日本橋店の武田です。

僕は今年で22歳になります。ちょっと前まで13歳だったのに速いもんです。もう大人になって2年もたつのになんか人生パッとしない。楽しい事がない。おかしい。もっと順風満帆に行く予定だったのに。

僕と同じくらいの年齢の頃にはあの人はもう世間に認められていたのになぁ。あーあ。羨ましいなぁ。金さえありゃあなぁ…才能さえありゃあなぁ…人脈さえ…身長さえ…あーあ。あーあ。

いや、上を見ないことだ。かといって下も見ない。まっすぐに自分を持って生きるのだ。…言ってて自分が嫌になってきた。

でもいくらでも挽回は可能だ。まだ僕は若い。若いのだ!…あーあ。

先なんか見ても暗くなるだけだ。演劇を観よう。逃避しよう。本日は劇団献身の新作情報です。

 

第10回本公演

【俺は大器晩成、~四十にして大輪を咲かせる予定~】

 

お、おう。張り切っていきましょう。

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【ストーリー】

今年で28歳になる。
下落合の古いアパートは、西武新宿線の急行が通過するたびに、
どうかと思うほど揺れる。
30代で売れた人を、ネットで探して、安心しようとしている。

頑張ってる。頑張ってきた。

だけど、そろそろ、もういいだろう――
劇団献身、節目の第10回本公演!3分に1度やってくる絶望!
ド暗い嫌な物語、ナンセンスギャグを携えて、ポップとロックの狭間で描く!
6年前、超局所的に話題となった作品を大幅リメイクし、満を持して再演!!

 

 

【キャスト】

加瀬澤拓未
木村圭介
永井久喜(以上、劇団献身)
石井エリカ
板倉武志(犬と串)
伊与勢我無(ナイロン100℃)
城築創(劇団プレステージ)
北口美愛
粂川鴻太
渋谷裕輝
高木健(エンニュイ)
髙橋龍児(ブルドッキングヘッドロック)
田口智也
福富朝希

 

 

【スタッフ】

作・演出:奥村徹也
舞台監督: 水澤桃花(箱馬研究所)
舞台美術:小林裕介
照明:山内祐太 音響 :角田里枝( Paddy Field )
チラシイスト :the car 宣伝美術:今城加奈子
演出助手 :吉井優香 演出部: 崎田幸紀
制作補佐:森下和香 (劇団くるめシアター) 制作:安達咲里

 

【詳細】

-下北沢・駅前劇場-

〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目11−8 TAROビル3F

アクセス

 

12月20日(水) 19:00

12月21日(木) 19:00

12月22日(金) 14:00/19:00

12月23日(土) 14:00/19:00

12月24日(日) 13:00/16:30

開場は開演の30分前

 

【料金】

日時指定、全席自由席
(予約順に整理番号発行)

・一般前売  3,200円

・ペア割   5,400円(劇団窓口と演劇パスのみ取扱い)

・一般当日  3,500円

※未就学児童は入場不可

 

【予約】

演劇パス

カルテットオンライン

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・あらすじから絶望の匂いがする。完全に詰んではいないが間もなく終わりが迎えに来そうな気がする。

これをコメディですと?3分に一度絶望が襲ってくるのに?ヒントになるかはわかりませんが初演版の作者コメントとOP映像を見つけたので載せます。

 

ニート3人が怖い人たちにカツアゲされ続ける話です。ラストシーン前に大掛かりな場面転換があったのですが、全然間に合わず「1分以上の暗転」という事故が起きました。OP映像もきちんとロケハンしなかったので、裸の撮影にも関わらず近くに交番があり、ともすれば補導により公演中止、そして出演者の内定取り消しというヒリヒリとした状況下で撮影が行われました。

ニート以外にもひきこもりやホームレス、ストーカーやヤンキー、ピンサロ嬢は2人いて、ゲイが3人いたりするエログロバイオレンスなお話でしたが、思いがけぬ好評を頂き何が正しいのかわからなくなりました。

 

OP映像はいろいろとモロ出しだったため載せるのは自粛しました。

引用元である公演記録には作者の奥村さんが全ての作品にコメントを残しています。ナンセンスを名乗ってはいますが、話の筋は散らかさない。そんな丁寧な話作りをする人のような印象を受けました。こんなに筆まめな人がただナンセンスなだけのものを出すはずがない。得るものの多い作品が観られると思います。

とはいえ今作もナンセンスコメディ入り。身をゆだねましょう。そして面白ければ笑ってみましょう。上演後に残るのは絶望か。ナンセンスか。笑いか。わからない。わからないからこそ観に行きたい。

演劇パスも使えることですしね。

 

 

そんな主宰奥村徹也さんが脚本家、演出家、役者として所属しているゴジゲンの公演情報が届いています。

 

ゴジゲン プレゼンツ 「ゲーム王は俺だ!!~10周年だよ!全員集合~」

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【詳細】

2018年1月19日 (金) 19:30 open / 20:00 start

Adv. 2,000円(+1drink 600円)円
Door. 2,400円(+1drink 600円)円

 

下北沢を中心に活動する劇団ゴジゲン。
その本公演のアフターイベントとして好評を博してきた「ゲーム王は俺だ!」の単体イベントが、
まさかの第2回を迎えサラヴァ東京にて開催決定!!
ゴジゲンメンバーが、”ゲーム王”の異名を持つ善雄善雄(よしお・ぜんゆう)考案のオリジナルゲームにひたすら挑む!
ゴジゲン10周年の記念すべき年なのに、その第一弾はただ遊ぶ! それだけだ!!
お正月気分が抜けるころ、渋谷でお待ちしております。

 

こちらも合わせてチェックしてくださいね!

ゴジゲンHP

【劇団献身】

早稲田大学演劇倶楽部出身の奥村徹也が、卒業後1年間のサラリーマン生活を経て2014年に旗揚げした劇団。

「ノンストップナンセンスコメディ」をテーマに掲げ、ワンシチュエーションはもちろん、ハイスピードかつ複数の時間軸で構成された世界を縦横無尽にふざけ倒すことで100年規模の壮大な物語を立ち上げる作風も得意とする。

毎年夏にはコント公演を行うなど、活動は多岐に渡る。

 

公式サイト

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