日本橋店の武田です。

チップストングという物をご存知でしょうか?
数十センチくらいのトングで、これを使えばポテトチップを食べるときに手が汚れません。
優れものという言葉はまさしく彼(?)のためにあるのでしょう。

僕が彼と出会ったのは大阪に来てすぐのこと。田舎では考えられないような広さの100均でのことでした。
飾り気のないフォルム、シンプルで汎用性のありそうな設計、それでいてポテチ以外はつまもうとしない一見不器用にも見える奥ゆかしさ。
すぐに購入を決意しました。

家に帰って早速使う。
一枚目。うーん。手になじむ。美味い。
二枚目。箸を使った方が早いのでは?美味い美味い。
三枚目。面倒だ。手で食べよう。今は菜箸がわりになっている。

チップストングとして産まれたのにその用途に使われない。
道具としての気持ちはどうなのでしょうか。
自分の存在理由を見失ってプライドはズタズタではないでしょうか。
道具は使うものなのです。
決してお飾りや観賞用のものではありません。

え、?現代の日本で?

…どうなんでしょう?

 

 

モンゴルズシアターカンパニープロデュース

【人を斬らぬ刀】

323

 

【ストーリー】

本伝誠心流・時任守(31歳)は苦渋の選択を迫られていた。江戸時代より先代から続く流派が今、壊滅の危機にさらされているのだ。新しい入門者がいないのである。今や平和な日本で武術が栄えるわけもなく、その美しさを広めようにも技は門外不出という代々から続く掟があり、公の宣伝が出来ない。時任は皆の反対を押し切り公での演武披露を企画するが、業界の様々なしがらみが彼を襲う。そして、上層部と話し合うにつれ、日本の伝統武術が現代に抱える問題点が明確になっていく。今の時代になぜ伝統武術は受け継がれ、そして何を守っていくべきなのか?演劇と伝統武術がコラボしたヒューマンドラマ。

 

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【キャスト】

あらいらあ
山本禎顕
クロベイ(CLAP×CLAP)
白水礼子(舞夢プロ)

和太鼓演奏
松村雄哉(El Puente)

 

【スタッフ】

作・演出 増田雄(モンゴルズシアターカンパニー)
監修 渡部達也(新伝水心流居合剣術平法)

演出助手 松田亜矢香
制作 モンゴルズシアターカンパニー
協力 楠誠会館

 

【会場】

OVAL THEATER   〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋2-4-45

 

-アクセス-

地下鉄谷町線「阿倍野駅」1番出口より徒歩2分
JR、地下鉄御堂筋線「天王寺駅」より徒歩6分
近鉄南大阪線「阿部野橋駅」より徒歩5分
阪堺上町線「阿倍野駅」より北へ徒歩1分

 

【日時】

12月15日(金) 19:30

12月16日(土)    11:00/15:00/19:30★

12月17日(日) 11:00/15:00

★の回はアフタートークあり

・開場・受け付けは開演の30分前です
・未就学児の入場不可
・本公演は自由席です
・上演時間は60分を予定しております
・途中休憩はございません

 

【料金】

・一般前売 2,500円

・一般当日 3,000円

・U25・障碍者前売 2,000円(※受付にて証明書をお見せください)

・U25・障碍者当日 2,500円(※受付にて証明書をお見せください)

・武士割り 1,500円(武道関係者優待割引 ご自身の言葉で「自分は武士である」と名乗ってください。)

 

【予約】

演劇パス

カルテットオンライン

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この公演は演劇パス対応公演です。
伝統芸能を扱う古き良きテーマに、最新のテクノロジー(?)を利用した演劇パス。
ミスマッチ感が素敵じゃないですか。

 

テーマは武道。
小さいころに習っていたがやめてしまったという人も多いのではないでしょうか?
そうでなくても今生きている日本人のほとんどに馴染みの薄いことだと思います。
なら、伝統という目には見えないものをここまで大切に守る必要はあるのでしょうか?
答えはこの公演にあります。

 

【モンゴルズシアターカンパニー】

モンゴルズシアターカンパニーは一般的な“劇団”とは違い、依頼ベースで演劇を行うカンパニーです。
“必要なものを、必要な場所に届ける”をモットーに、演劇の社会進出を目指しています。

私たちは、ひとに会い、場所の声を聞き、現場に寄り添いながら作品を作ります。
演劇はテレビやインターネットのように広く拡散することは出来ませんが、限定的な場所で上演することで大きな影響力を持つ媒体です。
講義やマニュアルでは伝えられない感覚的な主張を物語にのせて発信しませんか?

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