日本橋店の武田です。

「生きる」とは何か、壮大すぎて考えるだけで眠たくなりそうですが、世界中の人が様々な形で語るテーマです。

ある人は「生きる事に意味なんてない。人生は辛く厳しくそのうえあっという間だ」

ある人は「ライフイズビューティフル」

またある人は「生きてるだけで〇儲け」

 

…結局は自分で決めろという事だろうか。

僕は生きるならカッコよく生きたい。強きを挫き弱きを助けるとまではいかなくても正しくありたい。

しかし”正しい”とは一体なんなのでしょうか。

 

信号無視が正しくないなら見渡しても車の影さえ見えない交差点で赤信号待ちをするのでしょうか。

「いいからいいから」と無理やり荷物持ちをするのが正しさなのでしょうか。

自己満足のような正義ならハナから何もしないほうがいいのだろうか。

 

考えれば考えるほど深みにはまる”正義”、”正しさ”。

超豪華キャストとスゴ腕スタッフが贈る「いまの日本」を描いた悲劇であり、喜劇。

TAACのご紹介です。

 

『正義姦』

作・演出:タカイアキフミ​

 

【余談】素敵なデザインのこのフライヤー、実物にはある趣向が凝らしてあります。是非手に取ってみてください。日本橋店にも設置してありますよ。

 

【ストーリー】

正義姦 【seigikan】
―誰しもの心に潜む正義の獣。

物語の場は、植物園。苦しい経営の植物園を買収した新オーナーは、「枯れない植物園」として再起を図ると宣言した。研究者、職員たちは、「枯れない植物園」開園のために昼夜問わず働きに働いた。ある日、枯れた花たちの中に咲き続ける1輪の花があった。枯れない訳が、思わぬところにあった。こうして、「枯れない植物園」は無事開園の日を迎えられるはずだった、、、。

これは、どんな立場や環境にあってもどうにかギリギリのところで「正しく生きたい」と踏んばる不器用で愛おしい人間たちと、「いまの日本」を描いた悲劇であり、喜劇である。みなさんにとって、「生きる」ってなんですか?

 

 

【キャスト】

西川康太郎(ゲキバカ/おしゃれ紳士)
丹下真寿美(T-works)
霜よしむね(Shya7)
生島璃空
濱田ひかり
立花裕介
三好大貴(劇団Patch)
大塚宣幸(大阪バンガー帝国)
田渕法明(ブルーシャトル)
緒方晋(The Stone Age)
美津乃あわ

 

【スタッフ】

作・演出 タカイアキフミ
演出補 立花裕介
美術 カミイケタクヤ
音響 児島塁(Quantum Leap*)
照明 吉津果美
衣装 Yocco
演出助手 新本千尋・前更彩
舞台監督 中嶋さおり(BS-Ⅱ)
舞台・宣伝写真 山田徳春(500G Inc.)
宣伝美術 北村美沙子(Drive)
制作 竹内桃子(匿名劇壇)

 

【詳細】

・日時
2018年4月13日(金)~22日(日)
13日(金)19:30
14日(土)12:00/17:00
15日(日)12:00/17:00
16日(月)19:30
17日(火)休演日
18日(水)14:30/19:30
19日(木)19:30
20日(金)14:30/19:30
21日(土)12:00/17:00
22日(日)12:00
入場整理券発行・受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前になります。

 

・会場

浄土宗應典院本堂

〒5430076
大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27

【アクセス】
地下鉄堺筋線・近鉄「日本橋」駅8番出口より徒歩7分/地下鉄谷町線「谷町九丁目」駅3番出口より徒歩8分

 

・料金

前売・当日 4,000円

☆15分前到着割☆
公演当日、開演15分前までに劇場にお越しになられたお客様全員に、その場で100円キャッシュバックさせていただきます。

 

【予約】

corich

(当日精算)(個別窓口あり)

演劇パス

(事前決済)(個別窓口はございませんので、備考欄に応援している俳優・スタッフのお名前を記入ください。)

 


・皆さんは観劇の際、何分前に会場入りしますか?

予定がなければ開演30分前、もしくは会場が開く前に到着して並ぶ人が多いのではないかと思います。整理券の番号は早いほうがいい。

さて、入場してからの楽しみといえばまず舞台セットの観察です。上から下、右から左、もう一度上から下。最後には出入口、果てはバミリの位置までしげしげと眺めます。(通は振り返って音響ブースまで見るとか)

続いてチラシ。当日パンフと挟み込まれたチラシをじっくりと読み込みます。良作との運命の出会いは案外ここにあったりします。

 

…さて、ここまでやっても僕の場合は15分ほど時間が余ります。セットはもう十分に見た。スマホをいじるのもなんか無粋な気がする。結局チラシに戻って今度はスタッフからスポンサーまで穴が空くほど読む。これでもまだまだ開演時間は遠い。その上で開演時間が押したりするといよいよ何をしていいのかわからなくなります。

これを僕は悪魔のくれた15分と呼び、いずれは広〇苑入りを狙っていますがなかなか定着しません。

それはさておき。

今回の「正義姦」ではこんな割引が企画されています。

 

【15分前到着割】

※公演当日、開演15分前までに劇場にお越しになられたお客様全員に、その場で100円キャッシュバックさせていただきます。

小劇場では、
チケットは、事前精算より当日精算の方が多くを占め、
お金のやりとりは主に、公演当日の受付にて行われています。

なので、開演時間ギリギリに到着されたり、
少し遅れて来られるお客様が多い場合は
必然的に受付でのやりとりが増え、
開演時間が遅れてしまうことも少なくありません。

そこで、少しでも余裕を持って到着していただけるよう
この企画を考えました。

余裕を持って会場にお越しいただくことにより、
作品をオンタイムで開演でき、
団体にとって、何よりお越しくださったすべてのお客様にとって
気持ちのいい時間を作れたらと思っています。

早めに来られたお客様に時間を有意義に使っていただけるよう、
劇場ロビーにてちょっとしたおもてなしも企画中です

 

嬉しいキャッシュバックに、シビアな時間の問題の解決、その上悪魔のくれた15分に苦しむ我々まで救うこの企画。

これはちょっとした革命ではないでしょうか。是非ともご利用ください。

 

・「ちょっと早く入れすぎる」「ちょっと受付がスムーズすぎる」という声を聞いたり聞かなかったりする演劇パスでの予約がおススメです。この公演では「悪魔のくれた15分」に悩まされる事もない事ですしね。

 

【TAAC(ターク)】

タカイアキフミと、公演ごとに集まった同志の表現者たちが、前のめりに、妥協なく、創造・共創する集団。

【タカイアキフミプロフィール】
1992.7.27 大阪 生まれ
早稲田大学建築学科卒業。大手広告代理店に勤務し、CMやLIVEの制作等に携わる一方、演劇にも取り組む。
2016年3月のアマサヒカエメ旗揚作品では、いきなりHEPHALLにて717名を動員、Building303「水の泡」では、小劇場の規模を超えた公演を実現。関西小劇場の慣例を破る。

 

公式サイト

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