日本橋店の武田です。
体育祭の事を覚えているでしょうか。乾いた砂の匂い、対して防暑にならないPTA印のテントの影、キンキンに冷やしたお茶、あんまり競技のことが出てこないのは大した活躍をしなかったからだろうか。それほど楽しい思い出ではない。
しかしこれは出場者側からの目線。保護者席から見た景色というのはどういうものだろうか。自分の子供たちが必死に頑張る姿を見るのはどんな感情が湧くものなのだろうか。友達の親とどんな会話をするのでしょうか。
今回紹介するのは激団リジョロ。ハードコア演劇を得意とするリジョロが劇団mayの作品に挑みます。作風だけ観れば真逆のこの2組。どんな化学反応が起きるのか。
激団リジョロ #29
第三十回&激団創立二十周年目前!豪華二本立て!
「晴天長短/ホライズンマーチ」
【ストーリー】
「晴天長短」
青空の下、ここは1990年頃の大阪。朝鮮高級学校にて家族や親族が息子の運動会を酒の肴に、自分勝手に繰り広げる。
上記2作品は、大阪を拠点に演劇の他、パフォーマンス等で活躍する劇団、Mayの作品。
「晴天長短」はアリスフェスティバル2008年参加作品として2009年1月に新宿タイニイアリスにて初演が上演。
その後若手演出家コンクール2010年で上演、座長であり脚本・演出を手掛ける金哲義が最優秀賞及び作品賞を受賞。
「ホライズンマーチ」
主人公の安田が故郷を離れ、友人達と共に日本へ希望を抱いてやって来た。彼は厳しい戦火の中、時代を駆け抜け強く生きていく。
【キャスト】
金光仁三
こんどうひろこ
斎藤このむ
小中文太
星野桃子
たじり貴史
ボンバー浩輝
前田圭一
岡本五月
鈴音ひとみ
大伴一貴
久井正樹(演劇集団円)
徳丸舞香
【詳細】
-会場-
〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1−15−15
-料金-
・一律 3,300円
・学割 2,500円(大学・専門学生まで可・高校生以下無料)
・リピート割 2,000円(チケット半券を受付に提示)
-日時-
12月21日(木) 19:00
12月22日(金) 19:00
12月23日(土) 14:00/18:00
12月24日(日) 14:00/18:00
12月25日(月) 14:00
【予約】
【公演特設ページ】
http://www.rigolock-hitman.com/stage/29/
運動会の日の晴れた空を思わせる爽やかな特設ページ。
こちらからは、公式HP早割予約というものもある。こちらもぜひチェックされたし。
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ゾンビ演劇「#26 OF THE DEAD」“僕は殺される”「#24 Abend」のように魂を震わせるハードコア演劇だけが激団リジョロの持ち味ではありません。魂が震える、は1つの意味だけではない。初の他劇団の作品上演でどのようなものを魅せてくれるのでしょうか。期待しましょう。
20周年を迎えたリジョロが贈る5ヶ月連続映像配信。4カ月目はこの作品を配信!
舞台上に噴水がある。なんてこった。いかなる技術で水を出したのか。
だが注目すべきはそこではない。構想10年、二部構成で贈るリジョロ渾身の一作です。光へ続くプロローグ。ご堪能ください。
また、観劇三昧では本家本元、劇団May「晴天長短」の配信もしています。
ネタバレが怖くない方はこちらもぜひどうぞ。
1998年。団長・金光が大学の演劇サークルから独自のユニットを経て、“RIGOLO=笑い者”をコンセプトにユニットとして大阪で『リジョロ』を立ち上げた。
上京後、一旦活動を休止。理想を求めて劇団オルガンヴィトーへ入団し、アングラ演劇を学ぶ。
その後TV・映画出演を経て、共に活動を続けていたこんどうひろこと『劇団リジョロ』を旗揚げ。
コミカルからハードまでさまざまな舞台を展開しつつ、映像、ライブ、果てはバンド活動と裾野を広げながらも着々と準備を進め、満を持して下北沢演劇祭に参加。
2007年、『激団リジョロ』へと変貌を遂げる。
標榜し、役者の限界を超えたハイスパートかつ、シャウトと爆発に重点を置き、「PROTO」以降、類を見ない激しく、情熱的な演劇を展開する。
極限の心理状況を描いた作品「クラウド・エンド」では2009年シアターシャイン下半期演劇奨励賞・優秀作品賞を受賞。
「ROMEO」ではシェイクスピアに挑み、圧倒的なステージを披露。リジョロらしい解釈で好評を博した。
スタッフワークのほとんど全てを自らでこなし、舞台に生命を吹き込む、稀有な団体でもあるリジョロは“ハードコア”を軸に数多ある演劇に蹴りを入れ、見る者の心に強烈に切り込んでいく、灼熱“激”団!
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