こんにちは。日本橋店の武田です。

僕の面白いモノに対するストライクゾーンはかなり広く、一つでも気に入る要素があれば恋愛ものからスプラッターまで絶賛するのですが、唯一歴史ものだけは苦手です。

「これ、史実を知ってたらもっと面白かったんやろな」「もっと勉強しときゃ良かったな」と何者かがささやいてきたり、歴史の授業のおぼろげな記憶が交じり合い、髷を結った新撰組の土方さんが「日本の夜明けは近いぜよ」と火縄銃を片手に言うイメージが湧いてきたりする。要は集中して観られないのです。

 

そんな僕でも何故か新撰組だけは別腹です。もうね、ビジュアルからカッコいい。水色(浅葱色と言うそうです)の羽織にハチマキ。カッコいい。トレードマーク“誠”もカッコいい。忠義!という感じがする。カッコいい。

 

今作はそんな新撰組が題材。
現代を生きる作家が、彼らの生き様と真の姿に迫ります。

 

 

ミュージカルカンパニーOZmate公演 新選組ミュージカル

「碧く散る」

 

【ストーリー】

作家山野梓は、出版社から新選組を題材にした作品を依頼される。
新選組を毛嫌いしていた梓だが、勝ち組になるためには柔軟に生きて行くことが必要だという持論のもと、渋々引き受ける。
出版社から送り込まれたアシスタントの川田ひかるの案を取り入れ、新選組の誠の精神に反発する架空の人物、山内安須を登場人物に加え、梓は書き始める。
近藤・土方たちは浪士組に加わり京に行くことを決意。
土方の家の使用人、安須も共に行くことになる。
京に着いた近藤・土方たちは浪士組と袂を分かち、水戸藩出身の芹沢鴨らと共に壬生浪士組を結成。
だが、芹沢の悪行は止まる所を知らず、近藤・土方たちは芹沢暗殺を計画する。
一方安須は芹沢側のスパイとなり、近藤たちの動向を探る…。
梓は、新選組隊士の真の姿を描きながら、新選組に反発する自分の思いを安須に重ね、新しい物語を創り上げていく。

 

【キャスト】

土方歳三・・松本飛路
山内安須・・歌帆
近藤勇・・YAN
沖田総司・・はるか/葵ひなた(Wキャスト)
山南敬助・・樋口葉子
井上源三郎・・木内叶恵
尾関雅次郎・・mifuka

山野梓・・栄ちひろ
川田ひかる・・美秀

市村鉄之助・・彩夏 / 保井美南(Wキャスト)
相馬主計・・弥咲

 

 

【スタッフ】

作・演出: 辻井 奈緒子
照明: 竹内 哲郎(株式会社ハートス)
音響: 長澤 康夫
舞台美術: 藤井 人史、藤井 由美子
舞台監督: 中島 匡志
広報美術: 木内 めぐみ

 

 

【詳細】

-日時-

2月24日(土) 19時
2月25日(日) 13時/16時

 

-会場-

HEP HALL

〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町5−15 HEPFIVE 8F

 

-料金-

一般
前売 3,200円/当日 3,500円

学生(U-22)
前売 2,000円/当日 2,500円

 

 

【予約】

演劇パス (クレジット決済)

その他プレイガイド
(イープラス/チケットぴあ/Peatix/カンフェティ/劇団受付)

 

公演特設ページ

……………………………………………………………………………………………………………………………

・ミュージカルカンパニーOZmateが新撰組を題材にした作品は2つ。近藤のもとに集まった隊士らの絆を描いた「新選組 HERO’s」と今回が3度目の上演となる「碧く散る」です。

「新選組 HERO’s」とは違う角度から新撰組に迫る今作では、現代を生きる作家と新選組隊士たちの生きざまを通して〈生きる上で大切なことが何か?〉を問いかけます。

事前決済で手間いらず、会場ではスマホを見せるだけで入場できてこれまた手間いらずなチケットサービス演劇パスを使って観劇するのがいい…いや、にいいと思います。

 

 

【ミュージカルカンパニーOZmate】

1994年に母体スタジオOZの有志で結成した女性のみのミュージカル劇団。
 本場ブロードウェイの技術を追求し、日本を代表するミュージカル劇団になることを目標としている。
2016年夏、800以上ある応募団体の中から審査を通過し、
ニューヨーク国際演劇祭『The New York International Fringe Festival』に参加。
オリジナルミュージカル『The Legend of ONI(大江山鬼伝説)』で初となる海外公演を興行。
作品の持つ強いメッセージ性や演劇性、芸術表現が認められ、
現地レビューメディア『DC Metro Theater arts』の2016年ベストミュージカルのひとつに選定される。
道徳やヒューマニズム、幕末史から戦中戦後、日本人としての在り方など、
作品の題材は多岐にわたるが、一貫しているのは〈表面的〉ではない、〈心〉で演じるミュージカルであるということ。
より身近で、日常社会に寄り添う『日本版オフブロードウェイミュージカル』を、四半世紀にわたり発信し続けている

 

公式サイト

 

=========================================================

■オンライン観劇サービス【観劇三昧】
観劇三昧アプリ
パソコンの方はこちらからhttp://kan-geki.com
観劇三昧日本橋店・下北沢店 観劇三昧物販出張所
電子チケットサービス【演劇パス】