こんにちは。日本橋店の武田です。
最近のブームは動物注意標識。「〇〇出没注意!」というアレだ。
タヌキやシカ注意!ならまだわかるが、ヤドカリ注意!やカルガモ横断注意!のようなふざけと危機感の中間にあるものまであって見ていて飽きない。
しかしこうして笑っていられるのも当事者じゃないからで、この標識のある地元ではヤドカリを車ではねてしまう人もいるだろうし、カルガモにはねられる人だっているのだろう。
そう考えると大変なことだが、どちらの人も何食わぬ顔でこう言うのだ。
「わりとよくあるよ」と。
うーん。カルチャーギャップ。
と、いう事で今回は、演劇パスでもチケット販売中!劇団思い出づくりの公演紹介です。
劇団思い出づくり第4回公演
【くろたさんのわりとよくある日常】
【ストーリー】
ふーむ。
忘れようとしても何を忘れようとしたのか。
忘れようとしたってことはなんだか嫌なことだったんだろうか。
嫌なことだったから忘れようとしたんだろうか。
だけど、だけどだ。
嬉しいことだってそのうち忘れちゃうだろうし、哀しいことだってそのうち忘れちゃうはずだし、それでも覚えておかなきゃいけないこともあるし、むしろあたしが覚えておかなきゃいけないことを忘れるなんてことあるはずがないし、そんなあたしが忘れちゃったってことはきっととるに足らない出来事なんだ。
なんてことないことなんだろう。
・・・うん、きっとそうだ。
あってもなくても変わらないくらいのことなんだ。
そんなことを考えていたら
牛にはねられた。
【キャスト】
伊東文介((株)クリア)
学習院ひろせ(空想嬉劇団イナズマコネコ)
小原へい太(MNN)
佐藤あいね
建部裕子(劇団SwanLake)
西澤香夏、山田亮(集団asif~)
よこたあや(ぶんちゃ王国)
沼田有未(KAMプロモーション)
松本桜(PekopoN企画)
【スタッフ】
【照明】黒太剛亮(黒猿)
【音響】香田 泉(零’sRecord)
【舞台美術・監督】大友直道
【映像】久保田 敏夫(影造)
【制作・その他】しろい人
【日時】
6月22日(木) 14:00/19:00
6月23日(金) 14:00/19:00
6月24日(土) 14:00/19:00
6月25日(日) 13:00/17:00
※受付・開場は開演の40分前
※未就学児童入場不可
※毎公演先着1名様にコンピューターゲーム付
【会場】
参宮橋トランスミッション
〒151-0053 渋谷区代々木4-50-8 参宮橋ゲストハウスB1
小田急線[参宮橋駅]下車徒歩2分
【料金】
一般 3,000円
プレミアム 4,980円★
★公演パンフレット+生活用品2品(オリジナルケース入り石鹸・オリジナルロゴ入りタンブラー)+ミニ写真集+お好きな生写真一枚 付き
※以上はドリンク代500円を含めた金額です
【予約】
・演劇パス
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この作品は演劇パスが使える作品です。簡単におさらいをしておきましょう。
1.予約 2.見せる 3.入場
これだけです。いや、省略しすぎか。
1.アプリを起動 2.公演を選んで日時とチケット情報を選ぶ 3.クレカで支払い 4.スマホにチケット発券。
これでチケット購入完了です。これまで親指しか動かしていません。簡単でしょ?
さらに手数料も一切かかりません。一切です。コンビニで発券するなら部屋着から着替えて猛暑の中を歩いて向かい、複雑な端末を操作したうえにいくらか手数料まで払わなければいけません。ちょっと大変ですよね?演劇パスを使えば部屋の中で、スマホの操作だけで予約ができます。ちょっと甘やかしすぎやしませんか?
購入したらあとは観に行くだけ。ワクワクしながら待ちましょう。
そして当日…おや、彼は当日精算のようですね。
「お疲れさまです…はい…予約の。はい。プレミアムで、はい…4,980円…あ、すいません。1万円しかないんですが…すいません…お釣りが5,020…あ、予約特典も?(両手がふさがっていて受け取れない。挙句小銭をばらまいてしまう)あ、すいません…」
こんなに謝ってどうするというのでしょう。せっかくの観劇なのに。
演劇パスを使うとどうでしょう。
「お疲れさまです!はい!予約の!(スマホを見せて予約特典を片手でスマートに受け取る)ありがとうございます!」
簡単でしょ?「…」も少ない。
例えが極端すぎる?そんなことありません。使えばわかるこの便利さ。
長々と話しましたが、まとめるとこうです。
スマホで予約、事前発券で入場がスムーズ、手数料0。
是非お試しください。
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この作品のストーリーを読んだとき、「お、これこれ」と思った。
皆さんもわかると思います。演劇特有のニオイとでもいいましょうか。自分はどこから来てどこへ行くのかのような答えのない問いを上手にこねて隠してあの手この手で語りかけてくる演劇特有のめんどくささとでも言いましょうか(いい意味で!ね!!いい意味で!)なんにせよ、僕はこういう作品は好きだ。答えのない問い、一緒に考えようじゃないですか。
と思っていたところに牛だ。突進が直撃し、僕は脳震盪を起こした。いったいなんだこれは。
それをふまえてもう一度読んでほしい。
ふーむ。
忘れようとしても何を忘れようとしたのか。
忘れようとしたってことはなんだか嫌なことだったんだろうか。
嫌なことだったから忘れようとしたんだろうか。
だけど、だけどだ。
嬉しいことだってそのうち忘れちゃうだろうし、哀しいことだってそのうち忘れちゃうはずだし、それでも覚えておかなきゃいけないこともあるし、むしろあたしが覚えておかなきゃいけないことを忘れるなんてことあるはずがないし、そんなあたしが忘れちゃったってことはきっととるに足らない出来事なんだ。
なんてことないことなんだろう。
・・・うん、きっとそうだ。
あってもなくても変わらないくらいのことなんだ。
そんなことを考えていたら
牛にはねられた。
最後のインパクトよ。
めんどくさい考えにツッコミを入れるがごとく突っ込んできた牛。グッジョブとしか言いようがない。
しかしこうなってくると内容が読めない。この間の取り方から見るとコメディだが、あらすじが全くあてにならないのも演劇の面白さなわけでして。
まぁ何が言いたいかって、観に行きましょう。
【劇団思い出づくり】
2012年12月第1回公演、2014年3月第2回公演、2015年12月第3回公演終了。
公式サイトが面白い。何はともあれ動物と牛と黒田さんを推してくる。
スタッフのところに「神」とかいるし。牛はどうやら褐毛和種と黒毛和牛2がいる。2ってなんだ2って。
覗いて楽しいサイトです。キャストとスタッフはスクロールできますのでお見逃しなく。
あと、コンピューターゲームって何なんだ。気になる。
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