こんにちは。日本橋店の武田です。

「♪なんでもないような事が」と歌うとちょっとセンチメンタルな気持ちになりますが、
人間の幸せなんてホントに小さくてなんでもない事なのではないかと僕は思うのです。
何も「億万長者」とか「暖かな人間関係」だけが幸せではない。(いや、幸せだろうけど)

「無くなったと思っていたら以外と出てくる歯磨き粉」とか「目玉焼きの塩加減が絶妙」とか
そんな小さな幸せを噛みしめて生きていこう。

…と思っていましたが、このあらすじを読んでちょっと考え込まされることになりました。

会社の幸せ?個人の幸せ?アルバイトとはいえ会社の歯車。
歯磨き粉なんかで満足していていいのだろうか?
いやそもそも会社の幸せってなんやねん!?
いやいや、僕らバイトだぜ!?いやいやいやいや…

 

前回公演「骨と肉」に続いて今作も会社モノ。JACROWの公演情報です。

 

 

JACROW#24

【焔~ほむら~】

脚本・演出:中村ノブアキ

 

 

【ストーリー】

「働き方改革」だという。
それは突き詰めれば“会社”と“私”の幸せの両立。
ブッフベルガーも頭を抱える超多項型連立方程式。
“私”の幸せは人の数だけあるのに、“会社”の幸せはひとつしかない。

本作は会社の幸せを信じて走り続ける私たちの話。
その先に何が待ち受けているとも知らず。

さて、約5年ぶりの下北沢です。
だからというわけじゃありませんが、今回から暢明をカタカナにします。
某俳優を意識したわけではありません。
もちろん見た目も中身も変わっていない、つもりです。
新たな気持ちで活動したいから。よろしくどうぞ。

 

【キャスト】

 

小平伸一郎 谷仲恵輔(以上JACROW)
芦原健介 狩野和馬 菅野貴夫 佐々木なふみ 澤井裕太 堤千穂 福田真夕 吉田テツタ

 

【スタッフ】

[舞台美術]袴田長武
[照  明]阿部康子
[音  響]椎名KANS (Garage Inc.)
[音響操作]齋藤正樹 (STAGE OFFICE)
[舞台監督]吉川悦子
[演出助手]関智恵
[宣伝美術]川本裕之
[キャスト写真]石澤知絵子
[題  字]宍倉志乃
[記  録]鈴木淳
[制  作]芝居屋風雷紡
[制 作 補]高嶋みあり
[制作協力]J-Stage Navi
[企画・製作]JACROW
[協  力]ウォーターブルー/Age Global Networks/ケイエムシネマ企画/こねじ/スターダス・21/舞夢プロ

 

 

【詳細】

-日程-

3月28日(水)  20:00(初日割適用)
3月29日(木)  20:00
3月30日(金)  15:00ア 20:00
3月31日(土)  14:00ア 19:00
4月 1日(日)   15:00

※30(金)15:00、31(土)14:00の回は終演後、20分ほど「アフターミーティング」を行います。
「アフターミーティング」とは作品の理解を深めることを目的に、JACROWメンバーとお客様とが相互に意見交換をするトークイベントです。

 

-会場-

駅前劇場
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2−11−8 TAROビル3F
小田急線・井の頭線「下北沢駅」南口改札前

 

-料金-

当 日 4000円
前 売 3800円
初日割 3500円
学 割 2000円(要学生証提示/要予約)
四十割 3500円(40歳以上対象/要証明証提示/要予約)
※リピーター割 受付にて半券提示で1500円キャッシュバック

 

 

【予約】

corich

J-stage navi

 

 

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働く人に焦点を絞った今作「焔」。どことなく日曜のドラマやJ・イケイドのような匂いがする。
リアリティのある描写から生まれる息がつまるような濃密な空気。病みつきになるかもしれません。

JACROWは「大人が楽しめる小劇場」をコンセプトに活動されている。
具体的にはどういうことかというと、まず平日の夜公演が20:00開演
これは本当にありがたい。
「21時まで仕事してるんだよ…」という方ももちろんいらっしゃるだろうが、19時公演だと絶妙に間に合わなくて
観に行けない公演が大量にある社会人にはうれしい気持ちになれる。

そして「四十割」という割引制度。
小劇場を含め観劇には割引が時々あるが、そのほとんどが若年層を対象にした割引だ。
言いたいことはわかる。若い世代はお金がない。学生はなおさらだ。
そして若い世代によりたくさんの芝居を観てもらいたい気持ちもわかる。

しかし、ではそこそこ年齢を重ねてから観劇デビューをする層は?
学割、U25割引、U30割引があふれるチケット料金を見て「客席には若い子しかいないんじゃないか…?」と
腰が引けてしまう層もいるはずだ。(もちろん絶対にそんなことはない)

だがそこに「四十割」という割引が目にはいればどうだろう。
「お、ここは俺たちを歓迎してくれてるな」ととてもわかりやすく、気持ちが軽くなるだろう。

…と二十歳そこらの若造が述べてしまうが、二十歳を超えた途端に学生がたむろする場所に
入りづらくなった経験からすると、あながちずれたことは言っていないんじゃないか、と思う。

 

 

夕闇、山を越える

描くのはあの田中角栄。

虚実入り混じったハーフフィクションドラマです。

 

 

台本やDVDも販売中!

 

個人的にキチっと製本されたものよりもこういうファイル留めのものに惹かれます。

通販もありますよ。

 

 

家から出ずとも作品を観られるし買い物もできる。便利な世の中です。
しかして、外に出て劇場まで足を運べば、そこでしか体験できない感動を味わえる。
少しずつ暖かくなってきていますし、お散歩がてら下北沢へ繰り出してみてはいかがでしょうか。

下北沢にも観劇三昧の店舗がありますしね。

 

【JACROW】

2001年、旗揚げしたシアターカンパニー。「大人が楽しめる小劇場」をコンセプトに、社会的な問題をテーマとしたリアリティある会議劇を得意とする。現在、メンバーは5名。
2009年サンモールスタジオ年間最優秀団体賞。

 

公式サイト

 

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