3月
それは卒業シーズン
仰げば尊し、わが師の恩。

情緒的なことを考えると
折角なんだから桜が散るの待とうぜ
と言いたいところではありますが
4月に新入生が入ってきて
ことさらややこしくなるので
このしょうもない考えは
そっと胸にしまっておいてゆきます

どうも日本橋店スタッフ高安です

 

♪(皆さんが好きな卒業式ソングを流してください)

やわらかいあたたかな日差しがー

学び舎いっぱいに降り注ぐ春ー

草花たちがいっせい芽を吹きー

やさしい春の訪れを感じる今日この日にー

ぼくたーち

わたしたちはー

観劇三昧より「ミクニヤナイハラプロジェクト」6作品を
全編無料配信していることをお知らせします!!!

 

・・・ん!?無料配信・・・だと!?

まぁまぁ
いっぺん観てみましょうや

無料なんだしっ


ここでは1作品のみ3分間動画を紹介!

『前向き!タイモン』

【ストーリー】

シェイクスピアの「アテネのタイモン」をベースに、どれほど辛く厳しい人生でも前向きに生きる人々の生き様を描いた現代版タイモン。
2010年12月に行われた京都府立文化芸術会館主催の「シェイクスピア・コンペ」では優秀賞を受賞。
第56回岸田國士戯曲賞受賞作品。

前向きに生きる。これは簡単なことではありません。
前向きに努めながらも、なにひとつ報われないまま人生が終わることなどよくあることです。
だからって後ろ向きはまっぴらごめんです。
前のめりになるくらい前向きに人生を歩もうではありませんか?
後ろ向きな人生が、あることをきっかけにパッ!と前を向いたときに生み出される、生きることへのエネルギーを私は信じたいです。
これは不幸などん底にいる後ろ向きな男が前向きに人生を見つめなおす作品、それが『前向き!タイモン』です。

 

全編映像はコチラ


▽▽他の作品の紹介▽▽

『3年2組』

【ストーリー】

舞台は東京近郊のとある有名進学高校。
その校庭に樹齢60余年にもなる大きなイチョウの木がある。
ある日その木の根元に埋めたタイムカプセルを掘り起こすべく、10年ぶりに3年2組の卒業生8人と、当時の担任教師が集まった。
それぞれの成長とともに、当時の思い出が蘇り、懐かしい日々が思い描かれていくのだが、わずか10年の歳月はそれぞれの思い出に小さなズレを生じさせていた。
そのズレは、時間を遡れば遡るほど、明確な食い違いになり、物語を錯綜させる。
あんなこと本当にあっただろうか?それは単なる記憶違いではないだろうか?
なにが本当で、なにがウソか。
やがて物語は登場人物たちの錯乱した記憶に巻き込まれ、「そもそもタイムカプセルなんて埋めただろうか?」という記憶に突き当たる。
自分の記憶を確かめるようにして、イチョウの木の根元を掘り起こしはじめる8人…。
私たちはいったいなにを忘れてきたのか。
そして敗戦後60周年を迎える今年、私たち日本人はなにを忘れ、なにを思い出してきたのか。
タイムカプセルを掘り起こすように、そのことを個々人が改めて思い起こさせることができないだろうか。
歴史と流れ去る時間に埋もれていく記憶と、人々の不確かな記憶が絡み合う。

全編映像はコチラ

 

『青ノ鳥』

【ストーリー】

場所はどこだかわからない。ただそこは深い森の中。
時代はいつだかわからない。ただそれは鳥が絶滅した世界。
鳥類の絶滅は人類から空を見上げることを奪った。国の使命を受け、森に派遣された7人の学者たち。
彼らの任務はその森の奥地に棲むという最後の鳥「青い鳥」を探し出し、鳥類の繁栄を臨むこと。
「青い鳥」は夜と朝が入れ替わるわずかな時間の間にしか飛ばない。
ほ乳類、昆虫類、植物、そして鳥類の研究を専門とする7人の学者たちは、それぞれに鳥類絶滅に対する自説を展開しながら、夜と朝の間のそのわずかな青の時間に深い森の中を移動する。
ある1日。そして、やがて朝がやってきて、彼らは空を見上げる…。青の時間のなかで空を見上げる。
ノスタルジーを喚起する役者全員によるギターの生演奏と歌、スクリーンに台詞と同じく高速で流されるテキストなど、ミクニヤナイハラプロジェクトならではの手法により、大人になりきれない人々の物語を表出させた。
大人になりきれないまま社会に準じて生きている現代の若者は、青い鳥症候群と呼ばれている。
そんなディスコミニケーションを言葉や身体におとしこんでいく新しい演劇のスタイルを提示した作品。

全編映像はコチラ

 

 

『五人姉妹』

【ストーリー】

「習慣を獲得すること」をテーマに、五人の姉妹と一人の執事が織りなす日常生活が淡々と紡ぎ、チェーホフの『三人姉妹』に着想を得た矢内原が、繰り返す日々のその先にある「生きてゆくこと」の本質に迫る。
習慣としてのモチーフを日常ににおきかえる。
現代社会が持つ病は今ではいわゆる習慣になっている。
それがよい習慣だろうと、悪い習慣だろうと 人は生きているから習慣を習得できる。
生きていこう、白い記憶のなかで、故郷がどこにあるのかもわからないけど、 確かに故郷を思って『ララララ♪』と五人で歌うよ。

全編映像はコチラ

 

『静かな一日』

【ストーリー】

これは、 どこにでもある町の、よく眠ることができる夫婦の、 ある「静かな一日」のお話です。
でも本当は「静かな一日」など、どこにもありません。
私たちが住んでいる現実に「静かな一日」が、どこにもないっ!のと同じように。
私たちは後ろ向きになって、 徐々に、南に傾いていく家を見上げながら、 日陰を選んで、畏れを飲み込み、日々を生きます。
形は決して残りません。形は決して残りません。
日々を、私たちはただ日々を積み上げて、 そ れ で も っ! と、大きな声をはりあげて、おもしろおかしく生きるのです。

全編映像はコチラ

 

『桜の園』

【ストーリー】

1本の老木をめぐる3つの物語。時代の転換点に浮かび上がる多様な思考。
チェーホフの名作『桜の園』をベースに矢内原美邦が独自の視点で描いた1本の老木をめぐる3つの物語。
この木を伐るか、否か。
そこにはそれぞれの主張があり、賛成があり、反対があり、いくら言葉を費やしても果たしてそこに正解はない。
言葉は意味を失い、時間を失い、どこか遠くのほうをさまよいはじめる。
もう誰も信じない。君が「そうだ!」というまえに、私はその言葉を意味をかっさらってみせる。
不確かな未来へと漕ぎだす私たちに送る物語。

全編映像はコチラ

 

 

これら全部無料で観れるなんて・・・じゅるり(´ρ`)
我々に残された選択肢はただ一つ
観るしか・・・ない!


そしてっ
ミクニヤナイハラプロジェクト次回公演がまもなく!

映像を観て
気になったぞ!
生で観たいぞ!
という方は是非(/・ω・)/

@東京です

 

ミクニヤナイハラプロジェクトvol.11

『曖昧な⽝』

作・演出:矢内原 美邦

【ストーリー】

記憶はつねに曖昧だ。
たくさんの経験をしてきたのに、全部忘れてしまったよ。
本当のところ、僕らはなにもわかってないんだ。
僕らはずっとここにいたよ。
この閉ざされた小さな部屋でずっと膝を抱えて過ごしてきたんだ。
もしこの部屋に窓があれば、きっときれいな空だろうね。

光のない小さな部屋で彼らは思い出していた。
こんなふうに世界と無縁で生きられるなんてしらなかったよ。
助けを呼んでも誰も来ない。
たしか昨日もこの部屋からどうやって脱出しようかとあれこれ手段を考えていたはずだ。

音もなく、光もなく、この部屋の外に本当に世界はあるのかな?
もしかしたら自分たちだけを残して、世界は終わってしまったんじゃないのかな?
そもそも僕らはいつからここにいる?
キミ誰?

記憶はつねに時間のあとをついてくるわけじゃない。
部屋のすみを通り過ぎていく光のない影を見送った夜、
知らない部屋で知らない顔の知らない言葉たちがつぶやきだす。

閉ざされた場所にいると様々な感覚が狂ってくるんだ。
いつかの記憶? 誰かの名前? 自分の存在?

ひとりじゃないか!
すべてが崩壊に向かう部屋でキミは笑った。

そろそろ時間だ。そのはずだ。
窓を開けよう。光に溢れた架空の窓を。
新しい世界だ。触れたことのない時間がゆっくりと動きだす。

【出演】

石松太一、菊沢将憲、細谷貴宏

【会場】

吉祥寺シアター

〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号

【日程】

2018年 3月 22日(木)  3月 25日(日)
2018 年 3月
22(木)19:30
23(金)19:30
24(土)14:00 ◎/ 18:00
25(日)14:00

 ★終演後アフタートークあり
◎カンフェティ購入者 無料託児サービス対象回。
※クリックすると各回の購入画面が表示されます。

 

【チケット】

≪一般前売≫ 3,500円
≪学生≫ 2,800円(要学生証)
≪当日≫ 3,800円

≪アルテ友の会会員・武蔵野市民(在勤・在学可)≫3,150円(武蔵野文化事業団のみ取扱)

※受付開始は上記開演の1時間前、開場は30分前 
※全席自由(整理番号付)

▶precog(peatix)

▶︎(公財)武蔵野文化事業団チケット予約
TEL 0422-54-2011

▶︎ローソンチケット Lコード:L30046
音声ガイダンス 24時間受付→ TEL 0570-084-003
オペレーター対応 10:00~20:00→ TEL 0570-000-407
ローソン・ミニストップ店頭Loppiでも直接販売

▶︎カンフェティ
24日14時の回はカンフェティ購入者無料託児サービス対象回です →info

<お問い合わせ>

株式会社precog

▶︎MAIL
▶︎TEL:03-6825-1223(平日10:00〜19:00)

 


あらすじの文章がまるで歌の歌詞みたいだ・・・!!!
勝手にメロディラインをつけて歌ってしまいました(;^ω^)

これほどの想像力を膨らませる文才が私も欲しい。。

そして、こんなにも美しい言葉を奏でる矢内原美邦さんの作品を観てみたいな♪♪
そして、いろんなお話をきいてみたいな♪♪

 

・・・ん!?アフタートーク・・・だと!?

そうなんです、みなさん。
しかも各界で活躍する豪華ゲストと矢内原さんが終演後にトークを繰り広げる回が
三回もあるそうなんです!!!


アフタートークゲスト発表!

3月22日(木)  19:30 行定 勲氏(映画監督)
3月23日(金)  19:30 宮沢 章夫氏(劇作家、演出家、早稲田大学文学学術院教授、早稲田小劇場どらま館芸術監督)
3月24日(土)  18:00 江本 純子氏(劇作家、演出家、俳優)、羊屋 白玉氏(演出家、劇作家、俳優)

 

ゲストプロフィール

▼3月22日(木)  19:30
・行定 勲(映画監督)
長編第一作『ひまわり』が第5回釜山国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞し演出力のある新鋭として期待を集め『GO』では、日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ国内外の50の賞に輝き『世界の中心で、愛をさけぶ』が興行収入85億円を記録。『パレード』が第60回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞、最新作『リバーズ・エッジ』は第68回ベルリン国際映画祭で2度目の国際批評家連盟賞を受賞し、国内外から支持を得る。舞台演出も手掛け、その功績が認められ2016年1月、毎日芸術賞演劇部門寄託賞の第18回千田是也賞を受賞。

▼3月23日(金)  19:30
・宮沢 章夫(劇作家、演出家、早稲田大学文学学術院教授、早稲田小劇場どらま館芸術監督)
1956年生まれ。劇作家、演出家。80年代半ば「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」で注目される。90年、演劇ユニット「遊園地再生事業団」の活動を開始。『ヒネミ』で、93年、岸田戯曲賞受賞。舞台作品多数。他にもエッセイをはじめとする執筆活動、小説発表などで注目される。『サーチエンジン・システムクラッシュ』で芥川候補。『時間のかかる読書』で第21回伊藤整文学賞受賞。早稲田大学文学学術院教授。早稲田小劇場どらま館芸術監督。

▼3月24日(土)  18:00
・江本 純子 (劇作家、演出家、俳優)
1978年生まれ。2000年に「毛皮族」を旗揚げ。近年は「財団、江本純子」「できごと」名義で新作の発表を行っている。2008年から2013年のセゾン・ジュニアフェロー。2016年、原作・脚本・監督を務めた映画「過激派オペラ」が公開された。小豆島・大部での野外演劇制作をはじめ、制作場と上演場所、観客とのつながりを考察しながら作品作りをしている。2018年「醤油理論から始まる新しいセックスの形」プロジェクトと題して、新作を制作中。

・羊屋 白玉(演出家、劇作家、俳優)
シアターカンパニー「指輪ホテル」芸術監督。劇場での公演の他、国内外の現代美術の芸術祭に招聘され、サイトスペシフィックな環境で演劇作品を発表している。他、アジアの女性舞台芸術家たちとのコレクティブを目指す亜女会(アジア女性舞台芸術会議) 代表。「東京」をテーマに、看取りや喪失や終焉に関するネガティブなテーマの取り組みをしている。ニューズウィーク日本誌で「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれる。


What’s ミクニヤナイハラプロジェクト?

ダンサー、振付家でもある矢内原美邦が、2005年に「演劇作品」を制作することを目的に立ち上げたソロプロジェクト。
圧倒的な情報量と運動量で知られる舞台では、劇画的にデフォルメされたキャラクターが、言葉と体をダンスするかのごとく高速回転させ、ドライブ感に溢れた魅力が生まれる。

2005年吉祥寺シアターこけら落とし公演として第1作目『3年2組』発表、2008年に同作で愛知県芸術劇場演劇フェスティバルへ参加。
2010年に第5作目『前向き!タイモン』が京都府立文化芸術会館シェクスピア・コンペにて優秀賞受賞、2012年に第56回岸田國士戯曲賞を受賞。
2015年に『シーザーの戦略的な孤独』をタイ・バンコクで現地の俳優とともにリクリエーションし、Bangkok Theatre Festival 2015(バンコク/タイ)に参加。
2016年には、フェスティバル/トーキョー14で上演した『桜の園』で烏鎮演劇祭(中国)に参加し、日本的でありながら前例のない身体表現と演出が評価され、その年の芸術祭評価委員による最高得点を獲得するなど、近年アジアからの熱い注目を浴びている。

============================================

■オンライン観劇サービス【観劇三昧】
観劇三昧アプリ
パソコンの方はこちらからhttp://kan-geki.com
観劇三昧日本橋店・下北沢店 観劇三昧物販出張所
電子チケットサービス【演劇パス】