こんにちは。日本橋店の武田です。タイトルのマタドールとは闘牛士の事。見たことあります?
今回紹介するのは劇団鋼鉄村松。所属団員は全員ムラマツのコードネームを名乗ることが特徴です。ラ〇ーンズやオ〇モ〇ズのようなものでしょうか。という事は、稽古場で「村松さん」と呼びかけたら全員振り向くのでしょうか。…いや、愚問でした。すいません。
劇団鋼鉄村松より闘牛をテーマにした物語を配信です。
【劇団鋼鉄村松とは】
1994年、筑波大学の筑波小劇場を母体に旗揚げ。
劇団所属に伴い、主宰・ボス村松よりコードネーム「村松名」が下賜されるため、劇団員は皆、村松姓をもつ。
自らの「乙女心」を拠り所に世界からウツクシイ言葉をキッチュにすくいあげる″ボス村松″と、緻密なストーリー構成のもとに「お客さんが楽しい」を追求する″バブルムラマツ″。対照的な2人の劇作家の生み出す脚本世界を真正面から体現し、小劇場にあるまじきスケール感で、愛と生と死と村松を、朗々と謳いあげている。
両者に共通ともに、突飛な設定と情報量の多さで構築された(または、頭の中でグルグル回された思索と「ゴチャゴチャ言う時間があるならクソして寝ろ」という至言のあいだからすくいあげられた)世界と、人間の営みの根源的なくだらなさ・バカバカしさ・みっともなさ・かっこ悪さ・せつなさ、そして美しさを、他愛のない笑いで包み込むやさしさが魅力。
劇団員は皆ムラマツ。
【仮面マタドール(レプリカ)】
【ストーリー】
あの灼熱の夏がもう一度始まる
伝説の闘牛士、ドン・フェリックスの打ち立てた年間120闘牛の記録に挑む男・仮面マタドール。
男の中の男といわれた彼だったが、最強の牛・アーモンデリータとの戦いで命を落とす。
記録の更新を諦められないマネージャーのアンジェロは、素顔の知られていない仮面マタドールの死を隠し、手下のリコを身代わりにすることを思いつく。
自身の貧弱で悲しい過去を振り切るため、「男の中の男」仮面マタドールになることを決意したリコは、仲間達と共に記録に挑んでいく。
仮面と素顔、マタドールと牛、レプリカと本物、そして生と死が次々に入れ替わり、やがて訪れる「真実の時」。
【キャスト】
ボス村松/サラリーマン村松/キラー村松Jr./ニュームラマツ/グレートニュームラマツ/沖田裕樹/辻明佳(劇団バッコスの祭)/岩井正宣(SPプロデュース)/草野峻平/ニシハラフミコ/星野麻衣子/三原一竜(KYYKtrick)/吉田覚
【スタッフ】
【音響】ムラマティ
【照明】仲光和樹(E-FLAT)
【衣装】石黒礼子(兎団)
【舞台美術】廣岡篤(ナンブケイサツ)
【舞台監督】ニュームラマツ
【制作】しむじゃっく、キラー村松Jr. and OFFICE IRON
【作品データ】
・会場
シアターグリーン BASE THEATER
・公演日
11月5日~8日
・解説
黄金のコメディフェスティバル2015において、優秀脚本賞・優秀演出賞をダブル受賞したバブルムラマツの傑作を、8年ぶりに再演!!
黄金のコメディフェスティバル2015「優秀俳優賞」受賞のボス村松に加え、映画「百円の恋」での好演も記憶に新しい沖田裕樹、第25回池袋演劇祭「大賞」受賞の劇団バッコスの祭より辻明佳など、豪華客演を迎えた、鋼鉄村松渾身の本格闘牛芝居!快作必至!
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闘技場を舞台にした作品だが、当然ながら舞台の広さには限りがある。その上舞台上はかなり混みあって見える。大丈夫だろうか、といらぬ心配をしたのもつかの間、荒れ狂う牛と華麗に舞うマタドール。心なしか砂埃まで見えるような気がする。3分でこの臨場感と迫力。期待できますね。
劇団鋼鉄村松では作演出家が二人おられるが、この作品は「お客さんが楽しい」を追求する″バブルムラマツ″作演出。
ボス村松作品しか観たことのない方、バブルムラマツ作品が好きな方、もちろん初めて劇団鋼鉄村松の作品を観る方、どんな方でもご覧ください。
そして、どうやら次回公演は″バブルムラマツ″作演出になるようですよ。
予習に、復習に、ぜひお楽しみください!
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