こんにちは。日本橋店の武田です。

今回の舞台は深夜バス。舞台上にバスの座席が出現しています。いつもながら舞台美術家さんの手腕には驚かされます。

リーズナブルな値段で全国へ行ける深夜バスは我々観劇ファンにもなじみ深い乗り物ですが、話を聞く限りでは乗ったことのない人も多いようです。

「隣の人と近いのはイヤ」「酔いそう」「腰が痛いしねぇ、ね、寝れないんだよ」…イメージだけで敬遠するのは惜しいほどにいい乗り物だと思うのです。

ではこんな経験はないでしょうか。小さいころ父の運転する車の中でうたた寝をした思い出を。

言うならばソレに近いです。自分でもちょっと違う気はしますがソレですよ。

心地よい振動(個人の感想です)に程よい密閉感(個人の感想です)、そして適度な緊張感、良いものですよ。

しかし、今回紹介する話ではあまり幸せな乗車ではない様子。なにしろハードコアですから。

激団リジョロの公演紹介です。

 

 

激団リジョロ

【#25 クラウドエンド】

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【ストーリー】

2007年夏、とある男が車で通りすがりの夫婦を轢き死亡事故を起こした。事件は当時マスコミに大きく取り上げられ世間も騒ぐ中、自動車運転過失致死傷罪で懲役7年の量刑が確定。やがて事件は忘れられていった。 それから時は流れ2016年1月某日、刑期を終えた男はある場所へと向かうべく、深夜の高速バス乗場に現れる。乗り込んだバスは増発臨時便の小型のバス。 男は知らない、一夜に起こる不可解な出来事の数々を。それらが紡がれやがて一つの真実へと辿り着くことを。この夜空に向こう側があることを。その果てにかつてない壮絶な選択を迫られることになることを。 そしてバスは、ゆっくりと目的地へと発車した。。

 

【キャスト】

斎藤このむ/こんどうひろこ/金光仁三/小中文太/星野桃子/東浩輝(大阪公演出演)/たじり貴史(東京公演出演)/谷岡友貴/久井正樹(演劇集団円)/岡本五月/越智晴香/鈴音ひとみ(東京公演出演)

 

 

 

【#25 クラウドエンド】

まずは3分。続けて全編。よろしくお願いします。

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観劇三昧では、他にも激団リジョロの作品を配信しています。

こちらは2016年の作品。

【#26 OF THE DEAD】

 

【ストーリー】

ある日、ゾンビの出没が報じられたのも束の間、その混乱は未曾有の事態となって情報も
錯綜したまま全国各地に急速に拡大していった。訳も分からぬまま逃げ惑う人々。
実家に帰省していた西尾すずもその一人であった。たった一人で夢中で走り続けて逃げ
込んだ倉庫は海からさほど遠くない、幼少の頃によく遊んだ場所。
理解も、安息もままならぬ内に彼女もまた、そこでゾンビに襲われ、気を失ってしまう。
どれくらい経ったのか、目を覚ますと倉庫には次々と人が逃げ込んで来た。
友人や恋人に見知らぬ面々。先行きを巡って対立しながらも、彼らは老朽化した倉庫に
立て籠もり、次々と群れをなすゾンビと最後の攻防を繰り広げる。

失われゆく人々と記憶。その果てに待つ人類の未来は、淘汰か、それとも再生か。

激団リジョロ史上最多キャストで挑んだゾンビ演劇!!

 

世にゾンビ映画は数あれど、ゾンビ演劇は希少なのではないでしょうか?

物語開始時点でゾンビは拡大、拡散済み、生存者は老朽化した倉庫に立てこもる。

うーん。ハードコア。

 

そんな激団リジョロは【5カ月連続映像リリース】を実施中!

観劇三昧とyoutubeのリジョロ公式チャンネルにて5か月間毎月映像配信します!

第2弾ラインナップも公開!本日0時には

観劇三昧にて#24『Abend』、youtubeにて#16『アルケー//テロス』の公開が決定!お楽しみに!!

 

【観劇三昧】#26 OF THE DEAD#25 クラウドエンド

【youtube】#17『ブルッシャー』/#23『眼浸』

 

現ラインナップです。まずはこれを観ていきましょう。…次回公演に備えてね…

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リジョロ旗揚げ20周年&第30回公演目前!! 2017年を締めくくる豪華2本立て!!

『晴天長短』『ホライズンマーチ』

作・演出 金哲義(May)

2017.12.21~12.25

 

『晴天長短』。コアな観劇三昧ファンの方はこれを苦も無く「セイテンチャンダン」と読めるのではないでしょうか。

そう、関西で活躍するMayの「晴天長短」は観劇三昧にて配信中の作品です。

Mayの描く朝鮮高級学校の「運動会の1日」というテーマのコメディを、激団リジョロのハードコアはどのように料理するのでしょうか。

素敵な化学反応を期待します。

…ゾンビとか、殺人鬼とか出て…こない、よね??

 

 

 

 

【激団リジョロ】

1998年。団長・金光が大学の演劇サークルから独自のユニットを経て、“RIGOLO=笑い者”をコンセプトにユニットとして大阪で『リジョロ』を立ち上げた。
上京後、一旦活動を休止。理想を求めて劇団オルガンヴィトーへ入団し、アングラ演劇を学ぶ。
その後TV・映画出演を経て、共に活動を続けていたこんどうひろこと『劇団リジョロ』を旗揚げ。

コミカルからハードまでさまざまな舞台を展開しつつ、映像、ライブ、果てはバンド活動と裾野を広げながらも着々と準備を進め、満を持して下北沢演劇祭に参加。
2007年、『激団リジョロ』へと変貌を遂げる。

スタッフワークのほとんど全てを自らでこなし、舞台に生命を吹き込む、稀有な団体でもあるリジョロは“ハードコア”を軸に数多ある演劇に蹴りを入れ、見る者の心に強烈に切り込んでいく、灼熱“激”団!

 

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