日本橋店の武田です。

 

青春ははしかのようなもの、という言葉があり、そこから派生して「太宰治は青春のはしか」と言われることがあります。言い得て妙です。治ちゃんにとばっちりが行きましたが、今回は治ちゃんは関係ありません。すまぬ。

本題に戻ります。1度経験すれば二度とは戻らない青春時代。当事者からすればなんか不安やしイライラするし人に当たりたくなるしで割とつらい時代(個人差あり)ですが、今になって思うとこの瞬間にしか持ちえないザラザラしたまばゆい輝きは大人になってからではどうしても手に入らない貴重なものだと思うのです。

そしてそれをそのまま作品に込めれば、途方もないエネルギーのこもった演劇ができるのではないかと思います。

 

つい長くなってしまいました。いけませんねどうも。ジジ臭くて。

平均年齢19歳、そしてこの公演で高校生劇団卒業。冗談だからね。です。

 

冗談だからね。

『病気だからね。』

 

【ストーリー】

とある定時制高校の着任式。進学校から赴任してきた副校長は着任の挨拶で、「あなたたちは甘やかされている」と言った。この発言は一部生徒の反感を買い、ツイッター上で告発する者まで現れる。該当のツイートは、瞬く間に広がり、新聞にも取り上げられるなど、大きな騒動となる。その後、事態を重く見た教育委員会の指導や、保護者からの指摘を受け、副校長は発言を撤回したが、未だ沈静化はなされていない。尚、上記の発言は、ネット上から引用したものであり、発言の真偽については定かではない。

ーー私は、その時、薬の副作用で寝ていた。

 

【キャスト】

津嘉山珠英(冗談だからね。)
安藤悠馬(冗談だからね。)
土橋美月
楢岡寛己(劇団のら)
福井夏(柿喰う客)
山田遥野

相原洋平
家田三成
大垣友
高橋奏
中山まりあ
行橋安美(劇団ステージウイング)

 

【スタッフ】

作・演出:安保泰我(冗談だからね。)
舞台監督:ヒガシナオキ(gekidanU)
照明:千田実(CHIDA OFFICE)
音響:角田里枝(Paddy Field)
音楽:岡田太郎(悪い芝居)
映像:石原 澄礼
演出助手:佐藤陽  箱田怜音 渡邉素弘
宣伝美術:伊藤ひかり
イラスト:khou.nakahata
制作:高村楓(冗談だからね。)
企画・製作:冗談だからね。

 

【詳細】

日時
3月23日(金) 19:30
3月24日(土) 15:00/19:30
3月25日(日) 15:00/19:30
3月26日(月) 13:00/17:00

 

会場

下北沢 OFF・OFFシアター

アクセス
〒1550031 東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F

 

料金

 

 《初日 3月23日 19:30》
一般:2800円
U23:2300円
高校生以下:1000円
⬇︎ステージごとに100円増し
《千秋楽 3月26日 17:00》
一般:3400円
U23:2900円
高校生以下:1600円
 
※当日券は200円増し(増された料金にさらに200円増し)
永久無料券(前回本公演『青春の延長戦』の先行予約特典です。お持ちの方のみに適用されます):0円

 

料金設定の詳細は以下のリンクからご確認ください。

https://ameblo.jp/rpg-joudan/entry-12348136722.html

 

【予約】

演劇パス

corich

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・SNSを使って誰もが世界中に考えを発信できるようになったこの時代、炎上は決して対岸の火事ではありません。

しかし炎上した側は自らの正義に従って発言したわけで、批判をされるいわれは何一つないわけで、何なら批判してきたほうが悪だと考えてしまいますが、批判側にも自らの正義があるわけで…

ーー私は、その時、薬の副作用で寝ていた。

どうやら主人公と思しき人は炎上に関係ない。しまった。早合点してしまった。

 

しかしあらすじも油断ならない。本編にどんなどんでん返しを隠しているのかわかったものではない。散々感情を様々な方面から弄んだうえで「冗談だからね」といたずらっぽく返されるのかもしれない。けども。

この感覚は嫌いではありません。

 

What’s 冗談だからね。

​平均年齢19歳の高校生劇団。

2015年、2月。
顧問から上演許可をもらえず、地区の発表会を出場辞退に追い込まれた、腹いせに、
六本木高校演劇部のメンバーを中心に、一回こっきりのつもりで結成。

同年、4月。
プロデュース公演『冗談だからね。』で旗揚げ。

大人にならざるを得ない現代に生きる、
大人にも子どもにもなれない人々の、生活とこれからを。

意地悪な冗談と、それに似た本当で、
単なる嘘とか、出来れば言いたくない本音とか、も交えつつ。
実感の伴った手触りを以って、描く。

いろんなひとを敵に回しつつ、徐々に面白がってくれる人も増やしつつ。
演劇と演劇ごっこの狭間、超最前線で戦っている超若手劇団。

 

公式サイト

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