて使うし、空腹時にコンビニなんて行こうものならもう大変です。
同じ経験のある方、何も自己嫌悪する必要はありません。それは虫のしわざです。
昔は人間の体内に3匹の虫が住み着いていて、心の中に考えや感情を引き起こすと考えられていました。現在ではそいつらを”潜在する意識”としてひとまとめにしてしまっていますが、僕は未だに虫説を信じています。
カマキリを洗脳して水辺に誘うハリガネムシやカタツムリの人(?)格まで変えてしまうロイコクロリディウムのように、脳内の虫が衝動買いを促しているのです。虫のしわざならば仕方ない。
なら慎重で思慮深い人には虫は住んでいないのでしょうか?本当に?本当に心当たりはありませんか?
時に抑えきれないほどの怒気や取り返しのつかないような恐ろしい衝動を引きおこしているのは虫ではなく本当に自分でしょうか?いや、虫よりもっと恐ろしい生物かも。
今作はあるトラウマを知らず知らず無意識で増大させていく男の話。自分の事は何でも知っているとあなたは自信を持って言えますか?
プロペラ犬
【珍渦虫】
作:連行おい/演出:水野美紀
”ちんうずむし”と読みます。まずは3分お試しあれ
【ストーリー】
ラノベ作家の桐生(ノゾエ征爾)は、スランプに陥っていた。ラストシーンがどうしても書けない。
困った編集者の沼袋(水野美紀)は、新人の吉川(伊藤修子)を連れて桐生の部屋へ。
桐生の脳内で勝手に会話を展開するラノベのキャラクター影山(猪塚健太)とうずみ(福永マリカ)。
やがてそれぞれの心の闇があぶり出されて行くに連れ、桐生の、封じ込めたはずの過去が浮上し突き上げる。
無意識の奥底の深海で、人知れず肥大し続けていた恐ろしい生き物とは・・・
【キャスト】
ノゾエ征爾(はえぎわ)/伊藤修子(拙者ムニエル)/猪塚健太(劇団プレステージ)/福永マリカ/井内ミワク(はえぎわ)/水野美紀/福澤重文(かくたすのいるところ)/宮下貴浩(かくたすのいるところ)/米村拓彰/平竜/坊屋たいと
タイトルの珍渦虫とは渦虫ことプラナリア(再生能力を持つ生き物。切ったら切った数だけ分裂再生する。お前はパニック映画の人か)に似た生物のことで、脳も中枢系神経もない変なヤツです。
「無意識の奥底の深海で、人知れず肥大し続けていた恐ろしい生き物とは・・・」何か関係があるのでしょうか?それは観てのお楽しみという事で。
当時の感想を抜粋します。「良質な脚本と演出」「巧みなスタッフワークと役者陣」「笑える」「心の闇の渦」「しかしラストは”ホッ”」
DVD販売中!
DVDを観たらパンフレットも欲しくなる。これは虫のせいではない。人の性だ。
過去公演のDVDもね。そりゃ欲しくなりますよね。
女優・水野美紀の演劇プロデュースユニット[プロペラ犬]
女優水野美紀が主宰する演劇ユニット。
毎回、外部から出演者、演出家を招き、
自由に、枠に囚われない座組を組んで公演を行う。
第4回公演「ネガヒーロー」から水野美紀が脚本も担当し、最新作「珍渦虫(ちんうずむし)」では脚本・演出も担当する。
(※「珍渦虫」脚本執筆は連行おい名義)
水野美紀
1974年三重県出身。
デビュー以降、『踊る大捜査線』シリーズを始め多くのドラマ、映画、舞台、CMに出演。他にも、演劇ユニット「プロペラ犬」主宰、演劇ユニット「かくたすのいるところ」共同主宰、バックブランド「THIRD FACTORY」のプロデュース、執筆活動など多方面で活躍中。
プロペラ犬
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
Facebook https://www.facebook.com/propellerken
Twitter@propellerken
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
=========================================================
■オンライン観劇サービス【観劇三昧】 |
|
パソコンの方はこちらからhttp://kan-geki.com | |