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6.劇団突撃インタビュー

劇団突撃インタビュー★圧倒的身体能力で「怪優」と称される、10周年を迎えた劇団の看板俳優に突撃!(その2)

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さてみなさま、お待たせいたしました!

劇団突撃インタビュー第3弾は、「怪優」玉置玲央さんにお越しいただき、たっぷりインタビューさせていただいております★

前回は、玉置さんの俳優として、また、演出家として考えていることなどを深く掘り下げてお聞きいたしました。

 

その1はこちら!

 

今回は、さらに踏み込んで、作品について語っていただいちゃいます★

 

 

FLYER OMOTE OUT

この7人でやれることに、飽きよう。

―観劇三昧で配信されている柿喰う客「無差別」では狗吉役を格好よく演じられていました。この作品の見どころは?
玉置:狗吉もすごく印象に残ってる役ですね!でも、自分というよりは、当時の劇団員7人だけでどれだけのことができるのか、という挑戦をしていたんです。
中屋敷(柿喰う客主宰/作演出)も、よく言うんですけど。この7人でやれることに、飽きよう、と。

―飽きる?
玉置:そう、今やっている演劇プランにしても、座組にしても、早く飽きて、新しいことをどんどん見つけていこう、と。
で、そのバランスがなんかちょっと不思議な時期で、新しいことにどんどんチャレンジしていた。
作風にしても、稽古の進め方にしても、挑戦を色々していたな、と思い出します。
その時の劇団員全員、7人でこんなことやっちゃうんだ!という劇団の「覚悟」を観てほしいです。

柿喰う客「無差別

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「どんなもの観せてくれるんだよ、新生柿喰う客」

―柿喰う客新作「虚仮威」は、どんな作品になりそうですか?
玉置:劇団員総出演は「天邪鬼」以来1年ぶりですね。
今年一年、柿喰う客っていろんな公演・活動をしてきたんですよ。でも、劇団員全員が俳優として一同に会することが一度もなかったんです。
新劇団員が入って、男子は男子(柿喰う客フェスティバル2016 『フランダースの負け犬』)で、女子は女子(柿喰う客フェスティバル2016 『露出狂』)でやってましたしね。
一人は海外に行ってましたし。

―あれだけ色々されてるのに、揃われなかったんですね。
玉置:そうそう。で、ようやく集まったんです。
だから本当は、中屋敷も出演してほしいんですけどね。13人で、やれることやったほうがいい。

―確かに、一瞬でもいいから舞台に立ってほしい気になりますね。
玉置:まあ、作演出なのでもちろん参加はしているんですけどね。
勝手知ったるメンバーで、人によっては13~4年、一緒にいましたから、演劇をやる上での「相手を愛せる可能性」ってのは、なんとなくもう判ってきてて。
それもあって、中屋敷は劇団員を増やしたんですよ。
そうなると、今度は真逆で。まったくゼロの、純粋無垢なコミュニケーションを取るわけですよ。
俳優として何ができるか、どういうこと考えているのか、全く知らないひとと、「劇団」でコミュニケーションを取っていくってことが、すごく新鮮で。
だから、今はとにかくそれを探っています。劇団として、劇団員としての共通言語や共通認識を持つことに躍起になっている。
今までのメンバーだけで良かったじゃんとか、メンバーが増えたことに対して特別な違いがなかったとか思われたら意味がない。
増えたからこそ作れる作品、作品の意味。やっぱり劇団としての「覚悟」を観てもらいたいです。

―観る方にも、覚悟が要りそうですね。
玉置:それ!そうなったらいいなぁって思っているんです。
敷居を高くするつもりは全然なくて、「どんなもの観せてくれるんだよ、新生柿喰う客」ってぐらいの感じで観てもらいたいですね。

―新しく劇団員が増えたのは、久しぶりのことだったんですか?
玉置:5年ぶりに6人が増えたんですよ。今までが7人だったので、新しいひとと元々いたひとと、半々ぐらい。
状況ががらっと変わった。だから、どうなるのかなって思っています。
今までの柿喰う客から、何が変わるのか。僕も楽しみです。

 

image1

「演劇の地図」を作りたいって思っていて。

―先日配信が開始されたカスガイの「リビング」を作るにあたって、どんなメッセージを込められましたか?
玉置:09年の作品ですしね、見直してみて、僕若ぇなー!って思いました(笑)
当時考えてたことは「死んでも仕方ないよ、生きてた方がまだいいよ」っていうこと…かなぁ。
わー、観てもらいたいな、話すより(笑)

―そこを何とか!(笑)
玉置:第2回公演の「バイト」でもそうなんですけど、「人が人のために生きる、人のために死ぬ」みたいなのが好きだし、しゃらくせぇ!って思うんですよ。
「リビング」って3つの意味があって、Living Room、生きている(live+ing)、出ていく(Leaving)の3つ。
この中でも、「生きる」っていうことをカスガイでは主題としています。
あと、SF(セックスファンタジー)、性にまつわるお話をテーマに入れていますね。
生きる上でどうしようもないことにとらわれたり、とらわれなかったり、それで起きるごたごたとかが好きなんです。
「リビング」の時は、とにかくそういうのをトゲトゲしく出してみよう!って思ってました。

―トガっていた感じとか、まさに若さですね。
玉置:メッセージ性が強い、っていうと言葉はいいんですけど、とにかく主張の強い作品でした。
うるさいわ!玉置のやりたいことはわかったわ!ってなる作品だと思う。実際そういう感想もいただきました。
でも、自分のやりたいことやろうと思って立ち上げた団体で、やりたいことやらなかったら意味わからないじゃないですか。
だから好き放題やらせてもらったんですよね。
メッセージは、やっぱり「生きる」ってことですね。

―生きるのって楽しいよ、ってこととか?
玉置:生きるのってしんどいな、だったり、面倒くさいな、だったりも。
生きるよね、人って!ってことだと思う。
もう、色々語るよりとりあえず観てほしい!(笑)

カスガイ「リビング」

―カスガイの新作は予定ありますか?
玉置:やりたいことは無限にあるんですよ。カスガイでは「演劇の地図」を作りたいって思っていて。
同じ街、都市だけど違う場所、違う時代のことを描いているんです。
出てくるのは架空の街なんですけど、そこに細かい設定とか…建物や歴史、時代背景なんかを用意していて。
それに則って、原案を作っているんです。そこに今一番伝えたいこと…憤りとか、悲しいこと、とかを乗っけて届けていけるといいなと思っています。
上演予定は未定だけど、こんな話にしたい、こんなことをやりたい、という原案は、すでに7公演ぶんぐらいできています。

―街があれば人がいる、人がいればそれだけ物語が生まれますもんね。
玉置:今のところ、各作品に必ず名前だけでも出てくる登場人物が3人います。もちろん架空の人物ですが、今後の作品も、この3人にまつわる話になると思います。
来年、再来年には次回公演がやれたらいいな。

―それは楽しみです!ぜひ大阪でも公演してくださいね。
玉置:大阪には絶対来ます!

―ありがとうございます!それまでに「リビング」も「バイト」も観たいですね。
玉置:そうそう、「リビング」が動員888名、「バイト」が2000名なので、「バイト」を観たけど「リビング」を観てない、ってかたの方が多いんですよ。
「リビング」が上演されたのはだいぶ前ですし、DVD販売しなかったので。
実は「バイト」には、「リビング」を観ているとなお楽しめる、っていう内容がいっぱいあったんですよ。
「バイト」を観たときに「何だこの設定?」ってなった方は、ぜひこの「リビング」を観て、3年ぶりの答え合わせ、伏線回収をしてもらいたいですね。

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演劇の世界を軽やかにお散歩ができたらいいなって。

―今後、演劇活動を続けていく中で、目標を教えてください。
玉置:「演劇を散歩する」が最終目標ではないけど、最近のテーマです。
諸先輩がたの「頑張って、無理をして」演劇をやっていない姿に衝撃を受けたんです。
演劇が在ること、演劇で生活をしていること、それが当たり前なんです。
生活の一部になっているんですね。起きて「ご飯を食べる」が当たり前なように、生きて「演劇をする」。
それってすごく素敵だなって思いました。
僕の場合は、それをさらに遊ばせて、演劇の世界を軽やかにお散歩ができたらいいなって。

―とても玉置さんらしい感覚ですね。
玉置:演劇って、難しいものではないんですよ。もちろん誰でもができるものではないけど、敷居が高いものではないんです。
それは、演劇に携わるにしても、演劇を観るにしても。
飄々と演劇を「生きる」人がいて、それを見て、「ああ、これぐらい身近なものなのか演劇」って思ってもらえたら、
演劇というものが柔らかくなって、いろんなところに波及していくんじゃないかな、そうなればいいなと思っています。

―ありがとうございました。

 

柿喰う客 次回公演

「虚仮威」

▼三重公演
2016.12.2[金]~12.4[日]
三重県文化会館 小ホール

▼仙台公演
2016.12.17[土]~12.18[日]
エル・パーク仙台 スタジオホール

▼東京公演
2016.12.28[水]~2017.1.9[月]
本多劇場

▼大阪公演
2017.1.19[木]~1.22[日]
ナレッジシアター

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劇団突撃インタビュー★圧倒的身体能力で「怪優」と称される、10周年を迎えた劇団の看板俳優に突撃!(その1)

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少しずつ恒例化してまいりました、劇団突撃インタビュー!

インタビュアーも慣れてきまし…た…?(緊張のあまり前日はなかなか眠れない感じになります)

■劇団突撃インタビューって?

【観劇三昧】とつながりが深い、噂の「あの人」に観劇三昧が突撃インタビューします!

俳優/脚本・演出家/劇団代表など、普段は舞台の上でしか見ることができないあの人の、

なかなか聞けない本音や裏話、演劇に対する想いを存分に語っていただきます。

これを読めばもっと劇団が好きになるかも?知らない劇団なら、知るきっかけになるかも?

そんな、日常にちょっとしたワクワクをお届けする新コーナーです。

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さて、本日のインタビューのお相手は!

柿喰う客の看板俳優!カスガイ主宰!舞台はもちろん、映像作品への露出も多い、今まさに注目のひと!

玉置玲央(たまおき れお)さん!

はい男前!

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■柿喰う客

青山学院大学演劇研究会に所属していた中屋敷法仁が、自身の作・演出作品を上演する演劇ユニット「柿喰う客」として発足。
2006年1月1日に正式に劇団として結成。
演劇特有の虚構性を重視した躍動感あふれるパフォーマンスが特長。
古典作品のアダプテーションや他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも実施。
女優のみでシェイクスピア作品を上演する「女体シェイクスピア」シリーズは好評を博し、2016年現在8作品を上演している。
「こどもと観る演劇プロジェクト」や「高校生のための演劇プロジェクト」など、幅広い観客層への作品上演も積極的に展開。
2015年に上演された「天邪鬼」では、東京・兵庫・岐阜の三都市公演で過去最高動員の5000名を達成。

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オフィシャルHP:http://kaki-kuu-kyaku.com/

Twitter:@kaki_kuu_kyaku

Facebook:https://www.facebook.com/%E6%9F%BF%E5%96%B0%E3%81%86%E5%AE%A2-264194713606294/

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■玉置玲央(たまおき れお)

1985年3月22日生まれ、東京都出身。
身長171cm、A型。
特技:運動全般、ドローイング

私立関東国際高校 演劇科卒。
柿喰う客劇団員 カスガイ主宰 ゴーチ・ブラザーズ所属
2005年、「挿入ジェノサイド」より柿喰う客に参加し、2006年、柿喰う客の劇団化とともにメンバーとなる。以降、ほぼ全ての公演に出演している。
2007年、演劇ユニットカスガイの活動を開始、主宰する。全ての公演で、原案・演出を担当。
NHK大河ドラマ「真田丸」織田信忠 役や、2016年11月よりスタートするNHK総合テレビドラマにレギュラー出演するなど、近年さらに露出が増えている。
酒は一滴も飲めない。

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オフィシャルブログ:「博愛日和」

Twitter:@reo_tamaoki

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■カスガイ

2007年、柿喰う客の劇団員である玉置玲央が、「演劇でお客様と色濃く繋がる」為に様々な可能性を模索するべく立ち上げたプロデュースユニット。
2009年に「リビング」で旗揚げ、888人を動員し、王子小劇場で旗揚げ公演を上演した団体の最多動員記録を樹立。
この公演で、佐藤佐吉賞にて最優秀舞台美術賞、最優秀主演男優賞のほか、多数の優秀賞を獲得。
2013年「バイト」では東京・大阪2都市で公演を行い、2000名以上を動員。

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オフィシャルブログ:http://kasuguy.seesaa.net/

Twitter:@kasuguy

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いただいたら、それに報いる、応えるっていう相互関係

―演劇を始めたきっかけは、高校進学時に演劇科を選択したことから、だったようなのですが、もともと演劇に興味を持たれていたのですか?
玉置玲央さん(以下玉置):まったくなかった。中学の時、高校に行く気が無かったんです。中卒で働こうと思ってたりして、3月末になっても行く高校が決まってなかったんです(笑)
そのころだと、高校側が2次募集、3次募集をかけてくるんですけど、それを見て中学の先生がおススメしてくれた高校が、関東国際高校だったんです。
そこの、韓国語科、ロシア語科、演劇科の3つが定員割れしてるっていうことで。
この中で、高校3年間を楽しく過ごせるのはどれだろうとなって、僕は演劇科を選んだんですよ。それがきっかけで、僕の演劇が始まりました。

―それまで、演劇には触れたことも無かった?
玉置:うーん、学芸会とかで、出演するのは好きでしたね。

―高い身体能力と響く声、幅広い演技力で「怪優」と称される玉置さん。目指したり、影響を受けた俳優さんはいらっしゃいますか?
玉置:むかしはチョウ・ソンハさん(ひょっとこ乱舞[現:アマヤドリ]の旗揚げメンバー。現在は成河[ソンハ]と改名)がヒーローだった。
そのころ僕は、自分がこんなに運動するタイプの俳優になると思ってなかったんですけど、身体を動かすのは好きで。彼を観たときに、「こんなに動けて個性的な俳優さんがいらっしゃるんだ」と衝撃を受けました。凄い憧れてましたね。

―成河さんを目指したかった?
玉置:そうですね、いや、超えてみせる!って思ってました。

―演技をするうえで、一番気を付けていることは何ですか?
玉置:コミュニケーションですね。演劇って自分だけで完結できることじゃないから。例えば運動ができる、とか、大きい声が出る、とかって自分だけで何とかなることじゃないですか。
やっぱり総合芸術なので、対、相手役だし、対、作演出だし、対、お客様だし。もちろんスタッフさんもいらっしゃって、なりたっているんです。
座組(※公演に携わるメンバーや組織の総称)に居る上で、相手からもコミュニケーションを求められて、こちらからも求めて、総合的に成り立って、作品を作って、公演を迎えるっていうのが一番良いんじゃないかなって思います。

―ご自身が、コミュニケーションを取りに行くのはもちろんだけど、相手からも取ってもらえる、取りやすい環境を作る、ということでしょうか。
玉置:そうですね。そういう空気とか現場づくりをしようと心がけています。

―その場に居て違和感がないというか、そこに居てくれると嬉しい、という人は素敵ですね。
玉置:そうなれるといいな、と思っていますね。

―公演前、劇場入り後等に絶対行う、ジンクスのようなものはありますか?
玉置:色々あるんですが…本番3時間前には必ず劇場にいて、1時間はアップをする、かなぁ。
舞台上でも舞台袖でも、ロビーとか、その劇場空間を感じながらアップをする、っていうのかな。
そこでの時間の過ごし方がうまくいくと、やっぱり本番もすごくうまくいくような気がする。
あとは…開場直前までは舞台上でなるべく過ごす。
各スタッフさんと舞台に挨拶する。これはもはやジンクスというより儀式なんですけど。
絶対、どの現場でもやってます。やらなきゃダメだ、失敗する、って思ってます(笑)

―そういう儀式的なの素敵です!気持ちの安定って大事ですよね。
玉置:まあ、自己満足にすぎないと言えばそうなんですけど、満足はしないより、したほうがいいじゃないですか。

―公演時にいただいて嬉しい・嬉しかった差し入れって何ですか?
玉置:何いただいても本当嬉しいしありがたいんですよ。食べ物、飲み物、身に着けるもの、手作りのもの、お手紙、ハンドクリームとか入浴剤、お花。
特に印象に残っているものだったら、「のれん」ですね。
カスガイのロゴって、実在する家紋を加工して作ったものなんですけど、そのロゴが入ったのれんをくださったんですよ。それは凄くうれしかった。
くださった方に応えるために、そののれんを飾るために「楽屋の個室を用意してもらえる俳優にならなきゃ」って思いました。
それに限らずですが、差し入れをいただいたら、それに報いる、応えるっていう相互関係はいいなって思っています。

―それは確かにすごく嬉しいし、励みになりますね。
玉置:あとは、カスガイの第2回公演「バイト」の時にいただいた、舞台美術を模した、枯れないお花のフラワーアレンジメントですね。
すごくこの作品を愛してくださったんだな、と感じました。

―とすると、その方は1回公演を観られて、翌日以降にその差し入れを持ってもう一度お越しになられた、と?
玉置:そうですね。それも嬉しいことです。お花のセンスもすごく良くて、今でも飾っています。

―これまで演じてきた中で、一番印象に残っている役は何ですか?
玉置:僕ね、演じてきた役を忘れないんですよ。役のセリフや、稽古風景、当時の状況ってなかなか忘れられないタイプなんです。
だからその質問難しいなぁ(笑)
うーん、三御堂島ひより(一人芝居「いまさらキスシーン」より)は何度も繰り返して演じているので、ライフワークみたいになっているなって。
もう7~8回演じてますから。それはやっぱり印象深いですね。
僕の役、というよりは、その座組や、作品そのものの印象が残っていることが多いです。
「こどもの一生(2012年11月 PARCO&cube Presents公演)」の時、座組の諸先輩方の中で、必死でやらせてもらったこととか。
「荒野のリア(2014年3月 T Factory公演/エドガー役)」では、麿さんや手塚さんのような偉大なる先輩方の下で、甘えて好き放題やらしてもらったりとか。
役を含めた現場の印象がすごく残っているものが多いです。

―玉置さんは、本当に座組の雰囲気を大事にしてらっしゃるんですね。
玉置:だって、自分のことってもう、勝手にやったらいいことじゃないですか。
演劇やるんだったら、自分のことは一回置いといて、人のことや、人と何ができるかを考えないと、楽しくない。

―ひとりじゃ作れないですもんね。
玉置:そう!それ。一人芝居だって、作演出家やスタッフさん、お客様が居ないとできないんですよ。

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面白いものを作るために妥協しない空間づくりをしたい。

―俳優として幅広く活躍されている玉置さんですが、「カスガイ」の主宰として、原案・演出もおこなわれています。
 もともと高校時代も劇団で作演出をされていたそうですが、カスガイを立ち上げられたきっかけは?
玉置:高校時代やっていた劇団に、深谷由梨香(柿喰う客俳優)とか、渡邊安理(演劇集団キャラメルボックス俳優)も所属してて。
僕と深谷は卒業後しばらくしてから柿喰う客に所属したんですね。で、深谷と安理と集まったときに「玲央、久々に演出やらないの?」と聞かれたんです。
柿喰う客に所属して、いろんな人に出逢って、いろんな演劇観を手に入れて、その上での演出ってどんなことができるかなって。

―なるほど。
玉置:あとは、世莉さん(時間堂・黒澤世莉)と作品を作ったのもきっかけです。世莉さんみたいなことをやりたいなって思ったんです。
時間堂みたいな作品を作りたいっていうよりは、俳優教育とか、俳優との付き合い方・寄り添い方が好きだったんです。
こういう人になりたいなって思って、また演出をやりたい!と思ったんですよね。
もちろん柿喰う客でやるわけにいかないから、じゃあ自分のやりたいことをやろう!って思って立ち上げました。

―演出をするうえで、一番意識していることは何ですか?
玉置:一貫して同じなんですが、良い座組つくりをすることです。
俳優が100%のパフォーマンスを発揮できる環境をつくりたい。
キャリア・性別のような個体差で、何かを我慢しなけりゃいけないとか、言いたいことが言えない環境だったりとかが生まれないようにして、
面白いものを作るために妥協しない空間づくりを心掛けています。
個人的なことや、人とのやりとりで思い通りにいかないこともあるけど、そういうギリギリの「安全」じゃないものから生まれる大事なものを探れるようにしたくて、
そのためには「これ以上この人に踏み込んでも大丈夫だろうか」っていうところまで探れるような、安心感のある座組をつくるっていうことを大事にしたいです。

―座組って、家族よりも一緒に居る時間が長いですもんね。仕事仲間とも違う。
玉置:そう、一日の半分以上を座組で過ごす。家族よりも近いのに、血はつながっていない他人同士。面白い関係性ですよね。

 

 

とにかくまっすぐに誠実に、お客様と座組のことを大切に考えられている玉置さん。

次回は、本日配信が開始される カスガイ「リビング」についてと、柿喰う客の新作公演について語っていただきます。

 

柿喰う客 次回公演

「虚仮威」

▼三重公演
2016.12.2[金]~12.4[日]
三重県文化会館 小ホール

▼仙台公演
2016.12.17[土]~12.18[日]
エル・パーク仙台 スタジオホール

▼東京公演
2016.12.28[水]~2017.1.9[月]
本多劇場

▼大阪公演
2017.1.19[木]~1.22[日]
ナレッジシアター

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劇団突撃インタビュー★「超体育会演劇」劇団の作演出家に直撃!

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いつも演劇.jpをご覧いただき、ありがとうございます。

前回プレオープンとして第0弾を発表した、劇団突撃インタビュー。

いよいよ本格始動で、外に出てまいりました!

■劇団突撃インタビューって?

【観劇三昧】とつながりが深い、噂の「あの人」に観劇三昧が突撃インタビューします!

役者/脚本・演出家/劇団代表など、普段は舞台の上でしか見ることができないあの人の、

なかなか聞けない本音や裏話、演劇に対する想いを存分に語っていただきます。

これを読めばもっと劇団が好きになるかも?知らない劇団なら、知るきっかけになるかも?

そんな、日常にちょっとしたワクワクをお届けする新コーナーです。

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記念すべき第1弾!トップバッターを飾っていただいたのはこの方!

ステージタイガー 副代表/作・演出/役者 と様々な役割をこなすスーパーマン!

虎本 剛(とらもと ごう)さん!!

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■ステージタイガー

2009年、「特攻舞台Baku-団」のメンバーを中心に結成。

「もう、君にムキキュン」というキャッチコピーに則り、俳優達の鍛え上げられた圧倒的な筋肉に最大限の負荷をかける事により、

人間の奥深くに眠る野生のエネルギーを創出する。

常時10名を超える劇団員の多さを生かして、自主公演だけに収まらず、ライブハウスから廃校まで、年10本以上のイベントにも出演中。

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公式HP:http://st-tg.net/

Twitter:@stage_tiger

Facebook:https://www.facebook.com/StageTiger/

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■虎本剛

大阪府堺市出身、1979年8月9日生まれ。

関西大学 総合情報学部在籍中、関西大学演劇部内の劇団「万絵巻」に所属。

卒業とともに当時の同期メンバーと「特攻舞台Baku-団」を旗揚げ。

2009年「特攻舞台Baku-団」解散後、「ステージタイガー」を旗揚げ、以降ほぼ全ての作品の作・演出をつとめ、2013年より副代表となる。

現在、(株)リコモーションに所属、テレビやラジオへの台本提供や、外部劇団など様々な場所での演技指導、演出活動などその活動は多岐にわたる。

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Blog:「プロレススーパースター列伝」

Twitter:@stagetiger_go

Facebook:https://www.facebook.com/go.mizumoto.9?fref=ts

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―虎本さんは、関西大学で劇団万絵巻(関西大学演劇部内の劇団)に所属されていらしたとのことですが、演劇を始めたのはここからですか?

虎本剛さん(以下虎本):はい。大学に入って初めて演劇をしました。

―何かきっかけとか、演劇を始めた理由とかあったんですか?

虎本:高校が進学校だったので、部活動をしていなかったんですよ、だから大学に入ったら何か活動がしたくて。音楽か、演劇をやりたいと思っていました。
入学してから、初めに声をかけられたのが演劇部だったんです。それで、演劇部に。

―では、その時初めに軽音楽部とかに声を先に掛けられていたら、今頃音楽の道にすすんでいたかもしれない?

虎本:可能性はありますね(笑)でも、その大学の軽音楽部はあまり活発に活動していなくて。
練習していたのを聴いたことがあったのですが、お世辞にも上手いと思えなくて…あまり興味を惹かれませんでした。
たまたま、入った大学の演劇サークルが活動的で、同期に演劇に対してモチベーションの高い人間が集まっていまして。

―そこで出会ったのがhigeさん(ステージタイガー代表)や谷屋さん(ステージタイガー俳優)ですね。

虎本:偶然やと思いますけどね。今でも活動している人間だと、音響の横田君や、前劇団で袂を分かちましたが、鈴木洋平君(俳優)なんかもここで出会いました。

―凄いメンバーが揃っていたんですね。

虎本:どうやろ、凄くは無かったと思うけど、調子には乗ってましたね(笑)
「自分ら、面白いぞ」って勘違いはしてたと思います。上手くはなかったのに。

―その同期のメンバーで「特攻舞台Baku-団」を立ち上げた、と。

虎本:そうですね。

―万絵巻の先輩が作った劇団とかもあったと思いますが、そっちに入るよりは自分たちで作ろうと思ったんですね。

虎本:(先輩の劇団は)あるにはあったんですが、万絵巻自体が僕らが入ったときにできて5年目だったので、まだそんなに数がなかったし、そっちの劇団も歴史があるわけじゃなかった。だから、そっちに入るっていう選択肢はあんまり思いつかなかったですね。自分たちでことを始めたほうが、楽しかろうと思えてしまって。
あと、調子に乗ってた挙句僕らトガってたんで、先輩たちと一緒にやるのとかイヤでした(笑)

―トガってたんですか(笑)

虎本:すぐ喧嘩売ってました(笑)自分たちがやりたいことじゃないとイヤって思ってた。

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自分に正直に、今作りたいものを作る。

―当時から、影響を受けた人物とか作品とかはありましたか?

虎本:びっくりしたのは、在学中に観た惑星ピスタチオの「破壊ランナー」です。カッコよかったんですよ、単純に。演劇ってかっこいいな、すげぇなって思った作品です。
※惑星ピスタチオ(1989-2000) 関西の劇団。腹筋善之介を座長とし、座付き作家・演出家は西田シャトナー。

―どういうところに惹かれましたか?

虎本:それまで「演劇」って言ったら、中高で観た「芸術鑑賞会」とかのイメージしかなかったんです。でも、(破壊ランナーは)音響照明がすさまじく派手で、ぶっ飛んだ世界を役者の身体で、パワーで、テンションで押し切るっていうのが、かっこいいなって思って。演劇って無限の可能性があるなって思いました。

―今でもそれは自分の中にあって、目指したいっていう気持ちはありますか?

虎本:はい。あれを観たときの衝撃に近づけたいっていう気持ちは今でもなんとなくありますね。

―今自分自身はそこに近づいている実感ってありますか?

虎本:いや、まったく。ちょっと自分の目指すものも変わってきていて。演劇の派手な部分もいいなっていう気持ちは今でもありますが、もうちょっと味わい深いところを目指したくて。

―確かに最近のステージタイガーは、作風が少し変わったといいますか、「ヒューマンドラマ」というような人間の深みの部分を現した作品が多いように思えます。意識して変えていかれているんですか?

虎本:狙ってやっているわけではないですけどね。自分に正直に、今つくりたいものを作るってなると、そこにたどり着いた感じです。
前劇団(特攻舞台Baku-団)時代は、「今までだれもやったことがない」とか「挑んだことがない」方法、手法、演出方法を探ろうみたいな気持ちが頭のどこかにあったんですが、それをやめました。いや、やりたいと思ったことはやるんですけど、自分のやりたいことを捻じ曲げてまで「新しいことをしよう」とするのをやめました。
それよりは、もっと自分の伝えたい、表現したいことを第一優先にして、それに必要な演出を付けよう、と。

―伝えたいこと、ですね。

虎本:あと、新しいことや奇抜なことをやると、観客は次はもっと新しいもの、もっとハードなものを求めるようになる。
どんどんハードさだけが増していって、やりたいことがブレていくな、と思って。
で、いつか死ぬな、って思ったんです。

―いつか死ぬ(笑)求められるものに応えようとすると、作りたいものは作れなくなりますね。

虎本:大盛に喜んだお客様は、次は超大盛を期待してくる。それを積み重ねると、盛りにばっかりこだわって、自分の出したい味とかおいしさがどこかいってしまうと思うんです。それより、自分の作りたい味わいを目指して、原点を常に見つめながらやるほうが、僕にはあってるな、と。

―ステージタイガーの作品は初めて観るお客様にもすごく優しい印象があります。そういう意識もされているのですか?

虎本:全くしてないわけではないけど、でも僕は作りたいものを作っているだけで、あえてわかりやすくしようとかは考えてないですね。
難解な作品、複雑な作品って世の中にありますが、単純に、僕には世界がそうは見えていないんです。だから、作れない。
不思議、不条理、そういう作品を作れる人をうらやましいと思う気持ちはありますが、僕は世界を比較的、平凡に見ているんです。
特殊な世界の切り取り方が僕にはできなくて。見えてないものは作れないし、作ろうとすると無理がでる。

―そういえば、ステージタイガーで(虎本さん作のもので)SFものやファンタジーってないですよね。

虎本:自分の劇団でやりたいとは思わないです。依頼があれば書きますけどね。SFやファンタジーを観るのは好きだけど。
僕にはその世界が見えてなくて。想像できないんです。

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「人間」を描けたらいいな、とずっと思っていて。

―「MATCH(2014)」(【観劇三昧】で配信されている作品)では、どのようなテーマや伝えたいことがありましたか?

虎本:テーマは、はっきりとしたものは作ってないです。何となく伝えたいことはありますが、そういうのってにじみ出ればいいんじゃないかな、と思っています。
あえて「MATCH」にテーマとか主題とかつけるとしたら…「人間が変容していく」っていうこと。世の中で、「ブレる」「ブレない」ってあるじゃないですか。人間的に。僕はブレていいと思ってるんです。人ってぶれていくもので、変わっていくことが美しいんじゃないかな、と思っています。
当時、プライベートで結婚したりとか、価値観が変わることが色々あったんです。「MATCH」って、考え方とか、距離感とか、そういうのが変わっていく人間たちを追いかけていく話です。「人間」を描けたらいいな、とずっと思っていて。

ステージタイガー 「MATCH」


―演出をするうえで、最も重要視していることってありますか?

虎本:役者に嘘を吐かせないことです。気持ちでも、設定でも。セリフが、本当に無理なく言えているのか。
あと、言っているセリフよりも、「言えなかったセリフ」って何なのか、をずっと考えています。台本上に書かれていない登場人物の気持ちを探りつづけていますね。
だから実は、僕の作品って「わかりやすい」「王道」って言われやすいんですが、ちょっとひねくれた作りをしているのは間違いないです。
それが何なのかは、なかなか伝わらないと思いますが。秘伝のスープみたいなものを、一口食べただけでは真似できないようなものを作っているつもりです。

―奇抜なことをやっているわけではないのに、真似できない、というような。

虎本:ラーメンで言うたら、「めっちゃ美味しい醤油ラーメン」を作る自信はあるんです。具もシンプルで、特殊なことしていないけど、いつでも誰でもが「美味い」って言ってくれるものは提供できる自信があるし、そうありたいと思っています。
長蛇の列ができるわけじゃないけど、常に店が満席状態なのを何年も続けられるような。そういうのを目指したいんです。
変わったスタイルのものは、取り上げやすいし売りやすいけど、同じくらい忘れられるのも早い。
やっている人間が、胸を張って「演劇」をやっているんだ、と言える状況を作ってあげたいです。変わった演劇ばかりが注目されて、「普通の演劇」をやってる人間が損をするような、そういうのはイヤなんです。
演出家は、「奇抜な方法論を考える人間」じゃないんですよ。演出技術って、新しい分野を開発し続けるだけじゃないと思っています。先達たちが培ってきた技術っていうのは確実にあるので、それを整理して自分のものとして使いこなせるっていう奴がいててもいいんじゃないかなって。

―なるほど。

虎本:僕プロレス好きなんで、よく例えるんですけど、派手なレスラーって人気出るけど、一回派手な技使うと、次は絶対もっと派手な技出さないと納得してもらえないんです。で、いずれ怪我する。引退が早い。
ずっとチャンピオンな人って、派手じゃないけど、ここぞって時のキメ技がしっかりあって、それがずっと続いてる。
演劇も一緒です。同期で旗揚げした人達が、それで苦しんでるのを横目でいつも見ていた。自分ももちろん苦しみました。

―今一番興味のあることって何ですか?演劇以外でももちろん。

虎本:やっぱりプロレスですね。あとサッカー。
よく演出するときに、サッカーのフォーメーションを用いて話するんですよ。「お前フォワードや」とか。サッカーの戦術を用いて、戦術とか立ち位置とか決めたりしています。

―ステージタイガーの舞台はよくスポーツが盛り込まれていますが、そういうのを必ず入れよう、とかいう意識はされているんですか?

虎本:いや、「熱い」とか「力強い」とか「体を動かす」とかいうことに使いやすいモチーフだからっていうだけで、そんな無理して使わなくてもいいんじゃないかな、って思っています。そんなにスポーツの数って多くないし。メジャーな、皆が知っているスポーツって、10個ぐらいじゃないですか?「誰も取り上げたことのないスポーツ」を題材にしようとか思うと、結局どんどんマニアックになっていってしまう。それを売りにはしたくないですね。

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続けるために、売れなきゃ、と。

―今後、演劇活動を続けていく上での目標があれば、教えて下さい。

虎本:80歳ぐらいまで続けたい、ですね。それを続けるための方法を探っていきたいです。
売れること、東京に行くこと、が目標とかではなくて。表現し続けたい。
今37歳なんですが、40、50になったらもっと違う考えが生まれるし、60になったらもっと価値観が変わると思う。それを素直にぶつけたい。
そうあるために、続けるために、売れなきゃな、とは思います。表現活動で生活できる環境を作り続けないと、続けられないな、と。
演劇を、僕が思う演劇を、胸を張って続けたいです。

―いつか、日本中で「演劇」って聞いたら、ステージタイガーや虎本さんがふと浮かぶような、そんな存在になれたらいいですね。

虎本:そうなれたら、すごくうれしいですね。

―ありがとうございました。

 

ステージタイガー次回公演

「ファイアフライ」

2016年1月21日~22日

近鉄アート館

詳細:http://st-tg.net/_sp/ff/

 

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