日本橋店の武田です。うららかな春の日ざしに、揚げひばりの声も聞かれるころとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

この春から一人暮らしを始める方、一国一城の主おめでとうございます。いい部屋は見つかりましたか?

実家暮らしの時にはあれほど憧れていた一人暮らしですが、いざ始めてみると思いもしなかった困難が降りかかってくるものです。自分でもびっくりするくらいに孤独を感じる夜があるとか、洗濯カゴまで歩いて靴下を放り込むのは以外としんどいとか、気が向いて料理をしてみても思ったほど美味しくない、といった語るだけで気が重くなるようなあれやこれやが待ち受けています。

 

ま、寂しくなったら観劇三昧で演劇でも観るのが一番いいでしょうな。(ノルマ)

今回は部屋にまつわる会話劇と戦国スペクタクル舞台劇の二本同時公開!企画演劇集団ボクラ団義です!

 

 

【時をかける206号室】

 

【ストーリー】

どこともわからぬ一軒のアパート。その中のどの部屋ともわからぬ一室。不動産屋に案内された部屋の番号は206号室。
ある日、何となくの拘りでその部屋の内見に訪れた男が、同じくその部屋に拘りを持つ一人の女に出会う。誰ともわからぬその謎の女の口からその場で次々男に向けて語られるのは、同じくどことも、その部屋ともわからぬ幾つものアパートの『一室』にまつわるエピソードであった。
一室では、複雑な男女の恋愛劇が、また一室では踏み越えてはならない一線を踏み越えてしまった犯罪者とその妻が、また一室では、家族になりたかった他人たちが、それぞれの会話を織り成す。
ボクラ団義第十六弾は、時間超越、超会話劇!!シアターグリーン BIG TREE THEATERの横にも縦にも大きなスペースを、敢えて小さく細かく会話劇!?
交錯して次々と織り成される会話、それが行われるアパートの一室。そのいずれかが206号室なのか。そもそも206号室とはどんな部屋なのか。
ちょっとした会話に、嫌というほど見え隠れする人の気持ち。それぞれの住人達の想いが、時をかけて交錯する!SFじゃないのにとあるアパートの一室が時をかける!?ボクラ団義流、新感覚の時間超越会話劇!
※決して痛快・爽快なタイムトラベルものではありません。ご注意下さい。

 

【キャスト】

[bokura-dangi]沖野晃司/竹石悟朗/大神拓哉/平山空/春原優子/糸永徹/添田翔太/福田智行/内田智太/高橋雄一/中村宜広/大友歩/松嶋沙耶花/大音文子/[guest]今出舞(PKP)/高橋明日香(あおい)/齋藤彩夏(ヴォーカル)/加藤凛太郎(BESPOKE JAM)/図師光博/椎名亜音(劇団6番シード)/中野裕理(トキエンタテインメント)/七海とろろ(バクステ外神田一丁目)/吉田宗洋(サンミュージックブレーン)/高田淳(X-QUEST)

 

【スタッフ】

作・演出:久保田 唱
舞台監督:金安凌平/照明:萩原賢一郎(Lighting Office アルティプラノ)/音響:山下菜美子(mintAvenue inc.)/映像:神林裕介/舞台美術:齊藤樹一郎/音楽:三善雅己/楽曲提供:Rose in many Colors/振付:沖野晃司・春原優子/衣装:平山 空/美術補:添田翔太・竹石悟朗/小道具:内田智太/宣伝・営業:竹石悟朗・添田翔太・大音文子/宣伝美術:岡 優貴(MATERIALIZE)/Web:ハローワークス/当日制作:狩野正仁(TEAM#BISCO)/制作:ボクラ団義制作部(田中翔太・清水瑞希)/企画・製作:ボクラ団義

 

【飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ
~梟雄と呼ばれた男 右筆と呼ばれた男~(齋藤彩夏Ver.)】

 

【ストーリー】

時は16世紀後半、場所は日本。後世からは『戦国時代』と呼ばれた時代。その時代で覇者となったあの【織田信長】からも「悪人」呼ばわりをされた戦国武将がいた。【松永久秀】である。
彼は戦乱の世で裏切りに裏切りを重ね、あの織田信長をも、二度裏切った。自分の目的の為ならば手段を選ばないその姿勢は「悪鳥」と呼ばれる鳥、【梟(フクロウ)】から、後年「乱世の梟雄(きょうゆう)」と呼ばれた。
しかし西暦1577年(天正五年)、彼がかつての主・織田信長の軍勢により城を囲まれ、その生涯を終えようとしている時、その松永久秀の行動に異を唱える男がいた。その男とは、ある時期より松永の書いた【手紙】を運び続けた一人の「飛脚」だった。そしてそこには、松永久秀の手紙を横で書き続けた一人の「右筆」と、松永を説得する為に城を訪れた何人かの人間がいた。
その場に更に現れた、【時の運命を操る男】……。
ボクラ団義が送る!三年ぶり、三作目の新作時代劇!!
乱世の梟雄と呼ばれた【松永久秀】その「梟」が空に散る日、彼に関わる者たちは何を見たのか、何を思ったのか。そこにあったのは、久秀の言葉を綴り続けた右筆と、その手紙を運び続けた男の物語だった。
時の流れを超え今も残る「戦国の手紙」が、正に時を超えて今巻き起こす!ボクラ団義が送る、10年目公演第一弾!「聞いたままを書くのがそなたの仕事 そのまま書くか決めるのもそなたの仕事」戦国の世と時の流れを、飛脚のごとく駆け巡る!ボクラ団義流、戦国スペクタクル舞台劇!!

 

【キャスト】

沖野晃司/竹石悟朗/平山空/春原優子/添田翔太/福田智行/内田智太/中村宜広/大友歩/松嶋沙耶花(以上、企画演劇集団ボクラ団義)/今出舞(PKP)/鵜飼主水(オッドエンタテインメント)/加藤凛太郎(BESPOKE JAM)/門野翔(@emotion)/佐藤修幸(DMF/ENG)/田中彪(T-gene)/水崎綾/持田千妃来(オッドエンタテインメント)/吉田宗洋(サンミュージックプロダクション)/齋藤彩夏(リマックス)/梅澤鮎美/川井優樹
/田中靖人/西幹麻里奈/平井航介/古谷淳

 

【スタッフ】

作・演出:久保田唱/音楽:三善雅己/舞台監督:住知三郎/照明:萩原賢一郎(Lighting Office アルティプラノ)/音響:山下菜美子(mintAvenue inc.)/映像:神林裕介/美術:仁平祐也/フライヤー撮影:大柳玲於(P³Garage)/殺陣指導:沖野晃司/振付:沖野晃司・春原優子/衣装:平山空/ヘアメイク:平林純子(P³Garage)/ヘアメイクアシスタント:佐藤愛(P³Garage)/美術補佐:添田翔太・竹石悟朗/小道具:内田智太/プロモーション:大音文子・竹石悟朗・添田翔太・大友歩/宣伝美術:岡優貴(MATERIALIZE)/Web:ハローワークス/当日制作:松嶋理史((株)エクイステージプロダクション)/演出補佐:中山卓也・押尾江里子

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テイストの全く異なる二作品。…に見えますが共通点が二つあります。それはジャンルの違いはあれど、根っこに選び抜かれた言葉があり、どちらにも観終わった後に満足感がある、ということです。

 

2017年12月には、結成10周年公演「ぼくらの90分間戦争」を三都市、1か月にわたり上演された企画演劇集団ボクラ団義。

公演が終わられた後はそれこそ飛ぶ鳥を落とす勢いで外部出演に精を出されている様子。

どれだけ大好きな劇団でも、毎月毎日生の公演を観ることは不可能(だと思います)。
会いたい。でも会えない。そんな心の隙間を、観劇三昧で埋めませんか。

今後ますますのご活躍を楽しみに、スマホやPCの中で過去の作品を楽しもうではありませんか。

そしてふつふつと「好き」を温めたらば、次回の公演に備えましょう。

 

 

【企画演劇集団ボクラ団義】

2007年12月に劇団旗揚げし、昨年12月の公演『ぼくらの90分間戦争』 で10周年を迎えた。年間2〜3公演を行っており、本公演の他にも、番外公演や過去作品の再演を目的としたPlay Againなどの企画も行っている

主宰・久保田は劇団公演以外にも他団体・プロデュース公演等にも参画しており、直近ではコーエーテクモゲームスより昨年発売された最新タイトル『信長の野望・大志』との完全連動舞台が今年5月に予定されている等がある。また、劇団員沖野晃司の斬劇『戦国BASARA』出演やアニメ『僕のヒーローアカデミア』での声優出演をはじめ、竹石悟朗の板尾創路さん・増本庄一郎さんプロデュースユニットによる『THE BAMBI SHOW~2ND STAGE~』出演、大神拓哉のテレビ朝日系スペシャルドラマ『ヘヤチョウ』出演等、活躍の場を広げている。

また、プロデュース公演での制作協力などの他、コミュニティFMで月2回放送されるラジオ番組「ボクラジ!」、インターネットで配信されているTV番組「ボクラ〇〇TV〜宇宙への道〜」では企画・演出・運営なども行い、劇団の劇場公演だけに留まらず様々な場で幅広く活動している。

 

公式サイト

・Twitter:@bokura_dangi 

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